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こんにちは!つみたてNISAは
投資とは別物だと考えている
『ここ屋』よ!
2018年からはじまった『つみたてNISA』ですが、投資の入り口として人気の非課税制度です。
ブログやYouTubeなどでもおすすめしていることが多いため、すでに開始している人も多いようです。
それでも2024年からはじまる新しいNISA制度になってから、どうしたらいいのか迷っている人も多いのではないのでしょうか?
そこで今回の記事では、筆者が運用しているつみたてNISA『eMAXIS Slim全米株式』28ヶ月の運用実績の公開していきながら、新しいNISAでの投資方針について解説していきたいと思います。
積立投資は続けるのが正解やで
つみたてNISA実績公開28ヶ月【eMAXIS Slim全米株式】
つみたてNISAとは、2018年から開始された『少額非課税制度』です。つみたてNISAの年間投資限度額は少額(40万円/年)ですが、非課税期間が20年間と長期投資に向いている非課税口座として投資家から注目を集めています。
(法改正により2024年からは新NISAとして恒久化されることが発表されています。)
すでに口座開設して運用開始している人も多いかと思いますが、2021年から運用を開始した筆者のつみたてNISA口座の運用実績を公開していきたいと思います。
2024年からは大幅改正されるわね!
eMAXIS Slim全米株式(S&P500)
筆者がつみたてNISAで運用しているのは『eMAXIS Slim全米株式(S&P500)』で、全米の大企業500社に分散投資ができるS&P500指数に連動を目指した投資信託です。
近年は投資信託の保有コスト(信託報酬)も以前に比べてだいぶ安くなってきましたが、その中でもeMAXIS Slimシリーズは最安クラスの投資信託です。
新しいNISAでもおすすめの投信よ!
ファンドの詳細については割愛しますが、現在日本で買える投資信託の中でもトップクラスの人気銘柄ですね。
4/25から信託報酬が0.0968%から0.09372%に引き下げられており、他にもeMAXIS Slimは5/11から8シリーズが信託報酬の引き下げを行っています。
どんどん下がるのがeMAXIS Slim
シリーズの良いところよ!
楽天証券での『積立設定件数ランキング』と『買付ランキング』は1位のファンドです。
みんな大好きeMAXIS Slimシリーズや
投資対象の組入れ銘柄は、もちろんS&P500と同じで米国の大型株に連動を目指しています。
上位組入れ銘柄は
みんなが知ってる企業ばかりよ!
ハイテク株を中心としたアップルやマイクロソフト、グーグルやアマゾン、エクソンモービルやバークシャーなどが上位に名を連ねています。
7月に更新された目論見書ではエヌビディアとメタがランクインしてきましたね。
7月の目論見書ではテスラが
トップ10から外れたな
28ヶ月運用実績公開
筆者は2020年まで一般NISA口座で運用をしており、2021年からつみたてNISAに変更したため(変更手続きに2ヶ月かかり)、2021年の運用開始は3月からとなっています。
2023年7月末現在で28ヶ月間の運用実績ですが1,033,327円の投資によるリターンは+262,737円(+25.43%)でした。
【先月は+246,521円(+24.65%)のため+0.78%のアップです】
7月はわずかな上昇だったわね!
S&P500指数は上昇していましたが、同投資信託は『為替ヘッジなし』のため評価リターンはS&P500とは少し異なります。
円安は長期投資家にとってはあまり嬉しいことではなく、投資信託を買い付ける口数が減ってしまうというマイナスの効果があります。
ほったらかし投資が実践できるつみたてNISA
『アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない』と言われている相場の世界ですから、素人の我々が銘柄を売買しても大きなリターンを出すのは難しいと言えます。
ましてやタイミングを計って投資をするなどプロでも難しいことですから、無理に資産を増やそうものなら損失につながってしまいます。
やはり投資の最適解である『長期・分散・積立』を実践するのであれば、インデックス投資を継続することが最も効率的だと言えそうです。
特に『つみたてNISA』のような1度設定してしまえば、何十年もほったらかし投資ができる手法はそう多くありません。
ほったらかし投資ができるつみたてNISAは、現代でもっとも高効率の資産形成ツールなのかも知れません。
年平均7%を20年間続けたらどうなる?
ほったらかし投資の効果を信じられない人のために、将来のシミュレーションをしてみましょう。
年平均7%を20年間続けたらどうなるかを、世界一無駄な皮算用をしていきます。
本当はやっちゃダメなやつよ!
・平均年利7%として20年間運用
・40万円(つみたてNISA限度額)
・非課税運用
⇩⇩⇩
約150万円
年利7%は米国市場の長期的な平均値ですので、綺麗な右肩上がりにはなりませんからご注意ください。
つみたてNISAは2023年で終了してしまいますが、2024年からはNISAが恒久化します。人によっては20年以上の投資期間が非課税となるため、できるだけNISA口座をフル活用したいところです。
これまで通りの投資金額でも
老後2000万円問題は余裕でクリアや
ちなみにeMAXIS Slim全米株式S&P500のパフォーマンスは、直近1年では17%といったリターンを叩き出しており3年の実績も20%以上ありますので安心ですね。
昨年は米国株が大きく下落していましたが、S&P500は長期的に分類平均をアウトパフォームしています。
この先20年間の年次リターンが20%を超えることは考えにくいですが、もしも+24%といったパフォーマンスが継続するようだと、元本の40万円は2,900万円を超えてしまうことになります。
まずそんなことはないけど夢があるわね!
投資期間が浅い人にとってみたら今の相場が続くと考えている人もいるかも知れませんが、長期で考えれば『上がる時もあれば下がる時もある』って思える日がくると思いますよ。
つみたてNISA人気銘柄ランキング
つみたてNISAは一般NISAと違って長期投資を基本としています。ですから、つみたてNISAで投資する商品というのは長期投資に向いている銘柄を選ぶべきです。
では、長期積立投資において、世の中の投資家が選んでいる投資商品はどのような銘柄なんでしょうか?
分散投資ができるインデックスファンドが人気
SBI証券で積立設定ランキングを見ても、投資の最適解である『長期』『分散』『積立』を実践できるインデックス投資が人気です。
2位にはSBI証券でしか購入できない『SBI・Vシリーズ』がランクインしていますが、トップ3はS&P500と全世界株式に投資ができる投信が占めています。
つみたてNISAにおすすめな銘柄
私自身は、楽天証券でeMAXIS Slim全米株式(S&P500)をつみたてNISAで買い付けをしています。同ファンドは、現在つみたてNISAを含む投資信託の中でも人気の銘柄です。
他にも、つみたてNISAにおすすめの銘柄について紹介したいと思います。
SBI証券でしか買えない銘柄もあるで
銘柄名 | 投資対象 | 信託報酬 | 購入できる証券会社 |
---|---|---|---|
SBI-SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド | S&P500 | 0.0938% | SBI証券のみ |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | S&P500 | 0.09372% | SBI証券 マネックス証券 楽天証券 など |
SBI-SBI・V・全米株式 インデックス・ファンド | 全米株式 | 0.0938% | SBI証券のみ |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 全米株式 | 0.162% | SBI証券 マネックス証券 楽天証券 など |
SBI-SBI・V・全世界株式 インデックス・ファンド | 全世界株式 | 0.0938% | SBI証券のみ |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式 | 0.1133% | SBI証券 マネックス証券 楽天証券 など |
つみたてNISAでナスダックは買えないのよ!
リスクについては『S&P500』≒『全米株式』>『全世界株式』といったところで、リターンはリスクと同様の期待値となります。
上記のうちSBI証券でしか購入できない銘柄については、同様のインデックスが他証券会社では購入できますが、SBI証券ではお得にポイントがもらえる『クレカ決済』がありますので、これからNISA口座を開設するのであればSBI証券をおすすめします
将来的にもポイントがザクザクやで
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2024年からはじまる新しいNISAの投資方針
2024年からはじまる新しいNISAでは、つみたてNISAと一般NISAが統一化され、非課税期間も無期限となります。
『成長投資枠』と言われる一般NISA同様に株式などに投資できる枠もありますが、いったいどうすればいいのでしょうか?
積立投資はこれまで通り継続する
新しいNISAでは生涯投資可能限度額が1,800万円となります。そのうち1,200万円までは『成長投資枠』として利用できますが、これまで通り積立投資を継続することが正解と考えています。
全額投資信託でもええんやで
投資商品に関しても、これまでつみたてNISAで積立していた銘柄と変更する必要もありません。
積立金額は無理なくマイペースに
これまでのつみたてNISAは年間40万円と少額でした。しかし、新しいNISAでは年間投資可能額が積立枠で120万円、成長投資枠で240万円となりますので、最大で毎月30万円となります。
ツイッターの『株クラ』界隈では最短(5年間)で1,800万円をぶち込むことが正解と言われていますが、投資は無理なくマイペースで行うことが健全です。
これまで通り毎月3.3万円でも構いませんが、マイペースに投資を続けることが長続きの秘訣と言えそうです。
新しいNISAはSBI証券がお得
これまでは他の証券口座でつみたてNISAを続けていた人でも、新しいNISAはSBI証券ではじめることをおすすめします。
2021年まででしたら、『つみたてNISAをはじめるなら楽天証券がおすすめだよ』と胸を張って言えましたが、改悪が続く楽天グループでは長期に渡るポイントメリットが小さくなってしまいました。
楽天証券では毎月5万円を上限にポイント還元率が0.2%にダウングレードしました。(2023年6月からは0.5%に戻りました。)
また、投資信託を保有しているだけでもらえる『保有ポイント』に関しても、楽天証券が大幅な改悪を実施しました。
こっちの方が痛いな
長期投資を前提に投資信託を保有するつもりであれば、生涯での獲得ポイントには大きな差が出ます。
特に三井住友ゴールドカードでの積立投資は、現状では最強クラスの投資方法だと思います。
SBI証券の新サービス『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービスです。
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このクレカ作っとけば
将来的に大きな差になるわよ!
新しいNISAがはじまる前に準備しておく
2024年からはじまる新NISAは少し複雑な制度をしているため、内容をしっかり理解しておく必要があります。
つみたて投資枠や成長投資枠の上限や、年間投資限度額など知っているかどうかで投資戦略が異なってきます。
いざ新NISAがはじまってから慌てたとことで正確な判断ができないかも知れませんね。
当ブログでも新NISA解説本を紹介していますので、今年のうちにシッカリ勉強することをおすすめします。
つみたてNISA運用実績28ヶ月まとめ
つみたてNISA運用実績28ヶ月をまとめます。
2024年からはじまる新しいNISAに対して、投資戦略を考えている投資家も多いのではないでしょうか?
それでも長期に渡って投資を続けるのであれば、低コストのインデックス投資を継続することが多くの人にとっての正解となるはずです。
無理に成長投資枠にチャレンジすることなく、これまで通りコツコツと積立投資を継続させましょうね。
新NISAについては当ブログでも度々記事にしており、制度や投資戦略など気になるポイントをまとめています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
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