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こんにちは!SQは買い増しを
検討している『ここ屋』よ!
SQ(スクエア)は2021年8月1日に急遽、第2四半期決算を発表しました。
予定は8/2(月)の朝だったのですが、前日にフライング発表のサプライズ付きでした。
しかも、売上高はコンセンサス予想を下回る結果でしたので、株価の下落を覚悟した投資家さんも多かったのではないでしょうか。
しかし、実際には株価は10%以上も高騰したことで、情報の少ない日本の投資家さんたちは保有株を売っていいものか悩んだ人もいると思います。
そこで今回の記事では、SQ(スクエア)のQ2決算は失敗なのか?保有株を売ってしまったら損をしてしまう理由について解説していきたいと思います。
SQ(スクエア)の2021年Q2決算は失敗?
SQ(スクエア)が2021年のQ2決算を発表しましたが、売上高をミスしました。
通常、投資家が企業の決算を確認する時に、大きくは3つの数値に重点を置きます。
決算で見るべきは『売上高』『EPS』『ガイダンス』
『売上高』『EPS』『ガイダンス』
この3つの数値がコンセンサス予想を超えていることが、好決算の条件となります。
我々、個人投資家も保有株の決算報告では、これら3つの値だけは確認したいところです。
売上高をミスしたSQ(スクエア)は決算失敗?
SQ(スクエア)は、今回の決算で売上高がコンセンサス予想を下回ったため、通常であれば『決算ミス』と呼ばれます。
しかし、SQ(スクエア)の株価は決算発表の後に上昇しています。
これってホントに決算ミスと呼べるのでしょうか?
SQ(スクエア)の2021年Q2決算結果
SQ(スクエア)の2021年Q2決算の結果は以下の通りです。
売上高ミスはビットコインが
売れなかったことが原因か?
サプライズニュースは好材料?
SQ(スクエア)は決算発表時に、その他ニュースとしてサプライズを発表しています。
後払い決済サービスの先駆者であるアフターペイ(豪州)を、290億ドルで全額株式交換により買収することを発表しました。
アフターペイとは、後払い決済サービスを提供する2014年に設立された豪州の企業です。
後払い決済サービスは『BNPL(バイナウペイレイター)』と呼ばれ、2020年新型コロナ禍において若者を中心に利用者が急増したサービスです。
同じビジネスモデルとして米企業の『AFRM(アファーム)』などがあげられます。
CEOのジャック・ドーシーは強気姿勢
SQ(スクエア)のCEOであるジャック・ドーシーは依然、強気な姿勢を見せています。
特にアフターペイの買収に関しては以下のようなコメントをしています。
SQ(スクエア)とアフターペイは、目的を共有している。両社が合併すれば、キャッシュアプリとセラーのエコシステムをより強く結びつけ、加盟店と消費者に更に魅力的なサービスを提供することができる。
なんやわからんけど
強気なことは伝わるわ
ちなみに、ジャック・ドーシーとは、Twitterの共同創業者の1人で米国を代表するIT起業家です。
SQ(スクエア)ってどんな企業?
ここまで読んでいただいた読者さんは、SQ(スクエア)の株を保有しているか、これから購入を考えている人かと思いますので、SQ(スクエア)という企業について少し解説しておきます。
興味なければ
飛ばしてくれて結構よ!
SQ(スクエア)はモバイル決済サービスを提供している
SQ(スクエア)はモバイル決済サービスを提供している企業で、小売店などにスマホやタブレットで決済業務を可能にするためのツールを提供しています。
販売代金のカード決済を可能にするハードウェアやソフトウェアを小売事業者などに提供しており、販売者を各種サブスクリプションで支援するサービスも行っている企業です。
『スクエアリーダー』は小売店の強い味方
スマホやタブレットにSQ(スクエア)が提供する『スクエアリーダー』を取り付けるだけで、顧客のクレカ情報を読み取り、カード決済をしてくれます。
通常、小売店がカード決済を導入する場合は、銀行の厳しい審査をクリアしなければならない上に、高価なレジスターを購入する必要があります。
『スクエアリーダー』によって、スマホやタブレットがレジの代わりをしてくれるので、小売店にとって強い味方と言えそうです。
SQ(スクエア)の売上高はどこから来るの?
SQ(スクエア)の売上のメインは、自社の提供するサービスで決済した際に発生する『手数料』によるものです。
決済手数料による売上高は全体の約65%を占めているため、人々が街に戻ってお金を使わなければ、SQ(スクエア)の売上高も上がらないという式が成り立ちます。
今後SQ(スクエア)が力を入れている分野は
SQ(スクエア)は、その他の事業として『スクエアキャピタル』にも力を入れています。
スクエアキャピタルとは小口の資金を融資する事業で、小型銀行のようなビジネスです。
SQ(スクエア)は決済サービスを通して小売店のクレジット事情などにも精通していることから、将来的には銀行にとって代わる融資事業になるかも知れません。
SQ(スクエア)の今後はチャートが教えてくれる
株価チャートはマーケットの情報をすべて織り込んでいるため、決算を含んだ株価変動要因を表す指標と呼んでも良いと思います。
では、これまでのSQ(スクエア)の株価チャートと、決算後の株価チャートを確認していきましょう。
SQ(スクエア)の過去チャートをS&P500と比較してみる
こちらはSQ(スクエア)の直近5年の過去チャートを、S&P500(SPY)を比較したものです。
S&P500(青)も5年で100%アップと優秀なリターンを出していますが、SQ(スクエア)(赤)は5年で2200%アップの驚異的なリターンを叩き出しています。
S&P500が平らに見えるわ
グロース株とは、すさまじいリターンをもたらしてくれる可能性を秘めています。
Q2決算後の機関投資家はどう考えているのか
8/1のサプライズ決算発表を受けて、8/2のSQ(スクエア)の株価は10%もの暴騰しています。
出来高も伴っていることから、機関投資家もSQ(スクエア)は『買い』と判断しているんですね。
本当の決算ミスでしたら、機関投資家は容赦なく売りを浴びせてくるでしょうから、株価が暴騰したことが『SQ(スクエア)を保有している人は売ったら損をしてしまう理由』と言えそうです。
SQ(スクエア)の決算は失敗?売ったら損をする理由まとめ
SQ(スクエア)の決算は失敗?売ったら損をする理由 をまとめます。
以上の結果を持ってSQ(スクエア)の保有株は売ってしまったら損をすると考えます。
また、今後の成長を信じるであれば、買い増しも検討してもいいかも知れません。
SQ(スクエア)の来期決算は2021年11月10日です。
またフライング決算発表をしてくれるかも知れませんね(笑)。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
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