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こんにちは!
エネルギー株には色々投資している
『ここ屋』よ!
2024年も大きく上昇してきた米国市場ですが、ハイテク株などはそろそろ株価は高値圏に達してピークアウトするのではないかとも考えられています。
どこか他に割安なセクターは無いかと考えてみると、エネルギー価格が下落していることが分かります。
2022年はS&P500を大きくアウトパフォームしていたエネルギーETFですが、2024年現在は割安に放置されています。
そこで今回の記事では、米国ETF【OIH】ヴァンエック石油サービスETFについて解説していきたいと思います。
米国ETF【OIH】ヴァンエック石油サービスETF徹底解説
インフレによるモノの値段は、米国を中心とした先進国で急激に上昇しています。(日本はもはや先進国ではないのでインフレしません)
特にエネルギー価格の上昇は、地政学的リスクにより更なる加速が予想されています。
すでに上昇してしまったエネルギー関連株ですが、これからも上昇の余地は残されていると考えます。
それでは早速、米国ETF【OIH】ヴァンエック石油サービスETFを解説してきます。
米国ETF【OIH】ヴァンエック石油サービスETF
石油サービスETF【OIH】の概要は以下の通り。
ティッカー | OIH |
---|---|
名称 | VanEck Oil Services ETF |
運用会社 | ヴァンエック |
設定日 | 2011/12/21 |
ベンチマーク | MVIS US Listed Oil Services 25指数 |
時価総額 | $1.332B |
経費率 | 0.35% |
分配金 | 1.54% |
分配金回数 | 1回/年 |
エネルギー系ETFの割には分配金が少ないことが特徴です。
経費率は高めやけど分配金で払えるな
【OIH】ヴァンエック石油サービスETFのリターン
石油サービスETF【OIH】のリターンを見ていきます。
期間 | OIH |
---|---|
1年リターン | ▲14.20% |
3年リターン | 10.52% |
5年リターン | 5.70% |
直近1年のリターンはかなり低迷していることがわかります。
石油サービスETF【OIH】の上位組入れ銘柄
OIHは石油サービスセクターの米国企業の普通株式と預託証券で構成されています。
米国上場企業のうち中小型株や外国企業を含んでいますが、上位構成銘柄はすべて米国企業です。
順位 | ティッカー | 銘柄名 |
---|---|---|
1位 | SLB | シュルンベルジェ |
2位 | BKR | ベーカー・ヒューズ |
3位 | HAL | ハリバートン |
4位 | TS | テナリス |
5位 | FTI | テクニップFMC |
あまり聞いたことがない銘柄ばかりですね。
【OIH】ヴァンエック石油サービスETFのチャート
ヴァンエック石油サービスETF【OIH】のコロナショックの大底からの4年半のチャートをS&P500と比較してみましょう。
S&P500の+138%もすごいですが、OIHは+302%の爆上げをしています。
特に2022年の1年リターンは、S&P500が▲19%だったのに対してOIHは+64%と1年間で莫大な差となっています。
いち早くこのチャンスに気付いた人は大きなリターンを得ていることでしょうが、まだまだ上昇の余地は残っているのでしょうか。
次に直近1年の比較チャートを見ていきましょう。
2023年11月を境にS&P500は上昇しているのに対して、OIHは下落に転じています。
石油サービスETFに投資する価値はあるか
年初来で爆上げしている石油サービスETFですが、ここからでも投資すべきかについて触れていきたいと思います。
石油サービスETFはエネルギー価格に相関する
石油サービスETFのOIHの株価チャートを眺めると、概ね原油価格と相関していることがわかります。
2024年11月現在は下落基調にある原油価格ですが、今後いつリバウンドするかわかりませんね。
エネルギー価格は水物
エネルギー価格というものは、株式と違って右肩上がりと言うことはありません。モノ(コモディティ)の価格は需給のバランスにより決定します。
今回のように需要が増大すればエネルギー価格は上昇し、需要が減少したり供給過多となれば価格は下落します。
エネルギー価格と相関性の高いOIH(石油サービスETF)ですから、いつまでも株価を上昇させるといった期待はできそうにありません。
長期ホールドには向いてないの!
現在のOIH(石油サービスETF)価格は割高?
現在のOIHは下落トレンドが続いていますが、テクニカルチャートのRSIでは割高を示す40を切っています。
2022年11月には70を超える水準にまで上昇していたRSIですから、現在のような水準は割安と言えそうです。
最高値までは380%上昇の伸びしろがある
ここまではOIH(石油サービスETF)のリスクにばかり着眼してきましたが、OIHの魅力は伸びしろにあります。
リーマンショック前の株価は$1,500近くまで上昇していましたから、現在の$270からは+440%もの伸びしろがあることになります。
まぁ、最高値を更新したらの話ですけどね。
爆上げ米国ETFに注目!【OIH】ヴァンエック石油サービスETFまとめ
爆上げ米国ETFに注目!【OIH】ヴァンエック石油サービスETFをまとめます。
現在は割安になっているエネルギー関連銘柄ですが、地政学的リスクもあります。
いつか反転するであろうことも事実ですが、それがいつかと言い切れる人はいません。
個別株でエネルギーに投資したければ、こちらの記事が参考になるかも知れません。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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