⇩クリックでランキングの応援をしてください。
(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)
こんにちは!爆損切りをした
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
毎日下落する米国市場において、ハイパーグロース株は暴落しています。
2020年からの金融緩和で話題になったハイパーグロース株でしたが、昨今の金融引き締めにより目も当てられないような暴落が続いています。
あれほど暴騰してきたハイパーグロース株でしたが、やはり流行りになんて乗るもんじゃありませんね。(涙)
当ブログでもたびたび紹介してきたテンバガー候補のハイパーグロース株でしたが、この度ほとんどの銘柄を全売りしました。
どれだけの損失を出してしまったのかを教訓として、投資初心者の人に『ブームに乗ってはいけない!』ことをお伝えできたらと思い記事に残します。
ハイパーグロース株暴落につき損切りしました
損切というには遅すぎる無残な結果となっていますが、今後もハイパーグロース株が反転上昇するような市況ではないため、これ以上被害を拡大しないためにも売却をしました。
決算良ければガチホするつもりやったけど
さすがにこの下げは耐えられんわ
上昇する見込みがないのはツラいわね!
売却したハイパーグロース株の末路
ハイパーグロース株を購入したのは2021年の2月頃からでしたので、もはやブームの終盤だったのでしょうね。
今回の金融相場は、以前と比べると非常に短かったように思います。
現在のような相場では、好決算を出していても売られるような展開が続いていますので、業績を出せていないようなIPO銘柄が決算ミスをしようもんなら大暴落していますね。
ハイパーグロース株と言われるような銘柄のほとんどは、昨年の11月ころをピークに大きく下落しています。
▲50%くらいの下落ならまだましな方で、ひどい銘柄は▲90%も値を下げているなんてものもあります。
売却した銘柄はどれも大きな損失を出しました
今回売却したのは以下の6銘柄です。
・U(ユニティ)
・COIN(コインベース)
・MQ(マルケタ)
・RIVN(リビアン・オートモーティブ)
・AFRM(アファーム)
・LAW(CSディスコ)
それぞれの銘柄の簡単な概要と売却額を残しておきます。
U(ユニティソフトウェア)
ユニティ・ソフトウェアは米国のソフトウェア企業。双方向のリアルタイム3Dコンテンツの制作・運用のためのプラットフォームを開発する。携帯電話、タブレット、PC、コンソール、拡張現実・仮想現実デバイス向けの包括的なソフトウェアソリューションを提供。ゲーム開発、映画製作、自動車設計、建築設計、その他の分野で利用される。
ゲームなどを中心に仮想現実のデバイスを提供しているので、将来的にはメタバースが繫栄するころに活躍できる銘柄だと思います。
今はまだ純利益を出せてないな
U(ユニティ)の平均取得単価はおよそ$128だったため、トータルでは▲$3,854の損失でした。(初期購入は2021.3.3でしたので保有期間は15か月間。リターン率は▲75%)
直近1年の日足チャートを見ても、昨年11月の最高値からは▲85%もドローダウンしています。
すぐに回復できそうなチャートじゃないわね!
AFRM(アファーム)
アファーム・ホールディングスは米国のフィンテック企業。主にオンラインやモバイルでのEコマースにおける後払いサービスを提供する。若年層にユーザーが多く、商品の購入時点で融資を申し込み、後払いや分割払いの支払いを簡潔で透明性のあるプロセスにする。
BNPL(バイナウペイレイター)の代表企業でしたが、やはり現在のような相場で輝けるような銘柄ではありませんでした。
AFRM(アファーム)の平均取得単価はおよそ$66だったため、トータルでは▲$2,210の損失でした。(初期購入は2021.3.3でしたので保有期間は15か月間。リターン率は▲74%)
一時はダブルバガーまで上がったんやけどな
直近1年の日足チャートを見ても、昨年11月の最高値からは▲91%もドローダウンしています。
今夜の決算発表で更なる暴落もあるわよ!
COIN(コインベース)
コインベース・グローバルは、金融テクノロジー企業。主に、ブロックチェーンテクノロジーを使用した暗号資産を活用する金融システムである暗号経済の構築に焦点を当てる。プラットフォームにより、約100か国以上の約4300万人の小売ユーザー、約7000の機関、約115000のエコシステムパートナーが暗号経済に参加できる。小売ユーザー向けに、暗号資産を投資、保管、支出、獲得、使用するための主要な金融口座を提供する。
COIN(コインベース)は暗号資産価格と連動する性質があるため、昨今のビットコイン価格の下落と連動して暴落をしています。
本来であれば、暗号資産はコモディティの役割を果たすとしてインフレ時のリスクヘッジとして保有していたのですが、最近の暗号資産は株式と連動してしまっているためCOIN(コインベース)も同様に暴落してしまいました。
COIN(コインベース)の平均取得単価はおよそ$250だったため、トータルでは▲$1,900の損失でした。(初期購入は2021.4.15でしたので保有期間は14か月間。リターン率は▲76%)
ダイレクトリスティングによる
期待のIPO銘柄だったの!
直近1年の日足チャートを見ても、昨年11月の最高値からは▲85%もドローダウンしています。
5/10の決算もミスって暴落しとる
MQ(マルケタ)
MQ(マルケタ)は、2010年に設立された米国のフィンテック企業で、2021年6月9日にIPOしたばかり。マルケタのプラットフォームを利用すると、銀行でない企業でもプリペイドカードやデビットカード、クレジットカードを発行することができる。2020年の売上高は前年の+103%。今後もデジタル決済は増加する傾向で、参入障壁の高いビジネスモデルのためライバル企業が少ない。
近未来的なフィンテックで、これから注目を集めるビジネスモデルをしていますが、やはり純利益を出せていないことと、決算ミスによって大暴落しています。
MQ(マルケタ)の平均取得単価はおよそ$17.3だったため、トータルでは▲$2,100の損失でした。(初期購入は2021.6.25でしたので保有期間は11か月間。リターン率は▲61%)
このタイミングで決算ミスは痛いな
直近1年の日足チャートを見ても、昨年11月の最高値からは▲85%もドローダウンしています。
上場来安値を更新中のため、どこでサポートされるかわからない泥沼状態です。
LAW(CSディスコ)
LAW(CSディスコ)は、弁護士、企業の法務部門、政府機関のための検索エンジンを提供しているSaaS企業です。 2021年7月21日にIPOしたばかりですが、9/2に好決算を出した後に公募増資をしています。
当時は期待されたSaaS銘柄でしたが、やはり純利益を出せていない企業は株価を切り下げていますね。
LAW(CSディスコ)の平均取得単価はおよそ$35だったため、トータルでは▲$600の損失でした。(初期購入は2021.9.9でしたので保有期間は8か月間。リターン率は▲34%)
5/12の決算も期待できないわね!
上場来の日足チャートを見ても、昨年9月の最高値からは▲69%もドローダウンしています。
サポートラインを下に抜けて、どこまでも下落しそうなチャートをしています。
RIVN(リビアンオートモーティブ)
RIVN(リビアン)は、電動アドベンチャービークルを開発および製造している電気自動車(EV)メーカーです。5人乗りのピックアップトラックとスポーツユーティリティビークルを提供しており、同社は電動SUVと電動ピックアップ車を提供しています。
フォードやAmazonが出資しており、将来の排ガス規制に対して期待される電気自動車メーカーでしたが、さすがにまだ生産できる体制でもないため、株価は大暴落しています。
RIVN(リビアン)の平均取得単価はおよそ$96だったため、トータルでは▲$610の損失でした。(初期購入は2021.11.15でしたので保有期間は6か月間。リターン率は▲76%)
大株主のフォードも
最近RIVN株を一部売却しとったな
上場来の日足チャートを見ても、上場直後の11月の最高値からは▲88%もドローダウンしています。
先日5/11の決算でも売り上げをミスっていましたので、これ以上のホールドは厳しい状況でした。
トータルの損失は思いの他大きかった
テンバガー候補と呼ばれたハイパーグロース株に対して、購入当初は少額(10万円程度)での参入でしたが、株価を切り下げたタイミングでナンピンしたりして保有数を増加させてきました。
そのため銘柄によっては数十万円に達するものもあり、今回の売却による損失が思いの他大きなものとなってしまいました。
やはり購入時に思ったようなパフォーマンスが出ないようなら損切ラインを設定しとくべきでしたね。
全力で反省してるわ!
次に活かせるようにせんとな
まさかこんなにも損失が膨らんどるとは
現在の為替で換算すると150万円ほどの損失となりますが、取得時の為替から出計算すると130万円ほどの損失です。
円安で助かったわね!
どれも愛着があったのに残念やわ
銘柄に惚れこんじゃダメってことよ!
今後もハイパーグロース株の決算には注意が必要
ハイパーグロース株の決算は、ほとんどがミスをしており、特にガイダンスが弱いため決算後に大暴落するといった状況が続いています。
現在保有している銘柄の中で、まだ決算を発表していないものについても近々売却するかもしれません。
6/ 1 DOCS(ドクシミティー)
6/ 3 CRWD(クラウドストライク)
ネットフリックスの暴落を思い出すわ
ハイパーグロース株を売却した理由
今回、ハイパーグロース株の売却を決意した理由について、自分への戒めと投資初心者さんへの共有として記しておきます。
決算をミスしたから
当初ハイパーグロース株(テンバガー候補)を購入する際の『自分ルール』は、決算をミスしたら売却するといったものでした。
逆に好決算を発表した銘柄については買い増しもしてきました。
ですから、決算ミスをした銘柄については売却をすることとしました。
時すでに遅しやったけどな
ハイパーグロース株に耐えられる市況ではないから
昨年末頃からハイパーグロース株に対して厳しい状況が続いてきた米国市場ですが、金融相場は終わりテーパリングが開始され、利上げやバランスシートの縮小などの金融引き締めがはじまる相場において、どう頑張ってもハイパーグロース株に生き残る道はありませんでした。
そんな市場の状況に気付いていながらも、『まぁいつかは反転上昇するだろう』などといった楽観的な考えで保有を続けてきました。
確かに、いつかは反転上昇するかもしれませんが、ここまで下落してしまっては何年後に元に戻るのか、このままずっと元値には戻らないのかといった状況でした。
株式投資に重要なのは企業業績も大切ですが、金利状況などの市況の方がより重要であると気付かされました。
今後の上昇見込みがないため
上記理由と同様になるのですが、ハイパーグロース株は今後の上昇見込みがないといった理由があげられます。
株式相場というのは循環サイクルが存在しています。バリュー株やグロース株は、10年近いサイクルでローテーションが起きています。
また、金融相場→業績相場→逆金融相場→逆業績相場といったサイクルもあります。
2020年はハイパーグロース株に有利なサイクルだったのですが、今回の金融相場は思いの他短い期間で終了してしまったので、次にハイパーグロース株が上昇するような時期までは相当な時間を要するのではないかと考察できます。
キャッシュポジションを高めるため
現在のような下落相場の米国市場において、今後はリセッションによる更なる暴落の可能性があります。
リーマンショック級の暴落ともなると、現状よりさらに30%安といった状況に陥る場合も考えられます。
その時に買い向かえるよう、今からキャッシュポジションを高めるといった備えをしていこうとも考えています。
【ハイパーグロース株全売り】狼狽売りと言われようが我慢できずまとめ
【ハイパーグロース株全売り】狼狽売りと言われようが我慢できずをまとめます。
今回売却したハイパーグロース株の取引は、失敗経験として高い勉強代だったとして受け入れようと思っています。
【今回の失敗の教訓】
①ブームには乗らない
②購入時に損切りラインを決めておく
③損切りラインには逆指値を入れておく
④銘柄に惚れこまない
⑤相場環境にあった銘柄に投資をする
このあたりを教訓として、今後の投資人生に活かしていきたいと考えています。
みなさんもこのような失敗が致命傷にならないように、慣れない投資は少額からはじめることをおすすめします。
過去の運用実績は『テンバガー候補まとめ記事』に掲載しています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります
SBI証券が新サービス『クレカ積立』で、お得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典2,000ポイント』がもらえるURLを貼っておきます。
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。
コメント