・NISAという言葉を聞いたことがない
・NISAが何のことかわからない
・NISAに興味がある
・NISAをやってみたい
・NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの区別がわからない
・投資を始めたい方
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【NISA】には『一般NISA』『つみたてNISA』『ジュニアNISA』がありますが、ここでは『一般NISA』のことを『NISA』と呼んでいきます。
今回は、この『NISA』に着目して解説していきます。
2021年からでもまだ間に合う『NISAの最大活用法』を、投資初心者の方でもわかりやすく解説していきます。
先に結論を言っておきますと、『NISA』は『つみたてNISA』は必ずどちらかはやりましょう!
すごくお得な制度ですので、やらなきゃ損です。
どちらをやるかを判断するために、続きを読んでみてください。
NISAって何?

NISAは『個人投資家向けの税制優遇制度』を指し、その税制緩和処置は2014年から開始されています。
その制度での投資期間は2023年までとされており、2021年現在すでに手遅れと思われている方も多いかと思われます。
しかし、2019年12月に『新NISA』制度(NISA制度変更法案)が発表されました。
これにより、投資期間の延長が明らかになるとNISA枠での投資が新NISA枠へのロールオーバーが可能になったことから再注目されることになりました。

難しい言葉ばかりで
ちょっと何言ってるかわからんな

少しずつ説明していくわね!
まずは『税制優遇制度』から
解説していくわね!
NISAって何がお得なの?
NISAでは、毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が定めた期間のあいだ非課税対象となります。

え?株や投資信託で得た
利益には税金がかかるんか?

そうよ!みなさんの給与に
所得税がかかるのと同じように
投資で得たお金にも税金がかかるの!
NISAの説明をする前に、
税金について簡単に
勉強する必要がありそうね!
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり税金がかからなくなる制度です。
投資の利益に対する税率は?
みなさんの給与にかかる税金は、『累進課税制度』にて税率が決まりますが、投資の利益に対する税金は『分離課税制度』となります。
これは、金額の大小に係わらず、一律の税率となります。
投資で得た利益にかかる税金は20.315%=(所得税15%+復興特別所得税0.315%)+住民税5%
(注:本来の所得税は15%ですが、2037年までは復興財源確保法により0.315%が上乗せされています。)
ちなみに給与は『累進課税』
給与所得にかかる税金は『累進課税』と言い、簡単に言うと『たくさん稼いだ人はたくさん税金を納めてください』と言った税制です。
令和2年分所得税の税額表
課税される金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |

へぇ~!
そやったら、そもそも投資って
どうやって儲けるんか?

投資で得られる利益は
大きく分けて2種類あるの!
インカムゲインとキャピタルゲインとは
・インカムゲインとは、定期的にもらえる
「配当金」「分配金」のこと
・キャピタルゲインとは売却(解約)時に
発生する売却益のこと
NISAはこのどちらの利益に対しても非課税になります。


へ~、そんなにお得で
誰でもいつでも使えるなら
金持ちならたくさん投資できるな

残念ながらNISAが使えるのは
誰でもって訳でもないし
利用期間も決まっているし
金額にも制限があるの!
NISAの概要【基礎知識】

利用できる方 | 日本にお住まいの20歳以上の方 (口座を開設する年の1月1日現在の年齢) |
非課税対象 | 株式・投資信託等への投資から得られる 分配金・配当金や譲渡益 |
口座開設可能数 | 1人につき1口座 |
非課税投資枠 | 新規投資額で毎年上限120万円(最大500万円) |
非課税期間 | 最長5年間 |
投資可能期間 | 2014年~2023年 |
注意事項(注意ポイント!)
・NISA口座を開設することができるのは1金融機関のみ。
(年単位で変更することは可)
・その年の非課税投資枠の未使用分があっても、翌年以降に繰り越すことはできない。
・現在NISA口座以外の口座で保有している金融商品を、NISA口座に移すことはできない。
・NISA口座で保有している金融商品を、他の金融機関のNISA口座に移すことはできない。
・米国を初めとした海外の株やETFも対象となりますが、FXや仮想通貨は対象外。
(税制が異なるため)
・非課税期間終了後は『新NISA口座』や『特別口座』へのロールオーバーも可能。
・NISA口座は1年度以内に『一般NISA』か『つみたてNISA』のどちらか一方しか開設できない。
・0~19歳の方はジュニアNISA口座を開設することができる。

小さいお子さんがいる方は
必須のNISAよ!
学資保険よりも断然お得なの!

えー!NISAって、
2023年で終わってしまうなら
もうほとんど意味ないんとちゃう?

もう5年間の投資期間はないけれど
まだ2021年から3年間は投資できるし
非課税運用期間は各々5年間有効なの!
それに『新NISA』へのロールオーバーも
可能だから問題ないわよ!
新NISAって何?

NISA制度が2023年に終了すると共に、『新NISA』にて2024年から2028年までの5年間、非課税期間の延長が決定しています。
投資可能金額は20万円+102万円=122万円と微増していますが、システムが少し複雑になっています。
新NISAの概要【重要ポイント】
・投資期間は2024年から2028年の5年間
・非課税期間は、各々5年間
・合計で122万円分の非課税枠がある
・20万円部分を利用しないと、102万円部分は利用できない
・20万円分は今までの『*つみたてNISA対象銘柄』のみ投資可能
・NISA利用者は、申請すれば102万円部分のみ利用することができる。


なんで無駄に複雑にしたんや

でも5年延長したのは
嬉しいニュースよ!
NISAの利用がおすすめな人

・毎月10万円投資できる人
・銀行預金が数百万円ある人
・投資をしているのに今までNISAを利用していない人
*つみたてNISAをやるほど長い投資期間がない人(40代から50代以降)
NISA最大活用まとめ

・NISAとは、投資で得た利益に関してかかる税金を非課税にする『お得な制度』。
・個人投資家のための税制優遇制度のことで、年間最高120万円までが投資上限で最長5年間の非課税運用が可能。
・2024年からは『新NISA口座』の税制改正も予定されている。
みなさんもこのお得な非課税口座を利用して、
ぜひ投資にチャレンジしてください!
投資には各自リスク許容度が異なりますので、
自己責任でお願いします。

最後までありがとー!
他にもお得情報を載せていますので
別の記事も読んでいってね!
つみたてNISAをはじめる時に、読みたいおすすめの本をランキング形式で紹介しています。
2021年6月30日よりSBI証券が新サービス『クレカ積立』を開始しました。
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