昨日の米国市場はわずかに上昇して、S&P500とNasdaq100は高値更新となりました。
米国とロシアの高官が会談したため、ウクライナ戦争が終結するとの期待が高まったことも背景にあるようです。
一方で、トランプ大統領による関税政策は毎日のように新たな一面を発表しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky2/18 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずか上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.24%
・ダウ平均 …+0.02%
・NASDAQ100…+0.23%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後買い戻され、もう一度売り戻しが入りましたが、大引けには急激に買われました。

大口投資家の仕掛けね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.36%
・COIN(コインベース) …▲3.53%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.80%
・DDOG(データドッグ) …▲0.29%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.12%
・MQ(マルケタ) …+3.21%
・U(ユニティ) …+1.44%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.478から4.552に上昇しました。
ドル円は再びドル安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

メタが20連騰で終わったわね!

マグニフィセント7は2銘柄がわずかに上昇。5銘柄の下落はMETAが▲2.76%と大きく反落して連騰は20でストップ。他は1%未満のわずかな下落となりました。
大型株は元気がありませんでしたが、中小型株には大きく上げた銘柄もありました。
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+16.47%
・INTC(インテル)…+16.06%
・WBA(ウォルグリーン)…+14.02%
・MRNA(モデルナ)…+8.37%
・MU(マイクロン)…+7.31%
・NKE(ナイキ)…+6.23%
・ETR(エンタジー)…+5.95%
・DELL(デル)…+5.21%
このところSMCIとINTCの爆上げが止まりませんね。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・MDT(メドトロニック)…▲7.26%
・ALLE(アレジオン)…▲5.62%
・CAG(コナグラ・ブランズ)…▲5.46%
・CMG(チポトレ)…▲4.54%
・MGM(エムジーエム)…▲4.37%
・UNH(ユナイテッドヘルス)…▲4.35%
・BLDR(ビルダーズ)…▲3.87%
・TMUS(Tモバイル)…▲2.81%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち8セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.16%
・素材 …+1.09%
・公益事業 …+0.93%
・金融 …+0.78%
・情報技術 …+0.71%
・資本財 …+0.58%
・不動産 …+0.35%
・ヘルスケア…+0.19%
・生活必需品…±0%
・一般消費財…▲0.22%
・通信 …▲1.20%
原油価格の上昇によってエネルギーセクターが大きく上げています。原油は中期にトレンドが続きやすいので今後も少し強い期間が続くかもしれません。
他にも素材セクターが1%を超える上昇をしましたが、実は直近1か月のパフォーマンスは通信と生活必需品に次いで3位のリターンを出しています。
一方で、FANG銘柄の急落によって通信と一般消費財がマイナス。これまで上げてきたものがいつまでも上昇すると考えていると大きな機会損失となりそうです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.24%上昇して、終値では6,129に上げています。
先週も大きく上げていたS&P500ですが、昨日は1月につけた高値をわずかに更新しました。
今年2回目の高値更新となりましたが、2025年も昨年のように高値更新のニュースを何度も聞きたいものです。
とはいえ、3日前には50日移動平均線にタッチしたばかりですので、まだまだ力強い相場とは言えなそうです。

年初来でも4.22%に上げたわね!
FEAR&GREEDインデックスは44から49に上げ、FEARからNUETRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
自動車や医療品にも輸入関税の可能性
トランプ大統領は新たに自動車や半導体、医薬品に25%前後の輸入関税を賦課する公算が高まっています。
4月2日にも発表する可能性があるとのことですが、導入されれば貿易戦争が拡大することになります。
自動車に対する関税に関してもすべての国に適応するのか地域を限定するのかもわかりませんが、フォルクスワーゲンなどの欧州メーカーや韓国メーカーなどに大きな打撃となりそうです。

当分関税パフォーマンスは続きそうね!
インテルが分割めぐる観測で株価爆上げ
インテルがTSMCとブロードコムの関与によって、分割される可能性があるとの観測が広がったことで株価を16%高騰させました。
TSMCがインテルの工場の運営権取得を検討しており、ブロードコムは半導体設計およびマーケティング事業買収について協議しているという。
インテルの株価は1週間で43%も爆上げしていますが、今後1年前の株価に戻しただけでも+60%のアップサイドがあります。

まだ当分上がりそうやな
SF連銀総裁は抑制的な金利政策は続けるべき
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、インフレ抑制でさらなる進展が見られるまで景気抑制的な金融政策を維持する必要があると述べました。
パウエル議長を中心とするFRB当局者らは、追加利下げを急がない姿勢を示しているいますのでデーリー総裁も同調していますね。
また、利下げの前にトランプ政権の新しい政策が与える影響を、時間をかけて判断するべきだとも示しました。

FRBは簡単に動けないわね!
2月の注目イベントについて
2月もまだ重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールをチェックしておきましょう。
・2/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【2/18 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.24%
・ダウ平均 …+0.02%
・NASDAQ100…+0.23%
【経済トピックス】
・自動車や医療品にも輸入関税の可能性
・インテルが分割めぐる観測で株価爆上げ
・SF連銀総裁は抑制的な金利政策は続けるべき
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。S&P500は今年2回目の高値更新です。
このところインテルとスーパー・マイクロ・コンピューターの株価が爆上げしていますが、どちらも昨年には大きく下げていた銘柄です。
マグニフィセント7のようなメガキャップが軟調になる中で大きく上げている銘柄もありますので、個人投資家も投資先を切り替える必要があるかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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