昨日の米国市場は大きく反発しました。
2月はS&P500が▲1.42%、ダウは▲1.58%、ナスダック100は▲2.76%の下落となりました。
FRBも参考にするインフレ指標であるPCEデフレータが発表されましたが、インフレ再燃の懸念が和らいだことで市場は安堵したようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky2/28 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
重要なインフレ指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.59%
・ダウ平均 …+1.39%
・NASDAQ100…+1.62%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後の売り戻しからマイナスに転じた場面もありましたが、引けにかけて急激に上昇していきました。

久しぶりの上昇ね!
週間ベースで見るとS&P500は▲0.97%、ナスダック100は▲3.38%の下落でしたが、ダウは+0.95%の上昇となりました。

ハイパーグロース株もイイ感じやな
・AFRM(アファーム) …+3.95%
・COIN(コインベース) …+3.48%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.48%
・DDOG(データドッグ) …+2.66%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.51%
・MQ(マルケタ) …▲1.65%
・U(ユニティ) …▲2.03%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.266から4.203に低下しました。
ドル円はさらにドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇したことが分かります。

久しぶりのリスクオンね!

マグニフィセント7はすべてが上昇してNVDAが+3.97%、TSLAが+3.91%と急伸。他5銘柄も1%を超える上昇でした。
相場全体が上昇していますが、大きく上げた銘柄をピックアップしていきます。
・AES(エーイーエス)…+11.66%
・EIX(エジソン・インターナショナル)…+6.04%
・ERIE(イリー・インデムニティ)…+5.70%
・TPL(テキサス・パシフィック)…+5.30%
・MNST(モンスター・ビバレッジ)…+5.26%
・BAC(バンク・オブ・アメリカ)…+4.49%
・WST(ウェスト・ファーマシューティカル)…+4.39%
・WBD(ワーナーブラザース)…+4.18%
一方で、一部ですが大きく下落した銘柄もありました。
・NTAP(ネットアップ)…▲15.57%
・HPQ(ヒューレット・パッカード)…▲6.82%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…▲6.31%
・UHS(ユニバーサル・ヘルス)…▲5.81%
・WBA(ウォルグリーン)…▲4.90%
・DELL(デル・テクノロジーズ)…▲4.70%
・MOS(モザイク)…▲4.66%
・TFX(テレフレックス)…▲4.57%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは久しぶりに11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・金融 …+1.72%
・情報技術 …+1.46%
・公益事業 …+1.32%
・通信 …+1.29%
・生活必需品…+1.25%
・エネルギー…+1.25%
・資本財 …+1.23%
・一般消費財…+1.19%
・ヘルスケア…+1.14%
・不動産 …+0.76%
・素材 …+0.26%
9セクターが1%を超える上昇のリスクオン相場でした。
金融は好調をキープしており、情報技術は軟調からの反発、不動産は好調からの転落でした。
週間ベースで見ると不動産が+2.44%でトップパフォーマンス、情報技術が▲4.26%でワーストパフォーマンスでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.59%上昇して、終値では5,954に上げています。
今週は下落が続いたS&P500ですが、昨日は大きく反発しました。
長い陽線をつけて前日の急落のほとんどを回復しており、出来高も上がっていますので月末の売りじまいが貢献してくれたようです。
週間ベースでは▲0.97%の下落にまで回復しましたが、2月の月間パフォーマンスは▲1.42%の下落となってしまいました。
1月は+2.7%の上昇をしていましたが、2月の下げによって年初来では+1.24%の上げと上昇幅を縮小。
2月には最高値を更新したのですが、そこから7営業日で▲3.09%の急落は残念でしたね。

3月の相場に期待ね!
FEAR&GREEDインデックスは18から20に上げましたがEXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
PCEデフレータは小幅伸びで安堵拡がる
FRBも重視するPCEデフレータが発表されましたが、インフレは小幅な伸びにとどまったことで市場には安堵が拡がりました。
コア(前年比)
結果…2.6%(予想…2.6%)
前回…2.8%
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.3%)
前回…0.2%
総合(前年比)
結果…2.5%(予想…2.5%)
前回…2.6%
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.3%)
前回…0.3%
個人支出(前月比)
結果…▲0.2%減(予想…0.3%増)
前回…0.8%増(速報値…0.7%増)
個人所得(前月比)
結果…0.9%増(予想…0.3%増)
前回…0.4%増
個人所得が急増する中で個人支出はマイナスの転じています。
関税懸念によって消費が抑制されていることは、インフレの減速に一役買いそうですね。
このところ物価上昇圧力が高まっていましたので、金利据え置きでもインフレが低下することが示されたのは安心材料ですね。


利下げ予想も3回に増えたわ!
メキシコ、カナダも米の対中関税に合わせる
メキシコが米国の対中関税に合わせることを提案しており、これで米国がメキシコに対する関税を回避できる道筋があることを示しました。
同時にカナダにも同様の対応を促しており、北米の要塞によって中国に対抗する方針が高まりつつあります。
米国を中心とした関税ディールが世界に拡がっていますが、日本は交渉カードを持たないまま巻き込まれるだけなんでしょうね。

資源国が強いやろな
15億ドルのBTC窃盗は北朝鮮のハッカー
米国のFBIは先日の15億ドルのビットコインハッキングは北朝鮮のハッカー集団による犯行だと発表しました。
サイバーセキュリティー専門家によると、仮想通貨の窃取が破滅的な規模にもなりかねない新局面に入ったとのこと。
インターネットから遮断されているはずの『コールドウォレット』から資金が盗まれたことで、侵入不可能神話が崩れてしまいました。

セキュリティー強化が急がれるわ!
3月の注目イベントについて
来週から3月になりますので重要な経済指標をチェックしておきましょう。
・3/ 4 ISM製造業景気指数
・3/ 6 ISM非製造業景気指数
*3/ 7 雇用統計
*3/12 消費者物価指数(CPI)
・3/13 生産者物価指数(PPI)
・3/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/17 小売売上高
・3/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*3/18・19 政策金利決定会合(FOMC)
・3/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【2/28 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.59%
・ダウ平均 …+1.39%
・NASDAQ100…+1.62%
【経済トピックス】
・PCEデフレータは小幅伸びで安堵拡がる
・メキシコ、カナダも米の対中関税に合わせる
・15億ドルのBTC窃盗は北朝鮮のハッカー
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
2月のS&P500は▲1.42%の下落となってしまいましたが、年初来ではまだプラス。
一方で、ナスダックは年初来▲0.61%に転じてしまい、大型ハイテク株の復活が待たれます。
トランプ政権の関税政策が落ち着くまでは、市場も上昇に転じることは難しいかも知れません。
とはいえ、継続して強い経済の米国ですから、ここはガマンのしどころなんじゃないかなと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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