【2/9 注目の決算発表8銘柄】株価変動と気になる今後の展望

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昨日の米国市場は2日連続で大きく下落しました。

1月に大きく上昇した分の巻き戻しが入っているようです。

一方で、企業決算に目を向けると、昨日も注目企業の決算発表がありました。

それでは早速【2/9 注目の決算発表8銘柄】株価変動と気になる今後の展望について解説していきます。

昨日のマーケットの振り返りは、こちらの記事で詳しく解説しています。

注目の決算発表

昨日は市場に大きな影響のある企業決算が多くありましたので、決算結果について見ていきたいと思います。

2/9（木）
・ABBV（アッヴィ）
・PEP（ペプシコ）
・SPGI（S&Pグローバル）
・PM（フィリップモリス）
・PYPL（ペイパル）
・MSI（モトローダ）
・HLT（ヒルトン）
・DOCS（ドキシミティ）

ABBV（アッヴィ）のQ4決算

米国のバイオ医薬品企業のABBV（アッヴィ）の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが、売上高をミスしました。

プレで決算発表のあったアッヴィの株価は+2.83%の上昇をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、年明けから株価が急落しているのがわかります。

アッヴィの株価は年初の高値から▲13％下落しており、200日移動平均線を下に切っています。

昨夜の上昇で200日移動平均線にトライしましたが跳ね返されていますね。

現在の水準で下値固めできれば、その後のジャンプアップも期待できます。

PEP（ペプシコ）のQ4決算

炭酸飲料の『ペプシ』で有名な大手食品・飲料メーカーのPEP（ペプシコ）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったペプシコの株価は+0.95%の上昇をしています。

直近1年の株価チャートを見ると、中期の上昇レンジ相場を形成しています。

ペプシコの株価は昨年12月の高値から、▲8％近く下げて200日移動平均線を下に抜けてしまいました。

とはいえ、S&P500が▲19％下げた2022年でも、1年で+4.75%の上昇を見せたディフェンシブ銘柄です。

今後の米国市場が景気後退を迎えても、力強い成長を見せてくれることと思います。

SPGI（S&Pグローバル）のQ4決算

S&P500指数の格付けを行うなど金融サービスを提供するSPGI（S&Pグローバル）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったS&Pグローバルの株価は▲0.60％の下落をしました。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月から上昇トレンドを形成しています。

S&Pグローバルの株価は、昨年10月のボトムから+27%ほど上昇しています。

現在は50日移動平均線が200日を上抜けするゴールデンクロスを完成させて、さらに上を目指そうとする展開です。

PM（フィリップモリス）のQ4決算

マルボロを代表とするタバコを製造、販売するPM（フィリップモリス）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったフィリップモリスの株価は+0.72%の上昇をしました。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月には上昇に転じていることがわかります。

フィリップモリスの株価は12月からレンジを形成していますが、値固めをしているように見えます。

現在の株価は50日移動平均線にサポートされるかに注目する展開です。

移動平均線のゴールデンクロスも見えますが、年初来の上昇相場に乗り切れていないフィリップモリスですから、今後も厳しい展開が続きそうです。

PYPL（ペイパル）のQ4決算

電子決済サービスを提供するPYPL（ペイパル）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

アフターで決算発表のあっ1.24たペイパルの株価は、時間外で▲0.79%の下落をしています。

来期の売上高ガイダンスをミスしたことが嫌気されたようですが、地合いの悪い中でもそこまでの下げではありませんね。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、上値が重い展開が続いています。

昨年は▲58%の下落をしたペイパルですが、今年に入り一旦は+22%の上昇をしました。

現在の株価は再び急落しており200日を切って、50日移動平均線を試す展開です。

MSI（モトローダ）のQ4決算

米国の通信事業会社のMSI（モトローダ）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

アフターで決算発表のあったモトローダの株価は、時間外で+1.89%の上昇をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、直近の3ヶ月は株価は大きく変動していないようです。

現在のモトローダの株価は50日移動平均線を試す展開ですが、昨夜の決算の結果を持って上を目指して欲しいところです。

HLT（ヒルトン）のQ4決算

ホテルチェーンを経営するHLT（ヒルトン）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったヒルトンの株価は+2.39%の上昇をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年末から上昇に転じたことがわかります。

ヒルトンの株価は年初来で+19.34％上昇しており、現在の株価は移動平均線を大きく上抜けしています。

MACDも上昇トレンドを示していますから、今後の上昇も期待できそうです。

DOCS（ドキシミティ）のQ3決算

米国の医療従事者向けSNSプラットフォームを提供するDOCS（ドキシミティ）の決算ですが、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

アフターで決算発表のあったドキシミティの株価は、ガイダンスのミスが嫌気されて時間外で▲5.80%の急落をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、1月は大きく上昇していたことがわかります。

1週間で▲14%（AH含めて）ほど下げたドキシミティですが、決算自体はクリアしているので筆者もホールドの予定です。

せっかく移動平均線のゴールデンクロスを完成させていますから、今後に期待したいところです。

来週の注目決算

今夜にも決算発表がありますが、めぼしいものがありませんから、早速来週の企業決算に注目してみました。

相場に影響のありそうな決算発表は、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。

まとめ

【2/9 注目企業の決算発表8銘柄】株価変動と気になる今後の展望をまとめます。

本日は『5と0のつく日』です。『お買い物マラソン』もやっていますのでお忘れなく。

今年に入り株式市場は大きな上昇を見せていますが、このまま上がり続ける未来はありません。

マイクロ経済が不安定な中で企業の価値を決めるのは、やはり業績によるところが大きいようです。

今後も保有銘柄の企業決算などは、しっかりとチェックしたいところですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

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