昨日の米国市場は上昇しました。
トランプ大統領による関税表明が相場に混乱を起こす場面もありましたが、市場はこれを受け入れたようです。
一方で、アップルが決算を発表していますが、時間外で株価を上げています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky1/30 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
経済指標の発表などもありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.53%
・ダウ平均 …+0.38%
・NASDAQ100…+0.45%
プレマーケットではナスダックを中心に買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後はもみ合いになるも3指数ともに上昇していきましたが、引け間際には急落。大引けに買い戻されたボラの高い1日となりました。

トランプ発言が要因よ!

ハイパーグロース株もまずまずやな
・AFRM(アファーム) …+5.34%
・COIN(コインベース) …+3.54%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.05%
・DDOG(データドッグ) …▲2.13%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.25%
・MQ(マルケタ) …+1.28%
・U(ユニティ) …+0.31%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.532から4.520に低下しました。
ドル円はジリジリと円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。

マイクロソフトは下げたわ!

マグニフィセント7は決算をミスしたMSFTが▲6.18%と大きく下落。AAPLやAMZNも下げています。
一方で、決算が好感されたTSLAは+2.87%、METAは+1.55%上げており、GOOGも+2.76%の上昇。
好調な相場のなかでも大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・VST(ビストラ・エナジー)…+13.59%
・IBM(アイビーエム)…+12.96%
・LVS(ラスベガス・サンズ)…+11.08%
・GEV(GEベルノバ)…+8.40%
・LRCX(ラム・リサーチ)…+7.43%
・TMO(サーモ・フィッシャー)…+6.78%
・WINN(ウィン・リゾーツ)…+6.53%
・WM(ウェースト・マネジメント)…+6.15%
月曜日に急落した電力銘柄が大きく回復しています。他にもORCLやAVGOなども大きく上昇しています。
一方で、大きく下落した銘柄も多かったようです。
・UPS(ユナイテッド・パーセル)…▲14.11%
・NOW(サービスナウ)…▲11.44%
・CMCSA(コムキャスト)…▲11.00%
・CHRW(CHロビンソン)…▲6.94%
・CI(シグナ)…▲6.70%
・CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)…▲6.32%
・DOW(ダウ)…▲6.09%
・TER(テラダイン)…▲5.71%
決算ミスした銘柄は容赦なく売られていますね。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・公益事業 …+2.55%
・素材 …+1.66%
・不動産 …+1.50%
・ヘルスケア…+1.27%
・資本財 …+1.17%
・生活必需品…+1.14%
・通信 …+1.13%
・一般消費財…+1.08%
・金融 …+0.93%
・エネルギー…+0.91%
・情報技術 …+0.02%
電力銘柄の急騰によって公益事業が大きく上げています。
他にも素材や不動産など8セクターが1%以上の大きな上昇をしたリスクオン相場となりました。
一方で、マイクロソフトの急落やアップルの軟調によって情報技術だけがさえない相場が続いていますね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.53%上昇して、終値では6,071に上げています。
今年に入り乱高下を続けるS&P500ですが、昨日も反発して上昇。
上ひげ下ひげをつけていますので方向感に迷う1日となったようです。
ビッグテックの決算結果はまちまちでしたが、以前のように相場全体が連られることにはなりませんでした。
今夜にはインフレ指標の発表もありますので、まだまだどちらに振れるか不安定な相場が続きそうです。

MACDは上昇トレンドね!
FEAR&GREEDインデックスは46から48に上がりNEUTRALのまま。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
2/1からカナダ・メキシコに25%の関税措置発動
トランプ大統領は2月1日にカナダとメキシコからの輸入品に、25%の関税措置を発動すると表明しました。
麻薬の流入や貿易赤字など複数の理由を挙げましたが、甚大な経済的影響をもたらすことになりそうです。
米国・メキシコ・カナダ協定を反故にすることになりますので、貿易戦争になりかねませんね。

多くの企業に影響しそうね!
米GDP2024年も堅調な成長
米経済は2024年10-12月(第4四半期)も堅調なペースで拡大しました。
個人消費が4.2%増と追い風となり、米経済が著しく減速するとの予想に反して2024年も堅調を維持しました。
通年では2.8%成長で23年の2.9%からは減速していますが、高い政策金利下でも個人の消費が衰えることはないようです。

どっかの国とは大違いやな
アップル決算iPhone減収でも見通しに安心感
アフターマーケットで決算発表のあったアップルは、売上高とEPSは市場予想をビーとしましたが、iPhoneの売上高が予想を下回りました。
てっきり株価は下げるものだと思いましたが、今後の業績に安心感を与える見通しを示したことで時間外で株価は+3%ほど上げていますね。

中国事業の売上高は11%減でしたが、ティム・クックCEOが『在庫問題に起因するものだ』と説明していました。
とはいえ、アップルインテリジェンスはデバイス売り上げに貢献していないことが浮き彫りになってしまいました。

サービス部門は好調だったわ!
1月の注目イベントについて
1月も今日で最終日。あっという間でしたね。
・1/31 PCEデフレーター
・1/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
2月の注目イベントについて
来週からは2月になりますので、重要な経済指標をチェックしておきましょう。
・2/ 4 ISM製造業景気指数
・2/ 6 ISM非製造業景気指数
*2/ 7 雇用統計
・2/ 8 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*2/12 消費者物価指数(CPI)
・2/13 生産者物価指数(PPI)
・2/14 小売売上高
・2/18 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【1/30米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.53%
・ダウ平均 …+0.38%
・NASDAQ100…+0.45%
【経済トピックス】
・2/1からカナダ・メキシコに25%の関税措置発動
・米GDP2024年も堅調な成長
・アップル決算iPhone減収でも見通しに安心感
昨日の米国市場は上昇しました。
場中にはトランプ大統領による関税発言で、相場が大きく揺らぐ場面もありました。今後も発動される大統領令によっては、株価が大きく動く可能性が明らかになりましたね。
また、今夜にはインフレ指標であるPCEデフレータの発表があります。忘れられがちですがマクロ環境では、まだインフレと利下げは重要な局面にあります。
大局観をつかむ意味でも目先の変動であたふたしないようにしたいものです。(DeepSeekとかね)
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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