【今週3回目の売りシグナル】4月2日を過ぎたら上昇するのか

昨日の米国市場はわずかに下落しました。

大きなニュースはなく無風状態の市場でしたが、相場の買い圧力は高くないようです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

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3/20 米国市場の値動き

昨日の米国市場はわずかに下落しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。

その後に売り戻されると、引けにかけても買い圧力は強くありませんでした。

10年債利回り（長期金利）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の4.247から4.241に低下しました。

ドル円はジリジリとドル安に向かっています。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、あまりハッキリと変動した銘柄は多くなかったようです。

マグニフィセント7は３銘柄が上昇していますが、振れ幅は全銘柄１％未満と限定的です。

テクノロジー系には大きく下げた銘柄が多かったようですが、上げた銘柄もピックアップしていきます。

一方で、大きく下落した銘柄もありました。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

全体的には売られた相場でしたが、すべてのセクターが１％未満の変動となったおとなしい１日となりました。

それでもエネルギーは上位に位置しており、底堅い相場が続いています。

一方で、通信や一般消費財、情報技術はやはり売りが続いています。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲1.08%下落して、終値では5,675に下げています。

１か月ほど低迷が続いているS&P500ですが、昨日も上げきることはできませんでした。

陽線では引けていますが、上ヒゲをつけてレジスタンスに押し戻されるのは今週だけで３回目。

やはり売り圧力が根強いことがわかりますね。

一方で、50日移動平均線が明らかに下を向き始めましたが、昨年9月以来6か月ぶりのことです。

FEAR&GREEDインデックスは22のままでEXTREME FEARと変わらず。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

アップルがSiri立て直しに本腰

アップルは開発上の問題でアップデートは延期されている「Siri」に対して、異例の幹部刷新を行い本腰を入れることが明らかになりました。

同社のAI技術はライバルに遅れを取っており、追いつく兆しもあまり見られない状況です。

アップル株は年初来で▲14％も下落していますが、成果が出るまでにもう少し時間がかかりそうですね。

中古住宅販売件数は予想外に増加

2月の中古住宅販売件数は前月比4.2％増と予想外に増加しました。

在庫も前年比で17％増えており、供給の増加が販売件数に寄与しているようです。

販売価格は前年同月比で3.8％上昇していますので、根強いインフレは残っているようです。

マイクロン好調な売り上げ見通し

アフターマーケットで半導体メーカーのマイクロンの決算発表がありましたが、売上高もEPSも市場予想を上回りました。

来期に関してもAI製品需要を追い風に、好調になる見通しを示したことで半導体市場に明るい兆しを差しています。

マイクロンの株価は決算発表後に一時は+6％を超えていましたが、現在では1％未満にまで下げています。

3月の注目イベントについて

3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

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昨日の米国市場はわずかに下落しました。

関税に対するニュースがない中でも、相場に買い圧力は戻ってきていないようです。

発表される経済指標では強弱入り混じる中、米経済は高金利下でも耐えているように見えます。

4月2日の関税発表を前に買い控えている投資家が多い中で、過ぎてしまえばまた上昇が続くのではないかと個人的には楽観しています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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