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【急落する米国市場】どっちが正解?『損切りするかガチホするのか』

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投資理論
こんな人におすすめな記事

・急落する米国市場でどう行動するべきか悩んでいる
・これまでの含み益を利確するべきか迷っている
・下落を続ける相場の中でもガチホすべきか悩んでいる
・自分の投資方針がわからない

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こんにちは!
1晩で200万円が溶けても
平気になりつつある『ここ屋』よ!

2022年に入り『いいところなし』の米国市場ですが、毎日がおはギャーで起きるのが怖いです。

S&P500は▲4.9%、NASDAQ100については▲7.9%の下落と3週間足らずでこの下落は、もはや『プチ暴落』では済まないレベルの下落となりつつあります。

コロナショック後に投資をはじめた人にとってみれば、短期間でこれだけ下落をするのは初めての体験かも知れませんね。

少しずつ積み重ねてきた含み益を一気に放出してしまっている今、利確(損切り)するのかガチホするのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、【急落する米国市場】どっちが正解?『損切りするかガチホするのか』について解説していきたいと思います。

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【急落する米国市場】どっちが正解?『損切りするかガチホするのか』

毎日のように下落を続ける米国市場ですが、今週はこれまで以上に大きな下落をしましたね。

これまでにも上げ下げする相場はありましたが、連日下げ続ける相場には不慣れな人も多いのではないでしょうか。

今後も下げ相場が予想される中で、われわれ個人投資家はどのような行動をとればよいのでしょうか?

リスク許容度を再確認する

投資において大事なことは、大きく儲けることや効率的に稼ぐことでもありません。

一番大切なのは『無理なく稼ぐ』ことにあります。

毎日必死になって働いてきたお金が、一瞬のうちに溶けてなくなってしまうことに耐えられない日々を過ごすのは、メンタルに良くないですよね。

豊かな人生のために投資をはじめたのに、苦しい毎日を過ごしているのであれば本末転倒です。

ではなぜ、現状が苦しいと思ってしまうのかと言えば、それは今の投資があなたにとって『リスク許容度以上』のモノであるに他ありません。

まずは、自分のリスク許容度を再確認しましょう。

下落ストレスを軽減するためには

続落する米国市場に大きなストレスを感じるのであれば、少し心の負担を減らしてあげることが必要でしょう。

いくら余剰資金で投資をしているといえども、我慢できないストレスを感じるのであれば株式のポジションを少し落としたり、値動きのマイルドな銘柄に移管するなどの行動をとることで、メンタルほフラットに近付けることができます。

リスクが高すぎると感じたら

・株式のポジションを少し軽くする
・値動きのマイルドな銘柄に資金移行する

ポジションを落とすなら成績の悪い銘柄から

株式のポジションを少し軽くするのであれば、あなたのポートフォリオの中で、成績の悪い銘柄から整理するようにしましょう。

成績が悪いということは含み損の大きい銘柄であり、これを売却するということは『損失を確定する』ことになります。

誰しも自分の失敗を認めたくないと思うのが当然ですが、含み損の確定は失敗ととらえる必要はありません。

自分が購入した銘柄の全てが上昇することはありません。

特に、こんな相場であれば下がって当然ですので、調子の悪い選手を一旦ベンチに下げるといったくらいの気持ちで、一度ポートフォリオから外すような気分で売却しましょう。

いずれそのキャッシュポジションが、強い選手を補強するための種銭となってくれるでしょう。

値動きのマイルドな銘柄に資金移行する

投資ストレスを緩和するもう一つの方法として、値動きのマイルドな銘柄に資金を移すといった方法があります。

こちらについても保有銘柄の一部を売却して、別の銘柄を購入するといった行動になりますので、先程と同様に成績の悪い銘柄を売却することになります。

では『値動きのマイルドな銘柄』とは、そんな銘柄なのでしょうか。

今は値動き(リスク)が大きい銘柄が大きく下落する

値動きがマイルドな銘柄を探すのなら、まずは値動き(リスク)が大きい銘柄を認識する必要があります。

これは、すでに自分のポートフォリオに聞けばわかることかも知れませんが、現在の米国市場を下落させている要因の一つに『長期金利の上昇』があげられます。

金利と株式の関係はシーソーのような逆相関性が高いため、長期金利の上昇している今は株式にとって厳しい状況です。

特にハイパーグロース株のようなPERの高い銘柄は、真っ先に売られる傾向がありますので、保有銘柄のPERを確認する必要がありそうですね。

その他に、景気後退局面では情報技術(ハイテク)、金融、ヘルスケアなどには厳しい局面となるでしょう。

また、小型株のような景気敏感株は今のよな相場には向いていないかも知れません。

比較的マイルドな値動きが予想される銘柄

現在の米国市場のような相場で、比較的マイルドな値動きが予想される銘柄というのは、昨年までは地味な目動きをしていた銘柄となります。

金融相場では地味な値上がりにとどまっていた、バリュー銘柄に代表される生活必需品セクター、素材セクターなどです。

特に大型バリュー株に関しては、2022年年初のパフォーマンスを見てもグロース株のリターンを大きくアウトパフォームしています。

代表的なバリュー株のPG(プロクター&ギャンブル)の直近2ヶ月のパフォーマンスをQQQ(NASDAQ100)と比較してみました。

ハイテク株中心のQQQ(NASDAQ100)▲8.8%下落しているのに対し、PG(プロクター&ギャンブル)の株価は+10%も上昇しています。

今後もバリュー株のターンが続く公算が高いです。

まだまだ値上がりが期待できるエネルギー株

エネルギーセクターの株は、再びエネルギー価格の上昇の恩恵を受け、年初からのパフォーマンスは他に比べ群を抜いています。

エネルギー株の代表ともいえるXOM(エクソン・モービル)の年初来の株価を見ると、米国市場が調整しているとは思えない成長率です。

年初来で+19.5%の上昇って、ちょっとどうかしてるレベルです。(QQQは年初来▲7.9%)

ここからエントリーするのも少し怖い気がしますが、原油価格が$100まで上昇するといった予想もあるので、エネルギー株の上昇はまだまだ続きそうですね。

一度高配当株に逃げるのも良い選択

米国市場が業績相場に向かい、株価の成長性に期待ができないのであれば、一度高配当株に逃げるのも良い選択肢でしょう。

高配当株の投資冥利として、株価の安い時点で買い出動することにあります。

株価の下落は1株当たりの配当金である配当率を上昇させます。

インカムゲインを受け取りつつ、中期にわたってキャピタルゲインを狙うことができる高配当株投資は、現在のような相場では適しているといえます。

特に、高配当株はバリュー株に偏っていますので、T(AT&T)や石油株(XOMやCVX)、KO(コカ・コーラ)やPEP(ペプシコ)などが候補にあがります。

長期投資の姿勢を崩さない選択肢

昨年の11月あたりをピークとして軟調を示している米国市場ですが、超長期的に見れば今の下落など誤差の範囲内です。

これまでに大きな下落を経験してもなお、最高値の更新を続ける米国市場ですから短期的な下落は『あって当然』とやり過ごす方法もあります。

そもそも、投資をはじめたきっかけが『長期の積立投資』であれば、一時的な下落は『買い場』でしかありません。

数年後に振返ってみれば、長期投資の姿勢を崩さないといった選択肢が、もっとも効率的な投資スタンスなのかも知れません。

投資信託の積立投資なら市場の下落は気にならない

毎日のように株価が下落する米国市場ですが、投資信託の積立投資なら相場が下落していても案外気になりません。

投資信託の評価額は1日に1度決まりますが、実際に評価額を確認するといったことはほとんどありません。

坦々と積立投資をするのであれば、投資信託を選択することが最適解であると言えそうです。

全世界株式への積立投資はメンタルに優しい

全世界株式は、株式の中ではもっともマイルドな価格変動と言っても良いでしょう。

『オルカン』の愛称で親しまれている『eMAXIS Slim全米株式(オールカントリー)』は、投資家の間でも人気の商品です。

最近ではSBI証券からも全世界株式に投資ができる投資信託の販売が発表され、話題になっています。

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【急落する米国市場】どっちが正解?『損切りするかガチホするのか』

【急落する米国市場】どっちが正解?『損切りするかガチホするのか』をまとめます。

まとめ

【急落する米国市場】どっちが正解?『損切りするかガチホするのか』
・自分のリスク許容度を再確認する
・下落に対するストレスを軽減する
・売却するならリターンの悪い銘柄から
・値動きのマイルドな銘柄に移行する
・大型バリュー株や高配当株が候補になる
・エネルギー株はまだ上昇の期待ができる
・投資信託の積立投資が最適解
◎投資目的が長期投資であれば『ガチホ』で構わない

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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