昨日の米国市場はS&P500は横ばい。ダウがわずかに上げる中、ナスダックはわずかに下げました。
どうしてもトランプ大統領の政策が注目されがちですが、個別株にもさまざまな動きがあったようです。
中でもテスラの続落が止まらず、昨日も6%を超える大きな下落。ホントにどうしちゃったのでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky2/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場はほぼ横ばい。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.03%
・ダウ平均 …+0.28%
・NASDAQ100…▲0.29%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後はナスダックを中心に売り込まれるも、ダウとS&P500は引けにかけて買い戻されました。

今週もダウが強い週ね!

ハイパーグロース株はイマイチやな
・AFRM(アファーム) …+0.35%
・COIN(コインベース) …▲4.75%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.63%
・DDOG(データドッグ) …▲1.14%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲9.86%
・MQ(マルケタ) …▲1.84%
・U(ユニティ) …▲4.41%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.501から4.539に上昇しました。
ドル円はさらに円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々だったように見えます。

テスラはどうしちゃったのよ!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇。AAPLが+2.18%と年初来のマイナスを縮小させており、METAの続伸は17日と伸ばしています。一方で、TSLAが▲6.34%と急落して続落は2か月で▲31.5%の暴落となりました。
強弱入り混じる相場の中でも、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・DD(デュポン・ド・ヌムール)…+6.85%
・ECL(エコラボ)…+6.22%
・INTC(インテル)…+6.07%
・SPGI(S&Pグローバル)…+4.89%
・KO(コカコーラ)…+4.73%
・PSX(フィリップス66)…+4.72%
・FMC(エフエムシー)…+3.85%
・LI(レノックス)…+3.30%
INTCは副大統領による『半導体国内生産の強化』発言によって急騰しました。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・FIS(フィデリティー)…▲11.49%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲9.47%
・WBA(ウォルグリーン)…▲6.12%
・MAR(マリオット)…▲5.40%
・AES(エーイーエス)…▲4.84%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲4.66%
・KKR(KKアル・アンド)…▲3.70%
SMCIは決算前で売り込まれましたが、時間外の決算発表で株価を爆上げさせています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+0.78%
・エネルギー…+0.59%
・不動産 …+0.49%
・金融 …+0.28%
・公益事業 …+0.13%
・資本財 …+0.01%
・情報技術 …▲0.07%
・通信 …▲0.12%
・素材 …▲0.30%
・ヘルスケア…▲0.31%
・一般消費財…▲0.95%
昨日は1%を超える大きな変動をしたセクターはありませんでした。
それでも生活必需品の好調が目立ち、1週間ではベストパフォーマンスを見せています。
一方で、一般消費財が大きく下げているのは完全にテスラの影響ですね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.03%上昇して、終値では6,068に上げています。
2か月ほどヨコヨコが続いているS&P500ですが、水準は高値付近をキープしています。
割高感も冷ましながら移動平均線は右肩上がりですので、このトレンドが続くようなら近々高値更新も期待できそうです。
ただし、トランプ大統領就任以降はネガティブサプライズが多い日々が続いていますので、またどこかでドカンと落とすことがあるかもしれませんね。

マクロ経済は順調よ!
FEAR&GREEDインデックスは46と変わらずNUETRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
パウエル議長『利上げ急がない』念押し
FRBのパウエル議長は上院銀行委員会の公聴会で、政策金利の調整を急ぐ必要はないとの見解を示しました。
1月FOMCでは利下げをスキップしたFRBですが、今後数回の会合でも利下げを見合わせる公算が高まりました。
市場は年内1回の利下げを織り込んでいますが、来年の利下げはないと考えているようです。


1年後のことはわからないわ!
米関税に欧州は報復関税の構え
EUはトランプ米大統領の鉄鋼とアルミニウムに対する25%関税を受け、不当な関税は見過ごせないとして対抗措置を講じる構えを示しました。
米国が関税賦課に踏み切った場合、EUも報復関税の対象となる複数の米国製品のリストを用意しているとのこと。
欧州を含めた世界各国が関税の強行か凍結かに注目していますが、株式市場にも大きな影響がありそうですね。

経済にも雇用にも影響ありそうやな
『マスク氏はオープンAIの進展を遅らせようとしている』
オープンAIのサム・アルトマンCEOは、イーロン・マスク氏率いる投資家グループによる買収提案はオープンAIの進展を遅らせようとしていると指摘しました。
サム氏は974億ドルの買収案を退け、X(旧ツイッター)社を10分の1の価格で買収しようかと皮肉たっぷりの返答をしています。
オープンAIの共同創業者である2人ですが、どこまで仲が悪いんでしょうね。

アルトマンもメンタル強いわね!
2月の注目イベントについて
2月も重要な経済指標がありますのでスケジュールをチェックしておきましょう。
*2/12 消費者物価指数(CPI)
・2/13 生産者物価指数(PPI)
・2/14 小売売上高
・2/18 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【2/11 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.03%
・ダウ平均 …+0.28%
・NASDAQ100…▲0.29%
【経済トピックス】
・パウエル議長『利上げ急がない』念押し
・米関税に欧州は報復関税の構え
・『マスク氏はオープンAIの進展を遅らせようとしている』
昨日の米国市場はほぼ横ばいとなりました。
引き続きトランプ大統領の関税政策に世界が混乱していますが、市場は政治パフォーマンスの一角だと判断しているようです。
米国のマクロ環境に目を向けると、利下げ局面といえどもそのスピードは明らかに鈍化していますので、まだまだ経済指標に注目しなければなりませんね。
今夜の消費者物価指数(CPI)の発表でも、株価は大きく動くかもしれませんね。
そういえばイーロン・マスクとマーク・ザッカーバーグとの格闘技対決はどうなっちゃったんでしょうね。笑
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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