・4/26決算発表のあった企業
・企業決算の結果
・決算後の株価の値動き
・今後の注目決算について
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Follow @RamTky昨日の米国市場は、一部のハイテク株の押し上げによりナスダックは上昇しましたが、S&P500とダウは下落しました。
・S&P500…▲0.38%
・ダウ…▲0.68%
・NASDAQ…+0.47%
4月のパフォーマンスはマイナス圏に沈んだ米国市場ですが、あと2日のマーケットで回復できるのでしょうか？
今週も引き続き決算発表が本格化していますので、注目決算をピックアップして解説していきたいと思います。
記事の後半では今後の注目決算を
ピックアップしてるで
昨日のマーケットの振り返りは、こちらの記事で詳しく解説しています。
注目の決算発表
昨日は市場に大きな影響のある銘柄の決算発表がありましたので、決算結果について見ていきたいと思います。
4/26（水）
・META（ﾒﾀ･ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑｽﾞ）
・TMO（サーモ・フィッシャー）
・BA（ボーイング）
・NOW（サービスナウ）
・CME（CMEグループ）
・PXD（ﾊﾟｲｵﾆｱ･ﾅﾁｭﾗﾙ･ﾘｿｰｼｽﾞ）
META（メタ・プラットフォームズ）のQ1決算
Facebookなどを運営する米国のソーシャルテクノロジー企業META（メタ・プラットフォームズ）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
Q1結果
〇売上高…$28.65B（予想$27.61B）
〇EPS…$2.2（予想$2.02）
アフターで決算発表のあったメタ・プラットフォームズの株価は、時間外で+11.61%の上昇をしています。
ザラ場では+0.89%上昇やった
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年11月から順調に株価を切り上げていることがわかります。
昨年11月をボトムからは+136%も暴騰しているメタの株価は、年初来でも+74%のリターンを叩き出しています。
現在のメタの株価は50日移動平均線の上にあり、MACDも上昇トレンドを続けていますので、今後も成長が期待できそうですね。
2022年は▲65%ほど下落してたわね！
TMO（サーモ・フィッシャー）のQ1決算
米国の製薬、バイオテクノロジー企業のTMO（サーモ・フィッシャー）の決算は、売上高はにコンセンサス予想を上回りましたが、EPSは予想と一致。
Q1結果
〇売上高…$10.71B（予想10.65B）
△EPS…$5.03（予想$5.03）
プレで決算発表のあったサーモ・フィッシャーの株価は▲2.78%の下落をしています。
最近またヘルスケア弱いな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、4月には回復から下落に転じていることがわかります。
2月、3月には株価が低迷していたサーモ・フィッシャーですが、4月には上昇に転じたように見えました。
ところが、ズルズルと株価は下げ昨日の下落によって年初来でも▲3.2%のマイナスとなってしまいました。
コロナ需要がなくなったヘルスケア銘柄において、次なる戦略が明確でない企業に対して投資家は魅力を感じないんでしょうね。
BA（ボーイング）のQ1決算
米国の大手航空機メーカー会社のBA（ボーイング）の決算は、売上高はコンセンサス予想を上回りましたが、EPSはミスしました。
Q1結果
〇売上高…$17.92B（予想$17.53B）
✖EPS…▲$1.27（予想▲$1.04）
プレで決算発表のあったボーイングの株価は+0.42％の上昇をしました。
相場全体が下げる中では善戦したな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、今年に入り乱高下する米国市場に対して、BA（ボーイング）の株価は安定しているように見えます。
ボーイングの現在の株価は50日移動平均線を試す展開が続いていますが、決算がミスしても売り込まれないといった強い需要を感じます。
旅行需要が高まる中で原油価格が落ち着けば、ボーイングの利益は上昇していく期待が持てます。
現在の株価からコロナ前までの水準に戻すのであれば、アップサイドは70%ほど残しています。
景気後退懸念が気になるわね！
NOW（サービスナウ）のQ1決算
米国のITサービスを提供するNOW（サービスナウ）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
Q1結果
〇売上高…$2.14B（予想$2.08B）
〇EPS…$2.37（予想$2.04）
アフターで決算発表のあったサービスナウの株価は、時間外で▲1.99%の下落をしました。
ザラ場では+2.66%上げとったな
直近1年の株価チャートを見ると、年初来では大きなリターンを出しているように見えます。
年初来では+17%ほど株価を上昇させていたサービスナウですが、景気に敏感なIT銘柄ですからいつ下落に転じてもおかしくない状況です。
昨年1年間で▲40%以上の下落をしてきたことは記憶に新しく、アップサイドも含めてリスクの高い銘柄と言えそうです。
金融相場では強い銘柄ね！
CME（CMEグループ）のQ1決算
米国先物取引所グループ持株会社のCME（CMEグループ）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
Q1結果
〇売上高…$1.44B（予想$1.4B）
〇EPS…$2.42（予想$2.36）
プレで決算発表のあったCMEグループの株価は▲1.52%の下落をしています。
アフターでは+1.49%回復しとる
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、年始から株価を回復させているように見えます。
昨年まで低迷していたCMEグループの株価は、昨年末にボトムをつけて年初来では+10%ほど上昇しています。
数日前には50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けする『ゴールデンクロス』を完成させていますから、200日移動平均線でサポートされれば、一段上の株価を目指すこともできそうですね。
今が踏ん張り時ね！
PXD（パイオニア・ナチュラル・リソーシズ）のQ1決算
米国の独立系エネルギー会社のPXD（パイオニア・ナチュラル・リソーシズ）の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが、売上高をミスしました。
Q1結果
✖売上高…$4.54B（予想$4.88B）
〇EPS…$5.21（予想$4.85）
アフターで決算発表のあったパイオニア・ナチュラル・リソーシズの株価は、時間外で▲2.49%の下落をしています。
ここ数年売上高のミスが続いとる
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月からは大きく株価を落としていることがわかります。
昨年10月の高値から3月の安値まで▲30%ほど下落させてきたパイオニア・ナチュラル・リソーシズですが、4月にかけて上昇に転じていました。
OPECプラスの減産のニュースによって株価を切り上げてきましたが、200日移動平均線に押し返されていますね。
原油需要によって株価が大きく左右されるエネルギー銘柄ですから、景気の変動には注意したいところです。
配当は6%を超えてるわよ！
今週の注目決算
今週はまだ重要決算が続きます。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきました。
4/27（木）
・AMZN（アマゾン）
・MA（マスターカード）
・LLY（イーライリリー）
・MRK（メルク）
・ABBV（アッヴィ）
・TMUS（Tモバイル）
・CMCSA（コムキャスト）
・BMY（ブリストルマイヤーズ）
・INTC（インテル）
・CAT（キャタピラー）
・MO（アルトリアグループ）
4/28（金）
・XOM（エクソンモービル）
・CVX（シェブロン）
・CHTR（ﾁｬｰﾀｰ･ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ）
相場に影響のありそうな決算発表は、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。
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まとめ
【4/26 注目企業の決算発表6銘柄】株価変動と気になる今後の展望をまとめます。
3月にはリバウンドをはじめた米国市場は、4月にはマイナスの転じてしまいました。
インフレ圧力は和らいでいるようですが、リセッションが懸念されはじめました。
マイクロ経済が不安定な中で企業の価値を決めるのは、やはり業績によるところが大きいようです。
今後も保有銘柄の企業決算などは、しっかりとチェックしたいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
レッツ エンジョイ ライフ！
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