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【投資初心者向け】ナンピン買いは危険?!資産を大きくできない理由とは

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投資理論
こんな人におすすめな記事

・株の買い時がわからない
・高値掴みをしてしまう
・ナンピン買いを狙っている
・含み損が大きい

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こんにちは!
ナンピン買いが苦手な『ここ屋』よ!

投資をはじめた頃は、『少しでも利益を出したい』と思い、『株を安値で買いたい』という気持ちが働きます。

株式投資の原理が、株価の『差金』によるものであるため、当然の心理です。

しかし、これが往々にして良くない方向に働く場合があります。

特に、投資初心者が陥りがちなワナです。

そこで今回の記事では、ナンピン買いは資産を大きくできない理由について解説していきたいと思います。

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ナンピン買いは資産を大きくできない理由

ナンピン買いは資産を大きくできない理由を紐解くにあたり、ナンピン買いとは何かナンピン買いを続けたらどうなるのかナンピン買いに潜むワナについて解説しています。

ナンピン買いとは

ナンピン(難平)買いとは、保有銘柄の株価が下落した際に買い増しをして、平均購入単価を下げること

リッヒ
リッヒ

価格が下がった時に買えば
お得な気がするけどダメなんか?

ナンピン買いを続けたらどうなるか

ナンピン買いをする時というのは、保有銘柄の株価が下げた時です。

買い増しをしてすぐに株価が戻れば良いのですが、基本的には下落トレンドである場合が多いため、戻る確率は低いと言えます。

下落が続く限りナンピン買いを続けていると、確かに平均購入単価は下がりますが、同時に含み損が増えることとなります。

ナンピン買いを続けた場合

・株価が$50の時に10株持っている状態から

・株価$40に下落【10株買い増し】
 平均単価$45含み損$100

・株価$30に下落【10株買い増し】
 平均単価$40含み損$300

・株価$20に下落【10株買い増し】
 平均単価$35含み損$600

平均取得単価が下がる一方で、含み損が増えていくのが見て取れます。

ナンピン買いに潜むワナ

ナンピン買いは、一見すると保有銘柄の平均取得単価を下げることで、株価が購入当時の単価に戻った時に、利益を出す方法として効率がいいように見えます。

しかし、ここに大きなワナが潜んでいます。

それは『株価が元に戻ることが少ない』ことです。

先ほどの例のように、一度下落した株価が平均取得単価まで戻すのには、大幅な株価上昇が必要となります。

下落トレンドが続く銘柄が、急激に株価を戻すことはほとんどないため、ナンピン買いは含み損を大きくしてしまうワナが潜んでいるのです。

下落の大底は予測できない

ナンピン買いのもうひとつの危険性は、『下落の大底が予測できない』ことです。

投資初心者の多くは、過去チャートを眺めて、大暴落した大底で購入(追加投資)できれば、大きくリターンを得ることができると想像をします。

しかし、実際に暴落の大底というのは、時間が経過してからわかるものです。

下落中の株価の底は、投資のプロでも判断が困難な場合が多く、『2番底』や『デッドキャットバウンス』という言葉があるくらい、下落の大底を予測することは難しいとされています。

ナンピン買いをするには大量の資金が必要になる

ナンピン買いをするには、大量の資金が必要になります。

株価が何%下落したら、何株(いくら)買い増すなどと決めている場合、下落が連続すると追加投資を続けることとなります。

実際に下落中にナンピン買いを止めることなく継続できれば、平均取得単価は下がり続け、株価を戻した時には利益につながります。

しかし、いつ下落が止まるかもわからずに追加投資を続けるというのは、相当に強いメンタルが必要となります。

そして、それに伴う大量の資金が必要になるのです。

リッヒ
リッヒ

大暴落時にナンピン買いをしてたら
資金がいくらあっても足りんわな

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順張りした方が早く資産を増やせる

ここまでナンピン買いの難しさやデメリットを解説してきましたが、確かにナンピン買いを上手に使いこなせれば、資産を増やすことができます。

しかし、ナンピン買いは投資初心者にとっては難しい手法と言えるので、もっと優しい資産形成をおすすめします。

それが『順張り投資』です。

順張り投資とは

順張り投資とは、株価が上昇している時に購入し、下落基調には売却する投資手法です。

上昇トレンドに素直に乗って利益を出すといった、株価に逆らわない比較的安全な投資方法のことです。

順張り投資の強み

順張り投資の強みは、その銘柄が上昇トレンドであることから、購入直後より含み益が出やすいことです。

ただし、購入のタイミングが上昇トレンドの終盤であった場合は、『高値掴み』となってしまうリスクを含んでいます。

上昇トレンドを見つける方法

順張りをする時に注意したいことは『高値掴み』を避けることです。

そして、できることなら極力『上昇トレンドの始まり』で購入したいところです。

そこで、上昇トレンドの転換点がわかれば、取引を容易にすることができると思いませんか?

リッヒ
リッヒ

そんな方法あるんかい

MACDを利用すれば、比較的高確率で上昇トレンドを把握することができます。

MACD(マックディー)とは、テクニカルチャートの一種で移動平収束拡散手法のことです。

短期と中期の2本の移動平均線を使用することで、株の買い時と売り時を判断する手法です。

難しいことは抜きにして、どのように利用できるかを実際のチャートをお見せします。

赤丸がデッドクロスと呼ばれる点で、下落トレンドの始まりです。

青丸がゴールデンクロスと呼ばれる点で、上昇トレンドが始まる点です。

MACDを利用すれば、株の売買タイミングを図ることが比較的容易になり、順張り投資の手助けになると考えられます。

MACDの使い方について詳しくはこちら

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長期投資であれば下落時に追加投資

coin

投資初心者にとって、ナンピン買いは難しい投資手法で、順張りをおすすめしてきましたが、長期投資のケースは少し異なります

長期投資は、右肩上がりの指数に連動したインデックスファンドに投資するものですので、株価の下落は逆に『買い場』となります。

ナンピン買いと混同されがちですが、投資の目的が異なりますので、株価の下落時に追加投資することは良い手法だと考えられています。

当ブログでは、米国株式への長期インデックス投資をおすすめしています。

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ナンピン買いは資産を大きくできない理由まとめ

ナンピン買いは資産を大きくできない理由をまとめます。

まとめ

◎ナンピン買いは資産を大きくできない
・ナンピン買いを続けると含み損が大きくなる
・株価が戻らないと資産を機会損失させる
・ナンピン買いは大量の資金が必要となる
◎投資初心者には順張りがおすすめ
・上昇トレンドで資産を増やしやすい
・MACDを利用するとトレンド転換がわかる
◎長期投資の場合は下落時は買い場となる

少しでも株価が安い時に買いたい気持ちはわかりますが、下落トレンドに相場に入ることは大きなリスクを伴います。

投資初心者のうちは、ナンピン買いは避け、順張り投資をすることをおすすめします。

投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。

リスク許容度に関しては、こちらの記事で解説しています。

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最後まで読んでくれてありがとう!
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