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Follow @RamTky2024年からはじまる新NISAまで、残り期間が少なくなってきました。
まだ投資戦略を決めていない人のために、投資利回りによって将来どのくらいの資産になるのかを、過去のデータから予想していきたいと思います。
今回のバックテストは直近30年の株式相場を利用して、米国の代表的なインデックスファンドを利用してシミュレーションしていきたいと思います。
将来を不安に思っている人でも
安心感を得られると思うで
新NISA投資の30年後をバックテストで予想する
2024年からはじまる新NISAは投資上限1,800万円となり、非課税期間は無期限となりました。
今後投資をしていくのに参考になるように、30年後の資産がいくらになっているのかをバックテストをしていきます。
投資対象はおなじみのS&P500として、いくつかのパターンで30年後の資産を覗いていていきましょう。
新NISAで毎月5万円を30年積立投資
生涯投資枠の1,800万円を埋めるために、毎月5万円の投資を30年間続けた場合のシミュレーションをしていきます。
5万円x12ヶ月=60万円/年
60万円x30年=1,800万円
(1ドル≒145円換算)
1993年から2023年までの直近30年間の米国市場(S&P500)に投資した場合のバックテストがこちら。
Initail Balance | 初期残高 | 1ドル | 初期投資額 (0ドルではテストが できなかったため 1ドルとしています) |
Final Balance | 最終残高 | 820,563ドル | 30年積立投資した時の最終金額 (積立金額は124,200ドル) |
CAGR | 年平均 成長率 | 58.46% | 1年あたりの成長率 (積立金額も含む) |
TWRR | 時間加重 収益率 | 10.01% | ポートフォリオそのものの成績 |
MWRR | 金額加重 成長率 | 9.76% | 運用中の取引内容や タイミングなども含めた運用成績 |
Stdev | 標準偏差 | 15.10% | 価格変動幅(リスク) |
Best Year | 最高の年 | 38.05% | 1年間で最大に増加した上昇率 |
Worst Year | 最悪の年 | -36.81% | 1年間で最大に減少した下落率 |
Max Drawdown | 最大 ドローダウン | -50.80% | 一定期間での最大下落率 (2007年11月から2009年2月まで) |
30年後のリターンはなんと+660%、投資した124,200ドル(1,800万円)は820,563ドル(1億1,898万円)になっています。
この期間のSPYの成長率は年率にして10.01%です。
年別のパフォーマンスを眺めてもドットコムバブル、リーマンショック、コロナショックの期間以外では良好なリターンを叩き出しています。
この間の米国市場は少しできすぎな期間なため、今後30年に当てはめて予想するのは乱暴な気がしますが、直近30年ではこのような投資結果になったようです。
この間に投資した人スゴいわね!
最短5年で投資、25年放置した場合のバックテスト
次に新NISAの最適解と言われる最短5年間で投資した場合のバックテストを実施してみます。
30万円x12ヶ月=360万円/年
360万円x5年=1,800万円
(1ドル≒145円換算)
積立投資した5年間のバックテスト
1993年から1997年の間の5年間で米国市場(S&P500)に積立投資した場合のバックテストがこちら。
Initail Balance | 初期残高 | 24,830ドル (360万円) | 初期投資額 (1ドル≒145円で計算) |
Final Balance | 最終残高 | 220,068ドル | 5年積立投資した時の最終金額 (積立金額は124,150ドル) |
CAGR | 年平均 成長率 | 72.54% | 1年あたりの成長率 (積立金額も含む) |
TWRR | 時間加重 収益率 | 22.69% | ポートフォリオそのものの成績 |
MWRR | 金額加重 成長率 | 26.84% | 運用中の取引内容や タイミングなども含めた運用成績 |
Stdev | 標準偏差 | 11.38% | 価格変動幅(リスク) |
Best Year | 最高の年 | 38.05% | 1年間で最大に増加した上昇率 |
Worst Year | 最悪の年 | 0.40% | 1年間で最大に減少した下落率 |
Max Drawdown | 最大 ドローダウン | -6.98% | 一定期間での最大下落率 (1994年2月から3月まで) |
5年後のリターンはおよそ+77%、投資した124,150ドル(1,800万円)は220,068ドル(3,190万円)になっています。
この間の米国市場は好調だったようで、1995年から1997年の成長率が大きいですね。
その後25年間放置した場合のバックテスト
続けて1998年から2023年までの直近25年間放置した場合のバックテストがこちら。
Initail Balance | 初期残高 | 220,068ドル (3,190万円) | 初期投資額 (1ドル≒145円で計算) |
Final Balance | 最終残高 | 1,635,042ドル | 25年間投資(放置)した最終金額 |
CAGR | 年平均 成長率 | 8.15% | 1年あたりの成長率 |
Stdev | 標準偏差 | 15.57% | 価格変動幅(リスク) |
Best Year | 最高の年 | 32.31% | 1年間で最大に増加した上昇率 |
Worst Year | 最悪の年 | -36.81% | 1年間で最大に減少した下落率 |
Max Drawdown | 最大 ドローダウン | -50.80% | 一定期間での最大下落率 (2007年11月から2009年2月まで) |
25年後のリターンはなんと+742%、投資した220,068ドル(3,190万円)は1,635,042ドル(2億3,708万円)になっています。
投資した直近25年間のうち6年はマイナスのリターンとなりましたが、ほとんどが上昇してきた期間でした。
資産も右肩上がりで上昇していますが、2010年あたりからの上昇率は急激すぎて将来の参考にはならないかも知れません。
新NISAで最短5年間で投資をして25年放置した最終結果
新NISAで年間360万円を投資して、最短5年間で生涯投資枠の1,800万円を埋めた場合、30年間のバックテスト合計はこちらになります。
投資金額 | 1,800万円 | 360万円x5年間 |
投資期間 | 30年間 | 1993年から2023年の30年間 |
最終残高 | 2億3,708万円 | 5年間の積立投資の後 25年間放置した最終金額 |
最終リターン | 1,317% | トータルリターン |
米国株(S&P500)に直近30年間(1993年から2023年)投資した場合のバックテストでは、資産は13倍にも急増した結果となりました。
2010年以降の米国市場が異常な成長をしたと言えばそれまでですが、今回のバックテストを2013までとして投資期間を20年間としても、最終資産は55万ドル(8,000万円)を超える結果となります。
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まとめ
【おすすめ新NISA戦略】最短で1,800万円を投資する理由をまとめます。
2024年からはじまる新NISAでどのような投資戦略をとるのかは、個人のリスク許容度によって異なります。
今回は米国株(S&P500)に投資した場合のバックテストを行いましたが、今後の30年間も同様のリターンを得られるとは限りません。
リスクを軽減するのであれば、全世界株式(オールカントリー)への投資でもいいかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
新NISAがはじまる前にお気に入りの1冊で準備しておきましょう。
新NISAをはじめる前に読んでおきたいおすすめの書籍7選『読者レビュー付き』
他にも新NISAに関する記事を書いていますので、よかったらまとめ記事も読んでみて下さい。
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