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こんにちは!
セクターETFの入れ替えを検討している
『ここ屋』よ!
2024年4月の米国市場は大きく下落しましたが、昨年11月からの上昇相場は5ヶ月で終了しました。
S&P500も▲5%も下落していますが、セクターによってはプラスのリターンを出しています。
2024年の今後を予測するのに重要な変化がありますので、個人投資家もトレンドを把握しておきたいところです。
そこで今回の記事では、『下落に強いセクターはこれだ!』2024年4月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。
【2024年4月】米国株セクター別パフォーマンス
米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。
それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。
【1ヶ月】セクター別パフォーマンス
直近1ヶ月(2024年4月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近1ヶ月は1セクターのみがプラス、10セクターがマイナスとなった相場でした。
S&P500は▲4.16%の下落やったな
先月までの相場から大きく変動したのは生活必需品とヘルスケア、素材セクターです。特に生活必需品セクターは前月の9位から3位に大きくジャンプアップしています。
やはり下落相場ですからディフェンシブセクターが強いですね。
一方で、素材セクターが一気にランクを下げています。
また、下落相場の中でも公益事業やエネルギーは前月に続き4月も堅調なパフォーマンスを見せています。
テックは元気なかったわね!
・生活必需品とヘルスケアのディフェンシブセクターが好転
・公益事業とエネルギーが引き続き堅調
・素材がパフォーマンス鈍化
・情報技術と一般消費財は相変わらず軟調
セクターのパフォーマンスは個別株の業績に大きく左右されますので、決算内容や市場のニュースなどは把握しておきたいですね。
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【3ヶ月】セクター別パフォーマンス
次に直近3ヶ月(2024年2月~2024年4月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近3ヶ月では11セクターのうち10セクターがプラス、1セクターのみがマイナスとなった相場でした。
S&P500は+3.92%の上昇やったな
今年に入ってからも上昇相場が続いているため、ほとんどのセクターが上昇しています。
なかでもエネルギーと公益事業は大きくジャンプアップしていますね。エネルギーは原油価格の変動に左右されるので難しいところはありますが、原油が下がればまた買い時とも言えそうです。
一方で、情報技術セクターは大きくランクダウンしています。半導体の低迷とメガテックの足踏みが影響したようです。
・エネルギーと公益事業がジャンプアップ
・情報技術セクターの上昇が鈍化
・不動産セクターは相変わらず軟調
【年初来】セクター別パフォーマンス
年初来(2024年1月~4月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
年初来では9セクターがプラス、2セクターがマイナスとなった相場でした。
S&P500は+5.57%の上昇やったな
こちらもエネルギーと公益事業がランクを上げています。ほとんどのセクターがその上昇幅を縮小しているのに対して、公益事業だけが上げ幅を拡大させています。
また、通信セクターは4月の軟調相場を受けても、前月に続けて2桁リターンをキープしています。
・エネルギーと公益事業がランクアップ
・通信セクターが2ヶ月連続で2桁をキープ
・不動産と素材セクターは相変わらず軟調
【6ヶ月】セクター別パフォーマンス
もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2023年11月~2024年4月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近6ヶ月では11セクターすべてがプラスとなった相場でした。
S&P500は+20.07%の上昇だったわ!
情報技術と通信、資本財と金融セクターがS&P500をアウトパフォームしています。
トップの情報技術は変わりませんが、2位の通信との差はわずかとなりました。
一方で、素材や不動産セクターは上げ幅を縮小していますが、エネルギーや公益事業はパフォーマンスを向上させています。
今年もやっぱり情報技術やな
・情報技術のパフォーマンスが鈍化
・通信セクターのリターンが急増
・公益事業とエネルギーは大きく反転
【1年】セクター別パフォーマンス
さらに遡って、直近1年間(2023年5月~2024年4月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
直近1年では11セクターのうち8セクターがプラス、3セクターのみがマイナスとなっています。
S&P500は+20.77%の上昇やった
S&P500のリターンを上回ったのは3セクターだけでしたが、全てのセクターで1年リターンは減少しています。
それでも情報技術と通信セクターは30%を超える大きな上昇を見せていますね。
一方で、不動産、公益事業、生活必需品セクターはマイナスリターンで、堅調な米国市場の足枷となっています。
盲目に指数を買い続けるのでも良いですが、S&P500全体を買うというのはこのようにパフォーマンスの悪いセクターも含んでいることも覚えておきましょう。
・情報技術と通信セクターが群を抜いたパフォーマンス
・8セクターで指数を下回る
・トレンドを把握すれば指数を上回るリターンが狙える
おすすめのセクターETF11銘柄とリターン比較
セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。
筆者の独断と偏見でおすすめのセクターETFを紹介していきます。
おすすめのセクターETF11銘柄
おすすめのセクターETFは以下の11銘柄ですが、直近1ヶ月と1年のリターンと共に紹介していきます。
購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!
セクター名 | おすすめETF | 1ヶ月リターン | 1年リターン |
---|---|---|---|
情報技術セクター | VGT | ▲5.84% | +28.58% |
ヘルスケアセクター | VHT | ▲4.53% | +3.54% |
一般消費財セクター | VCR | ▲4.69% | +21.09% |
通信セクター | XLC | ▲5.38% | +30.01% |
金融セクター | VFH | ▲3.81% | +23.18% |
資本財セクター | XLI | ▲2.78% | +20.87% |
生活必需品セクター | VDC | ▲0.81% | ±0% |
公益事業セクター | VPU | ▲2.16% | ▲3.42% |
素材セクター | XLB | ▲4.36% | +10.09% |
不動産セクター | XLRE | ▲6.82% | ▲3.24% |
エネルギーセクター | XLE | ▲1.67% | +11.11% |
4月はボロボロのリターンやったな
1年リターンを眺めると11セクターのうち下落は2セクターのみで、上昇した8セクターのうち7セクターは2桁の上昇をしています。
一方で、4月単月で見るとすべてのセクターが下落しており、5%を超えるマイナスとなったセクターまでありました。
不動産、情報技術、通信が弱かったわ!
ちなみにVOOの同期間の1ヶ月リターンは▲3.88%の下落、1年リターンは+20.86%の上昇でした。
VOOの1年リターンを
超えたのは5セクターやな
こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。
米国株4月のセクター別パフォーマンス まとめ
2024年4月は下落に転じた米国市場ですが、今後すぐに回復できるとは限りません。
今年はどこかで大きな調整があるかも知れませんから、資金の一部は好調なセクターに置いておくという選択肢もありますね。
セクターパフォーマンスを把握するためにもmoomooアプリをダウンロードしておきましょう。
本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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