昨日の米国市場は下落しました。
前日にも気になっていましたが、やはり長期金利の上昇によって株式市場の楽観は冷まされたようです。
とはいえ、雇用も経済も堅調な米国ですから、すぐに悲観に向かうといった状況でもないと考えています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky1/7 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
経済指標の発表が影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …▲1.11%
・ダウ平均 …▲0.42%
・NASDAQ100…▲1.79%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後も買い戻されることなく売りが加速し、引けにかけても売られる1日となりました。
寄り天は悲しいわね!
ハイパーグロース株もボコボコやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.624から4.685に上昇しました。
ドル円は再び円安方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。
テック株が弱かったわね!
マグニフィセント7はすべて下落。NVDAが▲6.22%と強烈に下げており、TSLAも▲4.06%と大きな下落。AMZNやMETAも大きく下げていますね。
テック系を中心に巻き戻しが入ったようですが、それでも大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
鳥インフルエンザ感染者の死亡が確認されたことでワクチン株が上昇していますね。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+1.11%
・ヘルスケア…+0.49%
・素材 …▲0.04%
・公益事業 …▲0.23%
・生活必需品…▲0.25%
・資本財 …▲0.28%
・金融 …▲0.30%
・不動産 …▲0.90%
・通信 …▲0.97%
・一般消費財…▲1.73%
・情報技術 …▲2.32%
エネルギーとヘルスケアはかろうじてプラスでしたが、相場全体に悲観が拡がりました。
特にここ数日好調だった情報技術や一般消費財、通信といったせくたーは大きな下落となりました。
やはりメガキャップの相場に与える影響は大きいですね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.11下落して、終値では5,909に下げています。
2日連続で上昇していたS&P500ですが、昨日は大きく下落しました。
やはり6,000がレジスタンスになり、押し戻されてしまいました。
長い陰線をつけて50日移動平均線も下に切ってしまいましたので、少し上値が重い展開になりそうです。
やはり大口投資家は今の相場を高すぎると判断しているようです。
ここが耐えどころよ!
FEAR&GREEDインデックスは37から36に下がりましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トヨタがエヌビディアのAI顧客に
エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは、ラスベガスで開催中したテクノロジー見本市でトヨタ自動車が自動運転向けAI製品の顧客になると発表しました。
データの処理や保存など複数の機能を持つ最新の半導体が提供され、従来の半導体より小型で高速処理が可能になるとのこと。
この発表を受けてトヨタ自動車の株価は上昇しました。
エヌビディアもプレでは株価が上昇していたのですが、場中に急激に売られてしまいましたね。
ゲーム用GPUも発表したわね!
サービス業の景気指数は拡大ペース加速
昨年12月のISM非製造業景気指数が発表されましたが、活動の拡大ペースが加速して23年以来の高水準となりました。
仕入れ価格が大きく上昇したことでインフレ再燃が懸念され、長期金利は上昇しています。
【12月】
結果…54.1(予想…53.5)
前回…52.1
・仕入れ価格は6.2ポイント上昇して64.4
・18業種のうち15業種が仕入れ価格上昇
・価格低下した業種はゼロ
・新規受注は54.2に上昇
・雇用の指数はほぼ変わらずの51.4
これ以上景気が過熱しはじめるようだと、FRBも利下げに対してより慎重にならざるを得ないでしょうね。
長期金利上昇は痛いな
求人件数6ヶ月ぶりの高水準
昨年11月の求人件数は809.8万に増加して、6カ月ぶり高水準となりました。
特に専門職・ビジネスサービスと金融・保険といった専門職では上げている一方で、宿泊・飲食サービスと製造業では求人数が減少しています。
離職率は1.9%に低下し失業者1人当たりの求人件数は1.1件で、コロナ禍前の水準にまで戻しています。
経済も雇用も強いは株式にとっても良いことですが、インフレ懸念の高まりは利下げを遅らせる要因となりそうです。
追加利下げには踏み切れないわね!
1月の注目イベントについて
今月も重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。
昨日の米国市場は反転下落しました。
やはり長期金利がここまで水準を上げてくると、株式もなかなか上げられない環境のようです。
経済の過熱感を冷ますために行ってきた利上げですが、結果的にまだ冷め切っていなかったようです。
インフレ再燃からの利上げ再びみたいなシナリオだけは避けたいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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