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今週の米国市場は大きく上昇しました。おおむね予想通りだった消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、減速が予想される利上げに対して市場は好感したようです。
一方で、リセッションが懸念される2023年の米国市場ですが、企業の業績に注目が集まっています。
そこで今回の記事では【決算速報】2023年決算シーズンスタート!13日発表された企業決算まとめ!について解説していきます。
記事の後半では来週の注目決算
スケジュールも発表してるで
注目の決算発表
1/13(金)に発表のあった企業決算の結果と株価の推移について確認をしていきます。
・ユナイテッド・ヘルス
・JPモルガン・チェース
・バンク・オブ・アメリカ
・ウェルズ・ファーゴ
・ブラック・ロック
・シティ・グループ
いつも通りスタートは銀行株が多いですね。
UNH(ユナイテッド・ヘルス)のQ4決算
ヘルスケア製品と医療保険サービスを提供しているUNH(ユナイテッド・ヘルス)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったユナイテッド・ヘルスの株価は、ガイダンスをミスしたことで昨日の相場では▲1.23%下落しています。
直近1年の株価チャートを見ても、年末から急激に下落しています。
とはいえ、ディフェンシブ銘柄の代表格とも言えるユナイテッド・ヘルスですから、再び高値を目指すのであればアップサイドは+13%ほどあります。
年初来安値を更新してしまう可能性もあるわね!
JPM(JPモルガン・チェース)のQ4決算
投資銀行業務も手掛ける国際的金融サービスを提供するJPM(JPモルガン・チェース)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったJPモルガン・チェースの株価は、昨日の相場で+2.52%上昇しています。
直近1年のチャートを眺めても、昨年10月に底を付けてから3ヶ月で+40%も急騰しています。
オシレーター的にも完全に買い推奨ですね。
今年の純金利収入は約730億ドルと見込んでいますが、市場予想の744億ドルには届いていません。
CEOのジェイミー・ダイモン氏は、次のように語っています。
消費者が支出を続け企業は健全で、米経済は現時点でなお堅調だ。しかしながら、これから吹いてくる逆風の最終的な影響はまだ分からない。
引用元:Bloomberg
今回の決算結果を受けて株価は上昇していますが、トレーディング収入がアナリスト予想には届かなかったなど、業績はそこまで良かったと言えませんでした。
BAC(バンク・オブ・アメリカ)のQ4決算
『バンカメ』の愛称で知られるBAC(バンク・オブ・アメリカ)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったバンク・オブ・アメリカの株価は、昨日の相場で+2.20%上昇しました。
今回の決算発表でブライアン・モイニハンCEOは『経済環境がますます軟化する中で第4四半期は前年同期比で利益が拡大し、力強い調子で年を終えることができた』とコメントしています。
1年チャートを眺めると、50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けするゴールデンクロスが起きています。
2022年は株価を▲25%下げたバンカメですが、年初来では+6.37%と好調です。
WFC(ウェルズ・ファーゴ)のQ4決算
米国で最も支店数が多い金融機関であるWFC(ウェルズ・ファーゴ)の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが売上高をミスしました。
プレで決算発表のあったウェルズ・ファーゴの株価は、昨日の相場で+3.34%上昇しました。
売上高かコンセンサス予想を下回った要因として、従業員が架空口座を開設していた不祥事に伴う費用として30億ドル超を計上したほか、景気後退に備えた貸倒引当金の積み増しが重しとなったようです。
直近1年の日足チャートを眺めると、2022年には▲13%の下落をしていた株価は年初来で+7.1%も回復しています。
移動平均線的には買い推奨ですが、オシレーターは中立ですね。
BLK(ブラックロック)のQ4決算
世界最大級の投資運用会社であるBLK(ブラックロック)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったブラックロックの株価は、昨日の相場では値動きがありませんでした。
10-12月には▲23%減益を発表しており、収入は前年同期比で▲15%減少でした。ブラックロックのETFも個人投資家資金が150億ドルも流出しています。
ブラックロックでは景気後退の背景を受けて、社員全体の約2.5%である500人の削減を予定しているようです。
直近1年のチャートを眺めると3ヶ月で+42%もの暴騰をしています。
アナリストも買い推奨をしていますね。
C(シティグループ)のQ4決算
米4大銀行の一角を担うC(シティグループ)の決算は、売上高はにコンセンサス予想を上回りましたがEPSをミスしました。
プレで決算発表のあったシティグループの株価は、昨日の相場で+1.69%上昇しました。
・純受取利息…+61%増
・債券トレーディング収入…+31%増(10–12月として過去最高)
・株式トレーディングや投資銀行部門は不振
・6億4000万ドルの貸倒引当金を計上
直近1年のチャートを眺めると、2022年に下がり続けていた株価は底をついて上昇しているように見えます。
直近1ヶ月では+12%も上昇しており、テクニカル的にも強い買い推奨ですね。
来週の注目決算
来週も米国市場では注目の決算発表が続きます。重要と思われる決算についてピックアップしましたので、スケジュールの確認をしておきましょう。
1/17(火)
・MS(モルガン・スタンレー)
・GS(ゴールドマン・サックス)
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)
1/18(水)
・SCHW(チャールズ・シュワブ)
・PLD(プロロジス)
1/19(木)
・PG(プロクター&ギャンブル)
・NFLX(ネットフリックス)
1/20(金)
・SLB(シュルンベルジェ)
・STT(ステート・ストリート)
月曜日は米国の祝日ですから決算も相場もお休みですね。今後も引き続き注目決算はウォッチしていきたいと思っています。
まとめ
【決算速報】2023年決算シーズンスタート!13日発表された企業決算まとめ!
銀行株を中心に決算シーズンが本格化している米国市場ですが、13日に発表した企業決算はおおむね好決算でした。
金利上昇を背景に利益に転換できた銀行ですが、業績の悪かった企業もありました。決算ミスでも株価が上がった背景もありすが、グロース株などは決算ミスで株価が急落する可能性もあります。
決算発表を前に先回りして購入するなどすると、思いもかけない損失につながるかも知れません。
『頭と尻尾はくれてやれ』を忘れないように。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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