昨日の米国市場は大きく下落しました。前日の上昇はまた幻になってしまったようです。
トランプ大統領による関税発言は『延期』だったにもかかわらず株安に向かってしまいました。
いったいいつまでこの下落は続くんでしょうかね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/6 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
相変わらず関税に関するニュースが続きますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.78%
・ダウ平均 …▲0.99%
・NASDAQ100…▲2.79%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
今日こそは寄り底となってくれると思った矢先に下落に転じ、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

前日の上昇よりも大きく下げたわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲10.25%
・COIN(コインベース) …▲3.72%
・CRWD(クラウドストライク)…▲4.85%
・DDOG(データドッグ) …▲3.15%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲5.11%
・MQ(マルケタ) …▲1.22%
・U(ユニティ) …▲8.82%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.280から4.278に低下しました。
ドル円はジリジリとドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることが分かります。

強めの下落が多いわね!

マグニフィセント7はすべてが下落して、特にNVDAが▲5.74%、TSLAが▲5.61%、METAが▲4.35%、AMZNは▲3.68%と急落しています。
ソフトウェアや半導体は目も当てられない相場ですが、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・MKTX(マーケットアクセス)…+5.26%
・ADM(アーチャーダニエルズ)…+4.93%
・FAST(ファスナル)…+4.51%
・BG(ブンゲ・グローバル)…+4.10%
・BBY(ベストバイ)…+4.06%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…+3.83%
・POOL(プール)…+3.81%
・PCAR(パッカー)…+3.81%
一方で、大きく下落した銘柄の方が多かったようです。
・PLTR(パランティア)…▲10.73%
・VST(ビストラ・エナジー)…▲9.82%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…▲9.43%
・NFLX(ネットフリックス)…▲8.53%
・EQT(イーキューティー)…▲7.92%
・MPWR(モノリシック・パワー)…▲7.59%
・GEV(GEベルノバ)…▲7.45%
・RCL(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)…▲6.82%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは残念ながら11セクターすべてが下落した1日となりました。

・生活必需品…▲0.23%
・エネルギー…▲0.28%
・素材 …▲0.45%
・ヘルスケア…▲0.52%
・資本財 …▲0.91%
・金融 …▲1.70%
・通信 …▲2.09%
・公益事業 …▲2.29%
・不動産 …▲2.39%
・一般消費財…▲2.65%
・情報技術 …▲3.04%
すべてのセクターで下落するリスクオフ相場ですが、生活必需品など一部のディフェンシブセクターは耐えている方だと言ってよさそうです。
一方で、大きく下げたのはやはり情報技術や一般消費財といったモメンタムの強いセクターでした。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.12%下落して、終値では5,738に下げています。
2週間下げっぱなしのS&P500ですが、昨日も大きな下落が続いています。
200日移動平均線でサポートされてはいますが、完全に下落。
直近高値からも▲6.60%下げておりますので、調整局面に向かっています。
どこかで反転を期待したいところですが、ファンダ的にもテクニカル的にももう少し下値を掘り下げそうです。

年初来でも▲2.43%の下げね!
FEAR&GREEDインデックスは20から17に下げてEXTREME FEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
カナダ・メキシコ協定製品への関税は4月2日に延期
トランプ大統領はカナダとメキシコの輸入品に対する25%の関税について、米国・メキシコ・カナダ協定に準拠した製品は4月2日まで延期する大統領令に署名しました。
不法移民と合成麻薬対策への時間的猶予を与えるための一時停止ですが、自動車メーカーに対する関税は延長することはないと警告しています。
毎日のように関税に関するニュースが飛び交っていますが、トランプ大統領は現在の株価に対しては気にしていない様子ですね。


長期金利を気にしてるらしいわ!
ウクライナに資源取引に応じるように要求
トランプ大統領はゼレンスキー大統領と口論になって以来、保留にされている天然資源取引に関して、停戦の確約を含めて進める用意があると示しました。
ただし、ゼレンスキー氏がロシアとの停戦の条件に合意する必要があるとし、向こう数日間で合意への動きがあるかもしれないとのこと。
米国は軍事支援の全面停止などを含め、今回の戦争を本気で終わらせる動きがありますが、それも含めてディールに利用しているように見えます。


戦争が終わるのはいいことやな
ウォラーFRB理事、年内3回の利下げ余地も
FRBのウォラー理事は3月のFOMCでは利下げは支持しないものの、年内に2回ないしは3回の利下げの余地があると示唆しました。
また、同氏は関税がインフレに及ぼす影響は大きくないだろうと考えているようです。
この発言を受けて市場の利下げ観測はさらに加速したようです。




ドットプロットが楽しみね!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。
*3/ 7 雇用統計
*3/12 消費者物価指数(CPI)
・3/13 生産者物価指数(PPI)
・3/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/17 小売売上高
・3/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*3/18・19 政策金利決定会合(FOMC)
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【3/6 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.78%
・ダウ平均 …▲0.99%
・NASDAQ100…▲2.79%
【経済トピックス】
・カナダ・メキシコ協定製品への関税は4月2日に延期
・ウクライナに資源取引に応じるように要求
・ウォラーFRB理事、年内3回の利下げ余地も
昨日の米国市場は大きく下落しました。
相変わらず関税についてのニュースで株価が急落していますが、トランプ大統領はまったく気にしていないとのこと。
米政府はそれよりも10年債利回りを低下させることに重点を置いているようです。
前回の大統領時代のように、支出を削減して収入を確保したのちには、また株式市場を盛り上げるような発信をしてくれると信じています。
それでも5月くらいまでは関税に対する不確実性はぬぐえないかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。


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