昨日の米国市場は続落しました。
もうトランプ大統領の関税ディールは終わりにして欲しいところですね。
早くマクロ経済や企業業績で株価が変動する市場に戻ってもらいたいものです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky3/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
関税のニュースで市場は踊らされていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.76%
・ダウ平均 …▲1.14%
・NASDAQ100…▲0.28%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇と下落を繰り返していきました。
その後ナスダック100は一時1%を超える上昇を見せましたが、引けにかけて失速していきました。

やっぱり弱い相場が続くわね!

ハイパーグロース株はいい感じやな
・AFRM(アファーム) …+0.80%
・COIN(コインベース) …+6.95%
・CRWD(クラウドストライク)…+6.76%
・DDOG(データドッグ) …+0.30%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.07%
・MQ(マルケタ) …+0.78%
・U(ユニティ) …▲2.51%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.219から4.284に上昇しました。
ドル円はジリジリとドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下げた銘柄のほうが多かったことが分かります。

騰落がハッキリしてるわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇して、TSLAが+3.79%の反発。NVDAやMETA、AMZNが1%以上の上昇でした。一方で2銘柄が下落でAAPLが▲2.92%と大きく下げています。
昨日はこれまで大きく下げていた銘柄が一時的にリバウンドしたように見えます。
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+10.68%
・LUV(サウスウエスト航空)…+8.34%
・VST(ビストラ・エナジー)…+5.41%
・GEV(GEベルノバ)…+5.21%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+4.50%
・NRG(エヌアールジー)…+4.48%
・FCX(フリーポートマクモラン)…+4.00%
・BA(ボーイング)…+3.99%
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・TER(テラダイン)…▲17.05%
・EXPE(エクスペディア)…▲7.28%
・DAL(デルタ航空)…▲7.25%
・JKHY(ジャック・ヘンリー)…▲7.08%
・TECH(テクネ)…▲7.04%
・VZ(ベライゾン)…▲6.58%
・LI(レイノックス)…▲6.36%
・MRNA(モデルナ)…▲6.12%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+0.40%
・一般消費財…+0.07%
・情報技術 …▲0.30%
・エネルギー…▲0.35%
・公益事業 …▲0.43%
・金融 …▲0.51%
・通信 …▲0.62%
・生活必需品…▲0.95%
・ヘルスケア…▲1.00%
・不動産 …▲1.08%
・資本財 …▲1.13%
2セクター上げていますが全体的にはリスクオフが続いています。
先ほどのヒートマップを見ても大きく偏っているわけではありませんが、どのセクターにも上げた銘柄と下げた銘柄が混在していたようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.76%下落して、終値では5,572に下げています。
下落が止まらないS&P500ですが、昨日も続落して大統領選後の上昇すべてを吹き飛ばしています。
200日移動平均線を下に抜けたあとも掘り下げてしまっており、次のサポートラインは見当たりません。
テクニカル的に反発するような期待はできませんので、インフレ指標や大統領令などのマクロ要因で好材料を待つしかなさそうです。
昨日の下げによって直近高値から▲9.31%の下落となりましたので、今夜にでも調整局面入りとなるかもしれません。

年初来でも▲5.26%に下げたわね!
FEAR&GREEDインデックスは15から16に上げましたがEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
鉄鋼・アルミ25%例外なくカナダ50%は撤回
トランプ大統領は鉄鋼・アルミニウムに対する25%の関税に関して、全ての貿易相手国・地域について予定通り12日に発動すると発表しました。
一方で、カナダの鉄鋼・アルミに対する関税率を50%に引き上げるとの報復警告は取り下げています。
もはやトランプ氏の関税を使ったディールは脅迫に近いものがありますね。

早く終焉を迎えてほしいわ!
米リセッション入りの確率は50%サマーズ元財務長官
サマーズ元財務長官はトランプ政権の政策不確実性によって、米国が今年リセッションに陥る確率は50%に近いとの考えを示しました。
大規模な移民規制や連邦職員の大量解雇、関税による競争力低下が、米経済見通しを一変させたとのこと。
不確実性の問題を修復するのは難しく、予想と比べて経済が減速するのはほぼ確実だと語っています。

テクニカルリセッションは起こりそうやな
市場の混乱は気にしないトランプ大統領
トランプ大統領は米国がリセッションに陥るとは予想していないと述べています。
同時に、関税政策が経済を低迷させるとの懸念から株式相場が急落したことを重大視しない考えを示しました。
『この国は好景気になろう』『われわれは国を再建しなければならない』『株式や債券などを買うことで大きな利益を得ることになると思う』こんな言葉通りの状況になれば良いのですが。

やりすぎないで欲しいわね!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標をチェックしておきましょう。
*3/12 消費者物価指数(CPI)
・3/13 生産者物価指数(PPI)
・3/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/17 小売売上高
・3/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*3/18・19 政策金利決定会合(FOMC)
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【3/11 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.76%
・ダウ平均 …▲1.14%
・NASDAQ100…▲0.28%
【経済トピックス】
・鉄鋼・アルミ25%例外なくカナダ50%は撤回
・米リセッション入りの確率は50%サマーズ元財務長官
・市場の混乱は気にしないトランプ大統領
昨日の米国市場は続落しました。
S&P500も直近高値から10%近い下落となり、調整局面入り目前となりました。
トランプ大統領は関税政策をディールに使ってアメリカの再建を図っているようですが、さすがに市場を無視したら経済は破綻してしまうはずです。
どこかでテコ入れが入ると考えますが、それはまだもう少し先になりそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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