昨日の米国市場はわずかな上昇となり、前日の勢いは失速しました。
月末のインフレ指標の発表や4月2日の関税に対して、懸念が広がっていることへの表れのようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/25 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
弱気な消費見通しが発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.16%
・ダウ平均 …+0.01%
・NASDAQ100…+0.53%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後はナスダックを中心に買い戻されると、引けにかけても上昇していきました。

買い支えが見られるわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲3.06%
・COIN(コインベース) …+0.59%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.30%
・DDOG(データドッグ) …+0.37%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.41%
・MQ(マルケタ) …▲1.56%
・U(ユニティ) …+0.70%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.346から4.317に低下しました。
ドル円はドル高に向かいはじめました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく上げていることがわかります。

最高の眺めね!

マグニフィセント7はNVDA以外が上昇しており、TSLAが+3.50%と急騰している他、GOOG、AAPL、META、AMZNも1%以上の上昇をしています。
セクターによっては下げているようですが、急騰した銘柄をピックアップしていきます。
・IP(インターナショナル・ペーパー)…+6.49%
・FCX(フリーポートマクモラン)…+3.36%
・FOXA(フォックス)…+2.94%
・PANW(パロアルトネットワークス)…+2.79%
・NFLX(ネットフリックス)…+2.60%
・UHS(ユニバーサル・ヘルス)…+2.38%
・NOC(ノースロップ・グラマン)…+2.33%
・ADBE(アドビ)…+2.32%
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・UPS(ユナイテッド・パーセル)…▲5.05%
・MRK(メルク)…▲4.81%
・REGN(リジェネロン)…▲4.06%
・VTRS(ビアトリス)…▲3.76%
・ABBV(アッヴィ)…▲3.74%
・DLTR(ダラー・ツリー)…▲3.73%
・CCI(クラウン・キャッスル)…▲3.70%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・通信 …+1.26%
・一般消費財…+0.54%
・金融 …+0.46%
・エネルギー…+0.42%
・素材 …+0.25%
・情報技術 …+0.24%
・資本財 …+0.11%
・生活必需品…▲0.94%
・不動産 …▲1.13%
・ヘルスケア…▲1.29%
・公益事業 …▲1.36%
昨日のセクター別パフォーマンスは明暗がくっきり分かれました。
通信だけが1%以上の上げとなり、他はそれほど大きく上げていません。
一方で、公益事業やヘルスケア、不動産や生活必需品は1%といったディフェンシブセクターは大きく下げています。
今は企業業績で株価が動いているのではなく、投資家心理が市場を動かしているようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.16%上昇して、終値では5,776に上げています。
前日には窓を開けて大きく上昇していたS&P500ですが、昨日の上昇は限定的でした。
チャート的には上にも下にもヒゲをつけて、上昇トレンド中にこれが出たら転換のサインといった不吉なローソク足計上をしています。
200日移動平均線の上にはありますが、これに支えられると安易には考えにくい状況です。

3月はまだ▲3.0%下げてるわね!
FEAR&GREEDインデックスは28から29に上げFEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
関税懸念で低水準の消費者信頼感指数
コンファレンスボードが発表した3月の消費者信頼感は92.9と市場予想を下回り、前月からも大幅にダウンしました。
4年ぶりの低水準に落ち込んだ理由は、やはりトランプ関税を巡る物価上昇懸念のようです。
ここ数か月広がっていた消費者の楽観的な見方はほぼ消え、将来の家計状況に対する不安が広がっているようです。

消費意欲が低下してるわね!
トランプチームにAI拡散規制の見直しを促す
各国の高官や大手テクノロジー企業が、バイデン政権が任期最後に発表したAI拡散規則に対して見直しを迫っているとのこと。
この規制はAIプロセッサーの数を制限するもので、米国がAI投資先として魅力を失う懸念があります。
同規則は2カ月足らずで順守期限がきますが、現在多くの政府や企業がトランプチームの説得を図っているようです。

完全撤回して欲しいな
アップル世界開発者会議でiOS刷新か
アップルは6月9-13日に世界開発者会議を開催すると発表して、iOSデザインが一新されることが予想されています。
iOS 19、iPadOS 19、macOS 16などが大幅刷新されると報じられました。
AI分野において同社はライバル企業に後れを取っていますが、これでやっと追いつけるといいですね。

まだまだ厳しそうね!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【3/25 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.16%
・ダウ平均 …+0.01%
・NASDAQ100…+0.53%
【経済トピックス】
・関税懸念で低水準の消費者信頼感指数
・トランプチームにAI拡散規制の見直しを促す
・アップル世界開発者会議でiOS刷新か
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
前日の大幅上昇の勢いが削がれ、市場に楽観が広がるにはまだ少し時間が必要なようです。
とはいえ、すでに底を打った可能性もありますので、2番底を待っているとスルスルと上昇を続けてしまうかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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