昨日の米国市場はS&P500が横ばい、ダウが下げる中でナスダックは上昇しました。
上げ相場になると思われた矢先の大統領発言によって、市場の楽観は音を立てて崩れていったようです。
もう関税に関しては早いこと決着してほしいですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky2/26 米国市場の値動き
昨日の米国市場はS&P500は横ばいとなりました。
アフターマーケットではエヌビディアの決算が出ましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.01%
・ダウ平均 …▲0.43%
・NASDAQ100…+0.22%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
大きなリバウンドが期待されましたが、トランプ発言により急落が始まり、引けにかけても大きな買戻しはありませんでした。

なかなか上げきれないわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.91%
・COIN(コインベース) …+0.22%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.90%
・DDOG(データドッグ) …▲1.40%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.66%
・MQ(マルケタ) …▲6.65%
・U(ユニティ) …+3.35%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.298から4.256に低下しました。
ドル円はさらにドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。

半導体が買われたわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇。決算前のNVDAが+3.67%、METAも+2.46%と大きく上げています。一方で、TSLAが▲3.96%と下落トレンドから抜けられずにいます。AAPLも▲2.70%と大きく下げていますね。
生活必需品やヘルスケアが売られる中、半導体やソフトウェアには上げた銘柄も多かったようです。
・AXON(アクソン)…+15.25%
・INTU(インテュイット)…+12.58%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+12.23%
・NRG(NRGエナジー)…+10.63%
・VST(ビストラ・エナジー)…+7.45%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+6.36%
・WDAY(ワークデイ)…+6.22%
・GEV(GEベルノバ)…+5.52%
・AVGO(ブロードコム)…+5.13%
決算後にSMCIが急騰していますが、一時$18を切るまでに下げていましたから、かなりリバウンドしましたね。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・CNC(センティーン)…▲7.22%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲6.95%
・KEYS(キーサイト)…▲6.86%
・DG(ダラー・ゼネラル)…▲5.59%
・UNH(ユニバーサル・ヘルス)…▲4.70%
・EXR(エクストラ・スペース)…▲4.57%
・HSIC(ヘンリー・シャイン)…▲4.32%
・HSY(ハーシー)…▲4.12%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+0.93%
・公益事業 …+0.53%
・素材 …+0.17%
・一般消費財…+0.06%
・資本財 …+0.06%
・通信 …+0.05%
・金融 …▲0.03%
・エネルギー…▲0.20%
・不動産 …▲0.31%
・ヘルスケア…▲0.50%
・生活必需品…▲1.27%
軟調続きだった情報技術が上げていますが1%未満の限定的な上昇にとどまりました。
他に上げたセクターも上昇幅は限定的で、まだ相場には警戒が続いていると考えています。
一方で、このところ好調だった生活必需品を中心としたディフェンシブセクターが反落しており、これが一時的なものなのかどうかを判断するかを考えさせる1日となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.01%上昇して、終値では5,956に上げています。
前日までに4日続落で大きく水準を下げていたS&P500ですが、昨日は横ばいとなり続落に歯止めをかけました。
とはいえ、6,000の大台は奪還しておらず、MACDも下落トレンドに向かっていますので基本は下目線かと考えています。
特に昨日は上ヒゲも下ヒゲも長い1日となりましたので、方向感が見えない相場を印象付けました。

6000が抵抗線にならなければいいわね!
FEAR&GREEDインデックスは23から22に下げてEXTREME FEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
カナダ、メキシコ関税は4/2に
トランプ大統領はカナダとメキシコに対する関税措置について、これまで表明していた3月ではなく4/2に発動すると述べました。
さらなる時間的猶予を与えるという意味なのか、他の地域への相互関税と時期を合わせるのか明確な意図はわかりません。
一方でホワイトハウス当局者はカナダ、メキシコに対する関税処置は3月4日に実施するとしており、トランプ氏がさらなる延長を認めるかどうかまだ決定していないと説明しています。

ハッキリして欲しいわね!
エヌビディア決算ブラックウェルに明るい見通し
アフターマーケットで決算発表のあったエヌビディアですが、世界中の投資家が注目する中で次世代AI半導体のブラックウェルに関して明るい見通しを示しました。
決算そのものは売上高、EPS、ガイダンスともに市場予想をビートする結果となりましたが、ビッグサプライズもない無難な発表となったようです。
カンファレンスコールでジェンスン・フアンCEOは『ブラックウェルの需要は驚くべきものだ』と述べたことで、株価は一時+3%にまで急騰しましたが最終的には▲1.49%まで下げていますね。

AI業界にとって今は不安定な時期が続いていますが、エヌビディア一強といった株式市場はすでに過去のものとなってしまったようです。

去年までのような爆上げは期待できんな
トランプがアップルにDEI廃絶圧力
トランプ大統領はアップルに対してDEI(多様性、公平性、包摂性)の取り組み廃止を求めました。
自身のSNSに『アップルはDEIルールを廃止するべきだ。調整するだけではだめだ』と投稿。
アップルは先日、大規模な国内投資計画や雇用増などを発表してトランプ政権に忖度したばかりでしたが、大統領はこれだけでは足りないと判断したようです。

トランプとは対立したくないわね!
2月の注目イベントについて
2月もまだ重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールをチェックしておきましょう。
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【2/26 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.01%
・ダウ平均 …▲0.43%
・NASDAQ100…+0.22%
【経済トピックス】
・カナダ、メキシコ関税は4/2に
・エヌビディア決算ブラックウェルに明るい見通し
・トランプがアップルにDEI廃絶圧力
昨日の米国市場はS&P500は横ばいとなりました。
相変わらずトランプ大統領による関税発言は、株式市場に冷や水を浴びせますね。
一方で、世界で最も注目されたエヌビディアの決算発表ですが、良好な結果にも関わらず時間外で株価は下げる結果となりました。
エヌビディアに関してはすでに期待が高まりすぎていることと、時価総額が大きくなりすぎたことで、今後も株価の爆上げは期待できないのかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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