昨日の米国市場は上昇。
カナダ・メキシコへの関税が一部先送りになったことが好感されました。
発表された経済指標でも底堅い消費によって、サービス業の好景は下支えされているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/5 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
毎日のように関税のニュースが発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.12%
・ダウ平均 …+1.14%
・NASDAQ100…+1.36%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとヨコヨコの後下落していきました。
その後は急激に上昇していくと、引けにかけても上げていきました。

前日の下落を取り戻したわ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+2.88%
・COIN(コインベース) …+4.66%
・CRWD(クラウドストライク)…▲6.34%
・DDOG(データドッグ) …▲0.32%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.48%
・MQ(マルケタ) …▲0.48%
・U(ユニティ) …+2.75%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.242から4.280に上昇しました。
ドル円はジリジリとドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。

まずはひと安心ね!

マグニフィセント7はAAPL以外6銘柄が上昇してMSFTが+3.19%と大きく上昇して、TSLA、META、AMZNは2%以上の上昇でした。
多くのセクターで買われた相場ですが、急騰銘柄をピックアップしていきます。
・MRNA(モデルナ)…+15.94%
・CE(セラニーズ)…+12.69%
・HII(ハンティントン)…+12.36%
・BF.B(ブラウン・フォーマン)…+10.09%
・FCX(フリーポートマクモラン)…+9.34%
・FMC(エフエムシー)…+7.79%
・GM(ゼネラルモーターズ)…+7.21%
・PLTR(パランティア)…+6.79%
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・CRWD(クラウドストライク)…▲6.34%
・MPC(マラソン・ペトロリアム)…▲5.26%
・VLO(バレロ・エナジー)…▲4.58%
・RMD(レスメド)…▲3.30%
・CPB(キャンベルズ)…▲2.85%
・FITB(フィフス・サード・バンコープ)…▲2.83%
・KMX(カーマックス)…▲2.53%
・INTC(インテル)…▲2.44%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+3.40%
・一般消費財…+2.43%
・資本財 …+1.75%
・情報技術 …+1.59%
・通信 …+1.47%
・ヘルスケア…+1.28%
・不動産 …+1.19%
・金融 …+1.10%
・生活必需品…+0.68%
・公益事業 …▲0.44%
・エネルギー…▲0.62%
一部関税除外のニュースを受けて素材セクターが高騰しています。大型株と自動車関連株の上昇で一般消費財も2%以上の上げ。
他にも6セクターが1%以上上げており、リスクオン相場となりました。
一方で、下げたのはエネルギーと公益事業ですが、原油価格が下がり続けているのでエネルギーセクターは続落しています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.12%上昇して、終値では5,842に上げています。
前日にも大きく下げていたS&P500ですが、昨日はリバウンドしています。
200日移動平均線がサポートラインとなり、しっかりと反発していますので総悲観といったわけではないようです。
ただ今度は5,870あたりが抵抗線にならなければ良いのですが、、、
RSIを見ると40付近まで回復していますが、まだ割安と考えても良さそうな水準です。

高値までまだ5.16%もあるわね!
FEAR&GREEDインデックスは20から22に上げましたがEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
カナダ・メキシコ関税で自動車は1ヶ月除外
トランプ大統領はメキシコとカナダに発動した関税で、自動車については1カ月間適用を除外すると発表しました。
これによりGMとフォードの株価はそれぞれ7%、5%の急騰をしています。
アフターマーケットでは一部農産品を適用除外とすることを検討していることも明らかにしており、
カナダのトルドー首相は同国に対する関税を全て解除するまで、報復措置を維持する意向だとのこと。
やはり関税はディールに利用されているようですね。

ひとつの安心材料ね!
拡大ペース加速したサービス業の景気指数
2月のISM非製造業総合景況指数は、前月から上昇して活動の拡大ペース加速させました。
雇用指数は53.9に上昇して2021年12月以来の高水準となっています。
【2月】
結果…53.5(予想…52.5)
前回…52.8
・14業種で活動が拡大
・金融・保険、卸売業、公益などが躍進
・3業種では縮小
・新規受注は前月から上昇
・受注残は2023年7月以来の高水準
一方で、GDPナウで1-3月の国内総生産はマイナスになる予測もありますので、関税による物価高を予測して輸入が急増していることが影響しているようです。

サービス業は相変わらず堅調や
大幅に減少したADP雇用者数
民間による2月のADP雇用者数は7万7000人増と予想の14万人増を下回り、1月の18万6000人増からも大幅に減少しています。
政策の不確実性や個人消費の減速が雇用鈍化につながったようです。
貿易や運輸、公益などでの雇用削減が目立ちましたので、DOGEによる公費削減や関税政策を先回りした人員削減かも知れませんね。

週末の雇用統計にも影響ありそうね!
3月の注目イベントについて
今週から3月になりましたので重要な経済指標をチェックしておきましょう。
*3/ 7 雇用統計
*3/12 消費者物価指数(CPI)
・3/13 生産者物価指数(PPI)
・3/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/17 小売売上高
・3/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*3/18・19 政策金利決定会合(FOMC)
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【3/5 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.12%
・ダウ平均 …+1.14%
・NASDAQ100…+1.36%
【経済トピックス】
・カナダ・メキシコ関税で自動車は1ヶ月除外
・拡大ペース加速したサービス業の景気指数
・大幅に減少したADP雇用者数
昨日の米国市場は上昇しました。
カナダ・メキシコへの関税の一部が延期されたことが好感されたようですが、それでもまだ不確実性は残されています。
何処で底打ちするかわからない相場が続いていますが、キャッシュを確保している人は徐々にエントリーしても良い水準かも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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