当サイトは広告費で運営費をまかなっており、個人サイトが公平なレビューをする収入源の確保のため、ご理解いただけたら幸いです。

最強の米国ETFはこれだ!『VOO・VIG・VONG』【46ヶ月間の運用実績公開】

米国ETF
こんな人におすすめな記事

・米国ETFの運用実績を見たい
・米国ETFの特徴を知りたい
・米国市場の今後の予想を知りたい

クリックでブログランキングの応援をしてください!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

応援してくれるみなさんいつもありがとうございます。

ここ
ここ

こんにちは!
ジリジリと資産が戻ってきてるここ屋よ!

2024年10月の米国市場も月初には少し下げる場面もありましたが、その後は上昇してくれました。

S&P500とダウは高値を更新しておりNASDAQも上昇を続けています。

それでもメガテックの中には株価を下げている銘柄もある中で、今後はバリュー株とグロース株のどちらを保有するのが正解なのでしょうか?

そこで今回の記事では筆者の実際の資産運用を参考にして、46ヶ月間の米国市場の推移と今後の展望を解説していきたいと思います。

【46ヶ月間運用実績公開】米国ETF『VOO・VIG・VONG』

運用実績を公開するのは、米国の代表的なETF大きく特徴が異なる3銘柄VOOVIGVONGです。

3銘柄の値動きを把握することで、現在の米国市場のトレンドを感じることができます。

まずは、3銘柄の基本的な概要と特徴を把握した上で、実際の運用状況を見て今後の米国市場の予想を解説していきたいと思います。

米国ETF『VOO・VIG・VONG』の概要

米国ETF『VOOVIGVONG』の概要(2024.10.27現在)です。

ちなみにこの3銘柄は、実際に筆者本人と家族の2020年度にNISA口座で購入した銘柄です。

ティッカーVOOVIGVONG
名称Vanguard
S&P500
ETF
Vanguard
Dividend
Appreciation ETF
Vanguard
ussell1000
Growth
運用会社バンガードバンガードバンガード
設立日2010/09/092006/04/272010/09/22
ベンチマークS&P500
指数
ナスダック
米国ディビデンド
アチーバーズ
セレクト指数
ラッセル1000
グロース
インデックス
純資産総額$544.225B$86.168B$23.106B
経費率0.03%0.06%0.08%
配当利回り1.22%1.69%0.57%
引用:Bloomberg (2024.10)

VOOがダントツ純資産総額が大きく経費率も最安値ですね。

リッヒ
リッヒ

時価総額が増えとるな

VOO・VIG・VONGのベンチマークと特徴

それぞれのベンチマークと特徴を、簡単に解説していきます。

VOOの概要

VOO

ベンチマークは【S&P500】
米国の株式市場に上場している大型株500銘柄の時価総額加重平均指数。
およそ500銘柄で、時価総額は米国に上場している約4,000株の8割を占める。
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonTeslaAlphabet(Google)NVIDIA
米国全体の株価指数と言っても過言ではない。
SPYとIVVは同じS&P500がベンチマーク。
米国株式全体をベンチマークとするVTIとはほぼ同等の値動きをする。
VTIについて詳しくはこちらの記事

ここ
ここ

ベーシックかつ
世界最高峰のベンチマークよ!

VIGの概要

VIG

ベンチマークは【ETF tracks the S&P US Dividend Growers指数】
10年以上連続増配実績を持つ銘柄で構成される。(REITは除く)
連続増配株を集めているわりに、近年の分配金率は低くVOOとそれほど変わらない。
増配株を集めているだけあって、比較的大型バリュー株が中心
比較的ディフェンシブ銘柄が多め。
NASDAQと名前についているが、NASDAQ市場に限った銘柄ではない。
構成銘柄上位は、MicrosoftAppleUnitedHealthJPMorganJ&JP&GHome DepotVISA

リッヒ
リッヒ

地味やけど底堅い
バリュー株寄りのETFやな

バリューETFについて詳しくはこちらの記事

VONGの概要

VONG

ベンチマークは【ラッセル1000グロース・インデックス】
ラッセル1000(大型株)のうちのグロース株で構成される。
グロース銘柄中心のため、上昇相場ではリターンはS&P500を凌ぐ
景気敏感株を多く含むので、下落局面ではディフェンス力は低め
構成銘柄上位は、AppleMicrosoftAmazonteslaAlphabet(Google)NVIDIA

ここ
ここ

個人投資家が好きそうな
グロース株ETFよ!

グロースETFについて詳しくはこちらの記事

VOO・VIG・VONGの過去リターン

前項の特徴を踏まえた上で、過去リターンを見ていきましょう。

まずは、Bloombergから引用した直近のリターンです。(がワーストがベスト)

リターンVOOVIGVONG
3ヶ月+7.41%+6.90%+7.87%
年初来+23.72%+17.70%+27.78%
1年+38.75%+31.32%+43.49%
3年+10.17%+8.53%+10.35%
5年+15.85%+12.79%+19.62%
引用:Bloomberg (2024.10)

3銘柄ともにすべての期間でプラスですが、グロース株を多く含むVONGのパフォーマンスがすべての期間で2銘柄をアウトパフォームしています。

一方で、バリュー株ETFのVIGのリターンはすべての期間で2銘柄に劣後しています。

また、VOOのパフォーマンスはバリューのVIGとグロースのVONGの中間といったところで、安定したパフォーマンスを見せています。

リッヒ
リッヒ

直近1年では大きな差が生まれとるな

VOO・VIG・VONGの運用実績【46ヶ月間】

わが家のNISA口座とジュニアNISA口座での運用実績ですが、それぞれ2020年の12月の購入ですので46ヶ月間程度の運用利回りとなります。

保有期間中にも分配金を受け取っていますが、ETFは分配金自動再投資ができないのでキャピタルゲインのみの実績です。

VOO運用実績(46ヶ月間)

46ヶ月間の運用実績はドルベースで+56.78%、円ベースで+125.87%の上昇でした。

10月のS&P500は堅調に上昇したので、先月比ではドルベースで+2.03%の上昇をしています。

リッヒ
リッヒ

ドル高の恩恵で円ベースでは
大きな含み益になっとるな

ここ
ここ

為替リスクはプラスにも働くのよ!

VIG運用実績(46ヶ月間)

46ヶ月間での運用実績はドルベースで+40.63%の上昇、円ベースで+105.58%の上昇でした。

10月はバリュー株のパフォーマンスが悪く、先月比ではドルベースで▲0.27%の下落でした。

リッヒ
リッヒ

6ヶ月ぶりの下落やな

ここ
ここ

安定はしてるわね!

VONG運用実績(46ヶ月間)

46ヶ月間での運用実績はドルベースで+63.21%の上昇、円ベースで+135.14%の上昇でした。

10月はグロース株がもっとも大きく上昇したのですが、先月比ではドルベースで+4.11%の上昇となっています。

リッヒ
リッヒ

エヌビディアにけん引されたな

ここ
ここ

グロース株は上がらない時もあるの!

為替によるリターン

円ベースでのリターンが大きいのは、ETFを購入した2020年年末が円高($1≒105円前後)だったため、円安の現在は為替リターンも受け取ることができます。

さらに『お得なドル転方法』でドル転していますので、無駄な経費もかかっていません。

SBI証券は米国ETFの定期買付ができ米国株の取扱数も豊富ですので、米国株投資をはじめる人におすすめなネット証券です。

また、円安が止まらない為替相場ですが変動も大きいのでFXでリターンを狙うこともできます。ここ屋もFXでお小遣い稼ぎ頑張っています。

FX取引をはじめるならスワップ最狭みんなのFXがおすすめ!

VOO・VIG・VONGのリターン推移

VOOVIGVONGのリターン推移を見てみます。

リターン
(ドルベース)
46ヶ月
(10月末)
45ヶ月
(9月末)
44ヶ月
(8月末)
43ヶ月
(7月末)
42ヶ月
(6月末)
41ヶ月
(5月末)
40ヶ月
(4月末)
39ヶ月
(3月末)
38ヶ月
(2月末)
37ヶ月
(2024年1月末)
36ヶ月
(12月末)
35ヶ月
(11月末)
34ヶ月
(10月末)
33ヶ月
(9月末)
32ヶ月
(8月末)
31ヶ月
(7月末)
30ヶ月
(6月末)
29ヶ月
(5月末)
28ヶ月
(4月末)
27ヶ月
(3月末)
26ヶ月
(2月末)
25ヶ月
(2023年1月末)
24ヶ月
(12月末)
23ヶ月
(11月末)
22ヶ月
(10月末)
21ヶ月
(9月末)
20ヶ月
(8月末)
19ヶ月
(7月末)
18ヶ月
(6月末)
17ヶ月
(5月末)
16ヶ月
(4月末)
15ヶ月
(3月末)
14ヶ月
(2月末)
13ヶ月
(2022年1月末)
12ヶ月
(12月末)
11ヶ月
(11月末)
10ヶ月
(10月末)
9ヶ月
(9月末)
8ヶ月
(8月末)
7ヶ月
(7月末)
6ヶ月
(6月末)
5ヶ月
(5月末)
4ヶ月
(2021年4月末)
VOO56.78%54.75%52.59%47.37%47.31%43.37%37.62%41.59%37.53%32.99%28.22%23.06%11.14%15.95%22.15%22.41%17.71%13.66%12.53%7.09%7.28%10.0%3.64%8.92%2.87%0.04%9.72%9.96%2.17%12.46%12.68%22.57%14.23%17.40%26.65%26.86%22.71%20.61%21.54%19.11%15.48%12.36%12.44%
VIG40.63%40.90%40.05%34.56%30.38%29.72%26.23%30.43%27.41%24.26%21.08%16.56%7.25%11.49%16.87%18.43%13.56%10.32%12.54%6.59%8.69%11.03%8.59%12.26%4.26%▲0.69%7.94%8.80%2.47%10.56%10.74%15.78%10.25%13.13%19.93%19.75%17.11%13.03%15.89%13.86%9.32%10.40%8.82%
VONG63.21%59.10%55.72%50.38%55.26%47.40%39.64%43.45%41.24%35.72%28.96%23.87%9.72%13.34%20.03%18.97%14.73%10.31%5.11%0.76%▲1.75%▲1.0%▲8.44%▲2.73%▲6.72%▲7.70%2.33%2.30%▲6.85%1.84%4.53%17.38%8.19%12.40%28.77%29.23%23.60%22.38%22.39%20.87%14.42%7.10%10.47%
右にスクロールできます

46ヶ月間リターンを眺めるとグロース株ETFのVONGのパフォーマンスがトップで、10月も高値を更新しました。

S&P500指数VOOも高値を更新しており、グロース株にくらいついています。

一方で、バリュー株中心のVIGは緩やかな上昇が続いていましたが、10月は下落して3銘柄のなかではリターンが劣後しています。

VOO・VIG・VONGの値動きに見える米国市場の展望

VOOVIGVONGの値動きに注視することで、今後の米国市場の展望を見ていきます。

VOOを市場全体の平均と考えるであれば、VONGはオフェンシブ銘柄(ハイリスク・ハイリターン)、VIGはディフェンシブ銘柄(ローリスク・ローリターン)と捉えることができます。

そして、その特徴がもたらす相関性は以下のようになります。

・上昇相場ではVONG(グロース株)がもっともリターンが大きい

・調整局面ではVIG(バリュー株)がもっともリターンが大きい

・市場平均のVOOは常に値動きが安定している

2023年からはAIブームもあってグロース株のターンが続いています。2024年は大統領選挙を控えており、継続利下げが予想されていますから、今後も上昇相場が続くと考えられます。

とはいえ、どこかで調整局面を迎える可能性もありますので、いつバリュー株のターンに転じるかわかりませんね。

VOO・VIG・VONGのチャート比較

VOOVIGVONGのチャートを比較することで、今年の上昇相場の状況を確認してみましょう。

こちらが、直近1年のチャート比較です。

昨年の11月から3銘柄ともに大きく上昇していますが、グロース株ETFのVONG(青)がもっとも大きなリターンを叩き出しています。

一方で、バリュー株中心のVIG(緑)はそこまで急激な上昇ではなく、ジリジリと底値を切り上げている印象です。

また、その中間に位置するVOO(赤)ですが、バリューが強い期間でもグロースが強い期間でも平均的なリターンを狙えます。

3銘柄の株価が直近1ヶ月でどのように変動しているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

10月初旬は3銘柄とも下落していったのですが、その後上昇に転じています。

20日頃までにはパフォーマンスに差がなかったのですが、月末に向けてグロース株ETFのVONGが上昇する一方で、バリュー株ETFのVIGは下げていきました。

S&P500のVOOはその間といったところでしたが、ほぼ横ばいで引けています。

ある程度のリスクを受け入れてでも資産の最大化を目指すのであれば投資対象はグロース株が適しているように思えますが、保有資産を守りながら効率的に資産を増やしたいのであれば投資対象はバリュー株が適しています。

リッヒ
リッヒ

バランスがとれてるのが
S&P500ってとこやな

ここ
ここ

どれがいいかは投資目的と
リスク許容度によるわね!

1ヶ月リターンの推移による今後の米国市場予想

2024年もすでに10ヶ月が経過しましたが、直近の1ヶ月のS&P500のヒートマップを見て今後の米国市場を予想してみましょう。

ここ
ここ

個人的見解よ!

10月のS&P500振り返り

10月も多くの銘柄が上昇していますが、大型株の中にも上昇できていない銘柄が目立ちます。

今年の相場をけん引してきたメガテック株や半導体銘柄はなりを潜め、代わりにバリュー株や中小型株が大きく上昇しています。

大きく上昇した銘柄

・PLTR(パランティア)…+20.92%
・NVDA(エヌビディア)…+14.11%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+17.47%
・TMUS(Tモバイル)…+11.37%
・CCL(カーニバルクルーズ)…+11.94%
・GM(ゼネラル・モーターズ)…+13.66%
・LULU(ルルレモン)…+13.14%
・WFC(ウェルズ・ファーゴ)…+14.44%
・MS(モルガン・スタンレー)…+11.74%
・SCHW(チャールズシュアブ)…+12.50%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+26.83%
・GEV(GEベルノバ)…+16.85%

メガテックで大きく上昇したのはNVDAくらいでしたが、決算で跳ねている銘柄もありますね。

一方で、一部は大きく下げた銘柄もあります。

大きく下落した銘柄

・AMAT(アプライドマテリアルズ)…▲11.02%
・KLAC(KLAコーポレーション)…▲16.34%
・FSLR(ファーストソーラー)…▲22.37%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…▲26.21%
・ELV(エレバンスヘルス)…▲18.26%
・HUM(ヒューマナ)…▲16.71%
・MRNA(モデルナ)…▲16.96%
・NKE(ナイキ)…▲11.79%
・EL(エスティローダー)…▲13.43%
・NEM(ニューモント)…▲12.80%

他にも2桁マイナスの銘柄も多く、個別株ならではの企業業績が大きく影響しているようです。

リッヒ
リッヒ

株価が急落する前に
どうしたら気付けるんやろな

個別株に関する情報はこちらのアプリで手軽に調べることができます。

moomoo証券

24時間取引もできますから、時間外で株価が大きく変動する時でも売買できるってのがいいですね。

VOO・VIG・VONG 46ヶ月間運用実績公開:まとめ

VOO・VIG・VONGの 46ヶ月間運用実績を公開して、今後の米国市場の見通しをまとめます。

VOO・VIG・VONGの運用実績

・VOO(S&P500)は安定している
・VIG(バリュー株)は波が小さい
・VONG(グロース株)はボラティリティーが高い

運用実績から見える今後の米国株相場

・市場は利下げ期待で上昇を続けている
・短期的にはメガテックを中心に調整を迎える可能性も
・大統領選挙を控えて株価のボラティリティが高まる

2024年も順調な米国市場ですが、10月にも大きく下落する場面もありました。

今後も利下げが続くことで株高が期待されますが、また何か予測不能な事態が起こるかも知れません。

その時に判断を誤らないように、知識という防具を備えておきたいでね。

自分の投資目的とリスク許容度を理解して、投資対象を判断してくださいね。

ここ
ここ

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。

⇧購入はこちらをタップ

おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。

ブログランキングに登録しています。1日1回『ポチっと』応援していただくとブログを頑張る励みになります!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

無料で視聴できるオンライン投資講座

投資の達人になる投資講座

自分のタイミングで見ることができ動画の停止や途中再開もできます。
倍速再生も可能

SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL

売りから入れるCFD取引をはじめるなら取扱銘柄数がダントツに多いIG証券がおすすめです。

moomoo証券

新NISAに関するおすすめの書籍はこちら

コメント