昨日の米国市場は上昇しました。
トランプ関税問題が少し落ちついたのか、マーケットに買い圧力が戻ってきました。
一方で、サービス業の景気に少し弱い材料が出てきたことは、市場にとっては心配の種でもあります。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky2/5 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
経済指標は弱かったようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.39%
・ダウ平均 …+0.71%
・NASDAQ100…+0.42%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後もダウを中心に上昇していき、大引けにも買い圧力が確認できました。

関税ショックが落ち着いたわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+5.49%
・COIN(コインベース) …▲1.87%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.38%
・DDOG(データドッグ) …▲0.67%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.04%
・MQ(マルケタ) …+1.58%
・U(ユニティ) …▲1.68%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.513から4.424に低下しました。
ドル円はジリジリと円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことがわかります。

メガキャップが弱かったわ!

マグニフィセント7は3銘柄上昇していますが、大きく上げたのはNVDAの+5.21%のみ。一方で下げた4銘柄の中ではGOOGが▲6.94%、TSLAが▲3.58%、AMZNが▲2.43%と大きく下げました。
もはやマグ7だけに投資していれば良いなどと考えている投資家は、SP473に置いていかれる相場が始まっています。
相場全体では大きく上げた銘柄も多かったようです。
・JCI(ジョンソン・コントロールズ)…+11.28%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+7.99%
・EA(エレクトロニック・アーツ)…+7.60%
・FI(フィサーブ)…+7.15%
・AMGN(アムジェン)…+6.50%
・WDAY(ワークデイ)…+6.33%
・NXPI(NXPセミコンダクターズ)…+5.36%
・AVGO(ブロードコム)…+4.30%
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・FMC(エフエムシー)…▲33.53%
・IEX(アイデックス)…▲9.64%
・MKTX(マーケットアクセス)…▲8.85%
・DAY(デイフォース)…▲8.00%
・MTCH(マッチ・グループ)…▲7.92%
・UBER(ウーバー)…▲7.92%
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)…▲6.27%
・EL(エスティローダー)…▲5.08%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+1.54%
・ヘルスケア…+1.44%
・不動産 …+1.29%
・公益事業 …+1.14%
・金融 …+1.00%
・生活必需品…+0.84%
・資本財 …+0.55%
・素材 …+0.41%
・エネルギー…+0.09%
・一般消費財…▲1.19%
・通信 …▲2.28%
このところ軟調が続いていた情報技術が気持ちよく上げています。エヌビディアを中心に半導体がけん引したようです。
また、数か月間パフォーマンスが雲っていたヘルスケアや不動産も、最近は少し好調が続いています。トレンド転換したのかもしれません。
一方で、昨日は通信や一般消費財といった堅調だったセクターが売られました。
やはりグーグル、テスラ、アマゾンといったメガキャップの変動が大きく影響しますね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.39%上昇して、終値では6,061に上げています。
今年に入って乱高下が続くS&P500ですが、2日続伸で2月もプラスに転じました。
下ヒゲをつけて長い陽線で引けていますので、投資家の上目線が確認できます。
ただし、トランプ大統領のひとことで市場は大きく変動しますので、油断を許さない相場が続きそうです。
週末には雇用統計も控えていますので、高値を更新できるかは経済指標次第となりそうですね。

企業決算にも注目ね!
FEAR&GREEDインデックスは39から40に上げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
サービス業の景気拡大ペースが鈍化
昨日発表された1月のISM非製造業総合景況指数は、市場予想を下回り前月からも低下しています。
【1月】
結果…52.8(予想…54.0)
前回…54.1
米経済の大半を占めるサービス業の勢いがやや失速していることが示されました。
新規受注は昨年6月以来の低水準ですから、今後数か月にわたり活動が鈍化することが予想されます。

単月で判断するには早いわね!
シカゴ連銀総裁は関税がインフレを加速させる可能性も
シカゴ連銀のグールズビー総裁は、大規模な関税はサプライチェーンの混乱を再燃させ、インフレを加速させる可能性があると指摘しました。
同氏は関税はインフレ圧力にならないとする見方に警鐘を鳴らしており、関税の長期化はそれを助長するものだと語っています。
今回の高インフレを招いたのもウクライナ進行を端に発するサプライチェーンの混乱からでしたから、FRBも警戒せざるを得ない状況ですね。

トランプがコントロールするやろ
財務長官が注視するのは長期金利
ベッセント財務長官はトランプ政権が重点を置いているのは、FRBの短期の政策金利ではなく10年債利回りだと語りました。
同氏は『トランプ大統領は金融当局に利下げを求めていない』とも言及しています。
また、ベッセント長官はFRBに対して口を挟むつもりはないとも発言しています。

エネルギー供給拡大推しね!
2月の注目イベントについて
今週からは2月になりましたので、重要な経済指標をチェックしておきましょう。
*2/ 7 雇用統計
・2/ 8 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*2/12 消費者物価指数(CPI)
・2/13 生産者物価指数(PPI)
・2/14 小売売上高
・2/18 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【2/5米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.39%
・ダウ平均 …+0.71%
・NASDAQ100…+0.42%
【経済トピックス】
・サービス業の景気拡大ペースが鈍化
・シカゴ連銀総裁は関税がインフレを加速させる可能性も
・財務長官が注視するのは長期金利
昨日の米国市場は上昇しました。
関税問題で揺れ動いた週明けでしたが、いったんは平穏を取り戻したようです。
ただ、中国や欧州に対しても関税をディールに利用する可能性がありますので、大統領令には注力する日々が続きそうです。
われわれ個人投資家は予測できないものに一喜一憂することなく、大局観をつかみつつ自分の投資スタイルを確立していくしか方法はなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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