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こんにちは!
米国ETF好きな『ここ屋』よ!
近年は個人投資家にも人気の米国ETFですが、保有経費は安いものの投資信託と違って別途買付手数料が必要になることが気になる点でした。
しかし、ネット証券によっては米国ETFの買付手数料が無料になるサービスがあります。
すべての米国ETFに適応されるものではありませんが、ラインナップは投資初心者にとって安心して保有できるETFがそろっています。
そこで今回の記事では、買付手数料無料の米国ETFでおすすめ最強ポートフォリオを組んでみようと考えています。
リスク許容度別にいくつかのポートフォリオを紹介していますので、自分に合ったポートフォリオを探してみて下さい。
米国ETFのことを知らない人は、こちらの記事が参考になると思います。
*記事を作成している日に両学長が『買付手数料無料の米国ETF紹介』の動画を出していたのでビビりました。パクリではないのでご了承を。。。
買付手数料が無料な米国ETFでポートフォリオを組もう
今回ポートフォリオに組み込むのは、SBI証券で買付手数料が無料なETFで構成しています。
楽天証券でも同様なポートフォリオを組めますので、最後までお楽しみください。
これだけでも十分に資産形成できる
ポートフォリオを紹介するで
SBI証券で買付手数料が無料なETFは10銘柄
SBI証券で買付手数料が無料なETFは10銘柄あります。
以前は9銘柄でしたが、2022年4月1日から入れ替えもあって、新たに設定された10銘柄を以下に記します。
ティッカー | 名称 | 経費率 |
---|---|---|
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF | 0.07% |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | 0.03% |
VOO | バンガード S&P 500 ETF | 0.03% |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 0.84% |
GLDM | SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト | 0.10% |
QQQ | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF | 0.20% |
SPYD | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | 0.07% |
AGG | iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF | 0.03% |
VGT | バンガード 米国情報技術セクター ETF | 0.10% |
IYR | iシェアーズ 米国不動産 ETF | 0.41% |
どれも優良なETFですが、ポートフォリオに組み入れるにはちょっとクセが強いものがありますので、後ほど触れていきます。
それぞれのETFの概要をSBI証券のHPから抜粋してみました。すでに知っている人は読み飛ばしてください。
【VT】ファンド概要
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(Vanguard Total World Stock Index Fund ETF)は、米国を含む全世界の先進国株式市場および新興国株式市場を投資対象とし、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(同インデックス)に連動した投資成果を目指す。同インデックスは全世界の大型、中型、小型株の市場パフォーマンスを測定し、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されている。
【VTI】ファンド概要
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)は、グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株へ投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(同インデックス)に連動した投資成果を目指す。同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする。
【VOO】ファンド概要
バンガード・S&P 500 ETF(Vanguard 500 Index Fund ETF)は、総額が大きい米国株式を構成銘柄とするS&P500指数(同インデックス)の投資パフォーマンスに連動する投資成果を目指す。同インデックスは 、米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成され、米国株式市場のパフォー マンスを表すベンチマークとして知られる。
【EPI】ファンド概要
ウィズダムツリー インド・アーニングス・ファンド(WisdomTree India Earnings Fund )は、ウィズダムツリー インド・アーニングス・インデックスのパフォーマンス(手数料および経費控除前)に概ね連動する投資成果を目指している。
【GLDM】ファンド概要
SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト(SPDR Gold MiniShares Trust)は金地金の価格に連動する投資成果を目指している。SPDRゴールド ミニシェアーズ トラストは金地金金、地金債権及び現金のみを保有資産し、金への投資の経費率及び投資の利便性を求める投資家向けに組成されている。
【QQQ】ファンド概要
インベスコ QQQ 信託シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)はナスダック100指数(Nasdaq-100 Index)(同指数)の構成証券の全てを保有する。同信託の投資目的は同指数の価格・利回り実績に連動する投資成果を提供すること。
【SPYD】ファンド概要
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)は、S&P500高配当指数(同指数)のトータルリターン(経費控除前)のパフォーマンスに概ね連動する投資成果を上げることを目標とする。同指数は、配当利回りに基づき、S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄のパフォーマンスを計測することを目標とする指数である。
【AGG】ファンド概要
iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(iShares Core Total US Bond Market ETF)はBarclays Capital U.S. Aggregate Bond Indexで表わされるトータルの米国投資適格債券市場のパフォーマンスに連動する投資成果を目指すファンド。同指数は米国で公募発行される投資適格の米国国債、投資適格の社債、モーゲージ・パス・スルー証券及び資産担保証券など米国の投資適格債券市場のパフォーマンスを反映する。同指数の構成銘柄は満期まで少なくとも1年間を持つ必要がある。同ファンドは一般的に約90%の総資産を、同指数で表わされた債券、及び同指数の構成銘柄に実質的に類似したエクスポージャーを提供する証券への投資を通じて、同指数のパフォーマンスを追跡しようとする。
【VGT】ファンド概要
バンガード・米国情報技術セクターETF(VANGUARD INFORMATION TECHNOLOGY ETF)は、MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。米国の情報技術セクターの大型株、中型株、小型株に投資する。当インデックスは、米国の情報技術セクター株式銘柄で構成されている。このセクターは、テクノロジー・ソフトウェアおよびサービス、テクノロジー・ハードウェアおよび機器、半導体および半導体製造機器の3つの分野の企業で構成されている。
【IYR】ファンド概要
iシェアーズ 米国不動産 ETF(iShares US Real Estate ETF)はDow Jones U.S. Real Estate Indexを対象指数とし、対象株価指数に連動する投資成果を目指している。同指数は米国株式市場の不動産部門のパフォーマンスを測定し、不動産所有・開発及び不動産投資信託(REIT)等会社を含む。同ファンドは同指数に含まれる証券の代表見本へ投資し、投資プロファイルを同指数に似ている。同ファンドは指数にある株式の全部を保有するとは限らない。同ファンドの投資顧問はBlackRock Fund Advisors(BFA)である。
もっともハイリスクでハイリターンなポートフォリオ
QQQ…100%
まずは、もっともハイリスクでハイリターンな株式100%のポートフォリオです。
QQQはNASDAQ100指数に連動するETFですが、ハイテク株中心のQQQはリターンも最大ですがリスクも伴います。
分散数は100銘柄と比較的少なく、直近5年の年次リターンは22.64%と暴騰しています。
今後も同様のパフォーマンスが継続されるようですと、10年後には5.7倍になる計算になります。
リスク許容度がかなり高い人
・リスクを取ってもリターンを狙いたい
・大きな下落にも耐えられる自信がある
・投資金額が小さい など
ちょっと尖ったポートフォリオやけど
若者やったらこのくらいアグレッシブでもいいで
適度なリスクで資産の最大化を狙う
VOO or VTI…100%
ある程度のリスクをとりながらも資産の最大化を狙うには、リターンと分散のバランスの良いVOOやVTIが向いています。
こちらも株式100%のポートフォリオですが、VOOやVTIは銘柄数は違えど米国全体に分散投資できて、直近5年の年次リターンも15%強と驚きのパフォーマンスです。(構成銘柄数はVTIがおよそ4,000銘柄に対してVOOは500銘柄ですがリスクリターンはほとんど変わりません)
同様のパフォーマンスが続けば、10年後にはおよそ4倍になるリターン率です。(超長期で見ると期待リターンは7%程度が妥当と言えそうです)
1銘柄でも十分に分散効果があるの!
リスク許容度が高い人
・それなりのリスクがとれる
・30%程度の暴落なら耐えられる
・米国市場の将来を信じている
・年齢が若い
・独身者
・実家暮らし
・年収が高い
・潤沢なキャッシュがある など
色々なETFや個別株に投資するよりも、VOOやVTIだけに投資していた方がリターンの最大化を狙えると言っても過言ではありません。
万人におすすめできるETFやで
堅実に資産の最大化を狙う
VT…100%
今後長期に渡って資産を増やしたいけれど、リスクはあまりとりたくないといった人には全世界株式に投資ができるVTがおすすめです。
こちらも株式100%のポートフォリオですが、QQQやVOO、VTIと違って米国に偏っておらず、全世界に分散投資ができるため、比較的値動きがマイルドになります。
Twitterなどを見ていても【全世界株式派】と【全米株式派】に分かれていますね。
直近5年のリターンは11%を超えていますが、一般的には期待リターン5%と考えられています。
リスク許容度がやや高い人
・コツコツと資産を増やしたい
・あまり大きなリスクを取りたくない
・株式の値動きに耐えられる
・家族を支えている
・年齢が30代以上である など
株式の中でも安心して保有できる全世界株は、株式投資の最適解とも言われます。
コア・サテライト戦略で指数以上のリターンを狙う
VOO…80%
VGT…20%
コアにVOOなどのインデックスファンドに投資をして、サテライトでVGTなどの尖ったファンドに投資をすることで、市場平均以上のリターンを狙うポートフォリオです。
こちらも株式100%のポートフォリオになりますが、VOOはVTIやVTに置き換えてもいいですし、VGTはQQQに置き換えても良いでしょう。
直近10年間のバックテストでは、ハイテク株のパフォーマンスが良すぎて少し参考にならないかも知れません。
意外にも最大ドローダウンは▲18.9%に抑えられており、年次リターンは18%と指数を上回るハイパフォーマンスです。
リスク許容度は高いが無理はしたくない
・市場平均以上のリターンを狙いたい
・ハイリスクは避けたい
・個別株で大きなリターンを狙うのは苦手
・ハイテクの未来を信じている など
平均点以上を狙いたいワイに
ぴったりなポートフォリオや
暴落にも備えて安定したリターンを狙う
VT…25%
AGG…25%
GLDM…25%
IYR…25%
資産形成も後半戦で、ある程度守りも意識をしたい人におすすめなポートフォリオです。
株式のリターンはVTに任せるとして、債券ETFのAGGで株式の暴落に備えます。
また、GLDMは金価格に連動しており、『有事の金』と言われるように株式相場と異なる値動きをします。
IYRはリート(不動産)ETFなので、時に大きなリターンを生む代わりに大きく下落する可能性もあります。
直近10年のバックテストでは、コロナショック時の最大下落率も▲11.4%に抑えられています。
年次リターンは7.23%で、10年間でおよそ2倍になるパフォーマンスです。
リスク許容度が低い人
・広く分散投資をしたい
・株式に偏りたくない
・大きな下落に耐えられない
・比較的年齢が高い
・すでに投資資金が大きい など
株式、債券、金、不動産にそれぞれ25%と言ったバランスの良いポートフォリオのため、暴落が来ても大きな損失は免れることができそうです。
使うフェーズでは守りのポートフォリオで
VT…40%
AGG…30%
GLDM…30%
資産形成の終盤であったり、すでに資産形成期は過ぎてお金を使うフェーズの人におすすめのポートフォリオです。
株式が40%と多めですが、値動きのマイルドなVTを選択しつつ、守りの債券30%をAGGで保有、有事の金30%をGLDMでまかなうと言ったディフェンシブな構成です。
直近10年のバックテストでは、年次リターンは6.34%で10年後には1.84倍になる計算です。
最大ドローダウンも▲8%に抑えられており、もはや暴落が来ても問題のないレベルです。
リスク許容度がもっとも低い人
・投資資産が大きい
・すでに使うフェーズに差し掛かっている
・市場の暴落に耐えられない
・相場を気にせず生活したい
・年金生活をしている など
リタイヤ後のポートフォリオに最適ね!
インカムゲイン(配当金)重視型
SPYD…100%
ハッキリ言っておすすめとは言えないポートフォリオです。
SPYDは高配当ETFとして、近年日本の個人投資家に人気のETFですが、そのボラティリティの高さや配当率のバラツキがあります。
直近の配当利回りは5.92%と高配当ですが、株価の変動によって大きく変化します。
また、直近5年の年次リターンは9.68%と、かなり高パフォーマンスを出していることは事実です。
キャピタルゲインよりもインカムゲイン重視
・配当金だけのために投資をしたい
米国ETFでの配当金は現地税(海外税)10%が引かれた上で、日本国内の20%が課税されるため確定申告で二重課税の免除が適応されます。
また、配当金を再投資したとしてもトータルリターンはインデックスファンドに劣後するため、資産形成というよりも配当金生活をしたい人向けですね。
だとしても、おすすめの高配当ETFは安定のVYMですかね。
EPIをおすすめしなかった理由
EPIはインド株式に連動するETFですが、あまりおすすめできません。
米国ETFの魅力のひとつに、コストが安いことがあげられます。
しかし、EPIは経費率が0.84%と比較的高めで長期投資に向いているとは言えません。
短期的に新興国の値上がりを狙うのであれば、EPIを活用するのもアリですが、今回のおすすめからは除外させていただきました。
インド経済の将来を信じるのであれば
PFの一部の組み込むのはアリよ!
楽天証券で買付手数料が無料なETF
これまでSBI証券で買付手数料が無料なETFを紹介してきましたが、楽天証券でも似たようなETFがラインナップされています。
15銘柄ありますがSBI証券と被っていない銘柄を赤装飾してあります。
・SPYはS&P500指数をベンチマークにしており、VOOと同様のインデックスファンドです。
経費率がVOOの0.03%と比較してSPYは0.09%のため、S&P500に投資したければVOOがおすすめです。
・RWRはリート(不動産)ETFで経費率が0.25%で、IYRの0.41%よりも安いため楽天証券で口座開設している人はRWRも選択肢の一つとなってきますね。
・AIQとFINXとGNOMはアクティブファンドのため0.6%前後と高く、そもそも長期投資には向いていないETFのため、本ブログではおすすめいたしません。
買付手数料無料の米国ETFでおすすめ最強ポートフォリオを組もう!まとめ
買付手数料無料の米国ETFでおすすめ最強ポートフォリオを組もう!をまとめます。
米国ETFには優良なファンドも多く、今回紹介したETFは長期投資に向いているものばかりです。
とはいえ、リスク許容度や投資目的によってポートフォリオは異なりますので、自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断で投資をしましょう。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
まだSBI証券の口座を開設していない人がいましたら、これを機に口座開設だけでもしておくことをおすすめします。
特に、三井住友カードでの『クレカ積立』は期間限定でお得な制度があります。
楽天経済圏は崩壊しとる
楽天証券も改悪続きやから
今のうちに乗り換えがおすすめや
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