昨日の米国市場は大きく上昇しました。
1月の生産者物価指数(PPI)が予想を上振れしましたが、長期金利は低下しました。
一方で、トランプ大統領がまた関税に関する大統領令に署名したことで、新たな不確実性が増えました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ポチってくれると励みになります。

Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky2/13 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
インフレ指標の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.04%
・ダウ平均 …+0.77%
・NASDAQ100…+1.43%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後も何度か売り戻される場面もありましたが、引けにかけては買い戻されていきました。

それでもかなり戻してくれたわね!

ハイパーグロース株はハデハデやな
・AFRM(アファーム) …+4.78%
・COIN(コインベース) …+8.44%
・CRWD(クラウドストライク)…+4.40%
・DDOG(データドッグ) …▲8.24%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.41%
・MQ(マルケタ) …▲2.43%
・U(ユニティ) …+6.69%
DDOGは決算でガイダンスが予想を下回ったことで株価を急落させています。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.627から4.533に低下しました。
ドル円は一気にドル高に反転しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

テスラが続伸したわね!

マグニフィセント7はすべて上昇。TSLAが+5.77%と急騰してNVDAも+3.17%と大きく上昇。METAは連騰を19日に伸ばしています。
広範囲で買われた相場ですが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・MGM(エムジーエム・リゾーツ)…+17.46%
・TAP(モルソン・クアーズ)…+9.52%
・CZR(エメラルド・リゾート)…+9.19%
・GEHC(GEヘルスケア)…+8.82%
・VTR(ベンタス)…+8.34%
・INTC(インテル)…+7.34%
・SW(スマートフィット)…+7.30%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+6.55%
決算が好感された銘柄の爆上げが続きますが。INTCやSMCIは急激に続伸していますね。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・WST(ウェスト・ファーマシューティカル)…▲38.22%
・ZBRA(ゼブラ・テクノロジーズ)…▲8.36%
・IRM(アイロン・マウンテン)…▲7.28%
・ZTS(ゾエティス)…▲5.15%
・LDOS(レイドス)…▲4.53%
・GPN(グローバル・ペイメンツ)…▲4.32%
・DAL(デルタ航空)…▲3.42%
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは久しぶりに11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・一般消費財…+1.66%
・素材 …+1.55%
・情報技術 …+1.38%
・通信 …+1.13%
・不動産 …+1.00%
・金融 …+0.83%
・エネルギー…+0.78%
・生活必需品…+0.74%
・ヘルスケア…+0.43%
・公益事業 …+0.31%
・資本財 …+0.06%
昨日は5セクターが1%以上も上昇するといったリスクオン相場となりました。
特に一般消費財が大きく上げ、テスラの反発が影響したようです。
一方で、ディフェンシブセクターの上昇が限定的で、この先も長期金利が下がっていくようだと輝かないのかもしれませんね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.04%上昇して、終値では6,115に上げています。
先月末から上値を切り下げてきたS&P500ですが、昨日は大きく上昇して上にブレイクアウトしました。
1月につけた高値まであと0.06%のところまで迫っており、今夜にでも更新してくれるかもしれませんね。

バッドニュースがなければ上がれる相場ね!
FEAR&GREEDインデックスは44から47に上げ、FEARからNUETRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を上回るPPIもPCE低下に期待
昨日発表された1月の米生産者物価指数(PPI)は、市場予想を上回る伸びを示しました。
【PPI(総合)】
・前年比…+3.5%(予想…+3.3%)
前回…+3.5%(速報値…+3.3%)
・前月比…+0.4%(予想…+0.3%)
前回…+0.5%(速報値…+0.2%)
【コアPPI】
・前年比…+3.6%(予想…+3.3%)
前回…+3.7%(速報値…3.5%)
・前月比…+0.3%(予想…+0.3%)
前回…+0.4%(速報値…±0%)
前月の結果がすべて上方修正されていますので、前月比でいえば低下しているとも言えそうです。
FRBが重視するPCE価格指数の算出に使われるヘルスケアや航空運賃は低下しているのが好感されたようです。
パウエル議長は今週の議会証言で、インフレ期待は「引き続き十分抑制されているように見受けられる」と語っていますので、もう少し様子見といったところでしょうか。

前日のCPIとは違った反応ね!
トランプ大統領が相互課税に署名
トランプ大統領は相互関税に関する措置に署名しました。多数の貿易相手国に対して相互関税を課すことを検討するよう政権に指示したとのこと。
国ごとに新たな課税を提案するように調整するため、完了には数週間から数カ月を要する可能性がありますが、おおむね3月中には完了するとのこと。
トランプ氏は相互関税を即時発動しなかったことを鑑みると、メキシコやカナダのように交渉材料に使い可能性も捨てきれませんね。

どちらにせよ米国に有利に働くな
アップル廉価版iPhone発表近づく
アップルのティム・クックCEOは2/19に『新たな家族の一員』と呼ばれる新製品を発表する計画とのこと。
iPhoneの廉価版であるiPhone SEと考えられていますが、最新機種はiPhone14に似たデザインで顔認証が搭載される予定とのこと。
新機種ではアップルインテリジェンスが利用でき、iPhone 16に搭載している「A18」チップが使われ、初めて自社製モデムチップが搭載されるようです。

低価格が期待されるわね!
2月の注目イベントについて
2月もまだ重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールをチェックしておきましょう。
・2/14 小売売上高
・2/18 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【2/13 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.04%
・ダウ平均 …+0.77%
・NASDAQ100…+1.43%
【経済トピックス】
・予想を上回るPPIもPCE低下に期待
・トランプ大統領が相互課税に署名
・アップル廉価版iPhone発表近づく
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
生産者物価指数(PPI)が上ブレましたが、前日の反応とは異なり長期金利は低下しました。
また、トランプ大統領が相互課税の導入を検討しており、再び市場に波紋が及んでいます。
一方で、企業決算に目を向けると多くの企業は好業績を上げているようですから、今年もS&P500は底上げされていくと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL
コメント