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【また後手に回りそうなFRBに嫌気】中国は貿易交渉に応じる構え

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市場分析

昨日の米国市場は大きく下落しました。

エヌビディアに対する規制により下げていた相場は、パウエル議長の講演によって一段安となってしまいました。

利下げ期待から株高を期待していた2025年ですが、どうやらそれどころではなくなってしまいました。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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4/16 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落しました。

パウエル議長の発言が相場の引き下げ要因となったようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500   …▲2.24%
・ダウ平均  …▲1.73%
・NASDAQ100…▲3.04%

プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするしてもなかなか上昇することはできませんでした。

その後パウエル議長の講演がはじまると急落していき、大引けには少し買い戻された1日となりました。

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逆パウエル砲になったわね!

リッヒ
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ハイパーグロース株もイマイチやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム) …▲2.00%
・COIN(コインベース) …▲1.91%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.30%
・DDOG(データドッグ) …▲0.72%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.85%
・MQ(マルケタ) …+0.26%
・U(ユニティ) …+0.37%

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.339から4.281に低下しました。

為替はジリジリと円高に向かっています。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことが分かります。

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今年はこんなのが多いわね!

マグニフィセント7はすべてが下落しており、NVDA▲6.87%、TSLA▲4.94%、AAPL▲3.89%、META▲3.68%、MSFT▲3.66%、AMZN▲2.93%、GOOG▲2.00%と急落しています。

テック株を中心に荒れた相場となりましたが、大きく上昇した銘柄もあったようです。

昨日大きく上昇した銘柄

・APA(アパッチ)…+3.22%
・TRGP(タルガ・リソーシズ)…+2.76%
・ABT(アボット・ラボラトリーズ)…+2.76%
・DVN(デボン・エナジー)…+2.70%
・NEM(ニューモント)…+2.51%
・FANG(ダイアモンドバック・エナジー)…+2.42%
・MOS(モザイク)…+2.20%
・DLTR(ダラー・ツリー)…+1.96%

一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。

昨日大きく下落した銘柄

・JBHT(ジェイビー・ハント)…▲7.68%
・IPG(インターパブリック)…▲7.44%
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)…▲7.35%
・OMC(オムニコム)…▲7.28%
・PLTR(パランティア)…▲5.78%
・KMX(カーマックス)…▲5.34%
・KLAC(ケーエルエー)…▲5.03%
・LRCX(ラム・リサーチ)…▲4.82%

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇他10セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+1.01%
・素材   …▲0.11%
・不動産  …▲0.15%
・公益事業 …▲0.66%
・生活必需品…▲1.06%
・ヘルスケア…▲1.07%
・金融   …▲1.30%
・資本財  …▲1.33%
・通信   …▲2.20%
・一般消費財…▲2.47%
・情報技術 …▲3.53%

エネルギーセクターだけが上昇するといったリスクオフ相場。エネルギーは少し売られすぎていましたから買い戻されたようです。

ここまだ下げた相場でも素材や不動産は堅調な方で、ディフェンシブセクターも下げてはいますが下落幅は限定的と言ってよさそうです。

一方で、情報技術や一般消費財、通信はかなり売られています。特にテックはなかなか這い上がることができない相場が続いています。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲2.24%下落して、終値では5.275に下げています。

先週には少し戻していたS&P500ですが、やはり下げトレンドは止められなかったようです。

今週も陰線が続き買い圧力は強くないことがわかります。

これまで下げてきた要因は関税ニュースでしたが、今後は企業決算や経済指標に影響が出始めるようだと、もう一段階下値を掘り下げる可能性もありそうですね。

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出来高が細ってきたわね!

FEAR&GREEDインデックスは19から14に下げEXTREME FEARのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

物価の安定を待つだけのパウエル議長

パウエル議長はシカゴの講演で、『関税に伴う物価の上昇がインフレを起こさぬようFRBは重点を置いている』と語りました。

『物価の安定がなければ力強い労働市場環境の実現は不可能だ』と語りながらも、政策金利の変更を急いでいないご様子。

『情勢が一段と明確になるのを待つ』ってことは、関税政策のほとぼりが冷めてから利下げの検討をするってことになりそうですが、2022年のように手遅れにならなければよいのですが。

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また後手に回りそうな雰囲気ね!

中国は貿易交渉の協議に応じる構え

中国は米国との貿易交渉に応じる前に、トランプ政権が複数の措置を取ることを条件にあげました。

・米高官が無礼な発言を慎み中国に対して敬意を示すこと
・米国がより一貫した立場を取ること
・米国が大統領による支持を受けた交渉責任者を指名すること
・台湾に関する意思を米国が示すこと

『まずは一回謝ってもらえるかな?んでトランプは意見をコロコロ変えないこと!あと代理人よこすなら権限あるヤツにしろよ!ついでにワイらが台湾攻めたらあんたらどうするか事前に教えといてよ。』といったところです。

世界経済と金融市場の命運は米中の貿易戦争回避に懸かっていますから、なんとか米国も中国の意見に歩み寄って欲しいところです。

リッヒ
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これも聞けないなら独裁者すぎるやろ

関税引き上げ前に駆け込み需要

昨日発表された3月の小売売上高は2年ぶりの大幅増となりましたが、関税引き上げ前の一時的な駆け込み需要と考えられます。

3月の小売売上高

【売上高】
・前月比…1.4%増(予想…1.4%増)
・前月…0.2%増

自動車を除いたベースでは0.5%増加でしたから、自動車販売の急増が寄与したようです。

・13分野のうち11分野で増
・建設資材やスポーツ用品、電子機器の伸びが目立つ
・飲食店は1.8%増

関税発動後には製品価格へのコスト転嫁が考えられますので、物価上昇圧力にあってしまいそうですね。

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いろいろ免除して欲しいわね!

4月の注目イベントについて

4月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

4月の注目イベント

・4/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/30 PCEデフレーター
・4/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【4/16 米国市場の値動き】
・S&P500   …▲2.24%
・ダウ平均  …▲1.73%
・NASDAQ100…▲3.04%
【経済トピックス】
・物価の安定を待つだけのパウエル議長
・中国は貿易交渉の協議に応じる構え
・関税引き上げ前に駆け込み需要

昨日の米国市場は大きく下落しました。

エヌビディアに対する規制が米テクノロジー企業に大きなダメージを与えることを嫌気したことで売りを呼んでいます。

また、パウエル議長は『政策による市場の混乱が落ち着いたら』などと悠長なことを言っています。やっぱり今回もFRBが後手を踏んで取り返しのつかない状況を生んでしまいそうですね。

一方で、中国は貿易交渉に応じる構えを見せましたが、米国は条件ともいえる要望を飲むことができるのかに注目が集まります。

今度は米国にボールが投げられていますが、このキャッチボールは無事に終わることを願うしかなさそうですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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