昨日の米国市場は下落しました。
FOMCでは予想通り金利据え置きが発表され、そこまで相場への影響はありませんでした。
それよりもアフターマーケットで決算発表のあったメタ、マイクロソフト、テスラには大きな株価変動があったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky1/29 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
FOMCではあまり大きなサプライズはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …▲0.47%
・ダウ平均 …▲0.31%
・NASDAQ100…▲0.24%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウは上昇するもS&P500とナスダックは売られていきました。
その後もズルズルと売られていくと、FOMCで金利据え置きの発表やパウエル議長の会見などにより相場は上下に振れましたが、最終的には微風で終わりました。
無事にイベント通過ね!
ハイパーグロース株はまちまちやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.536から4.532に低下しました。
ドル円はジリジリと円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々くらいだったように見えます。
エヌビディア下げたわね!
マグニフィセント7は3銘柄がわずかに上昇。一方で、4銘柄は下落。特にNVDAが▲4.10%、TSLAが▲2.26%と大きく下げています。
FOMCはそれほど影響を与えませんでしたが、大きく上昇した銘柄もありました。
一方で、大きく下落した銘柄も多かったようです。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・通信 …+0.39%
・エネルギー…+0.34%
・素材 …+0.24%
・生活必需品…+0.19%
・公益事業 …+0.07%
・金融 …▲0.03%
・資本財 …▲0.32%
・一般消費財…▲0.40%
・ヘルスケア…▲0.56%
・情報技術 …▲0.82%
・不動産 …▲1.30%
相変わらず通信は好調ですね。昨年からメタがセクターをけん引していますね。
比較的変動の小さかった1日となりましたが、不動産が大きく下げています。予想通りとはいえ、金利据え置きは不動産セクターにとっては良い材料ではないですからね。
そしてやはり情報技術にとっては厳しい相場が続いています。エヌビディアを中心にソフトウェアやサイバーセキュリティにも売り戻しの動きがあったようです。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.47%下落して、終値では6,039に下げています。
前日には急落の半分を取り戻していたS&P500ですが、昨日は再び反落しています。
それでもまだ年初来では+2.68%の上昇を確保しており、50日移動平均線の上にはありますので好調な相場が続いていると判断できます。
FOMCはほぼ無風で通過することができましたが、今後は企業決算が相場変動の大きな要因となると考えています。
時間外では少しプラスね!
FEAR&GREEDインデックスは44から46に上がり、FEARからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FOMC金利据え置き利下げ急がない姿勢
28日、29日の両日に開催された1月のFOMCですが、金利据え置きが発表されて利下げは3会合連続でストップしました。
パウエル議長は利下げを急いでいない姿勢を崩さず、利下げを急かしていたトランプ大統領はこれに言及しませんでした。
米経済は堅調で強い雇用が示されていますが、今後はトランプ大統領の移民政策や関税などがどう影響してくるか見極める必要がありそうです。
昨年末には3会合で1%もの利下げを強行して、目標レンジ4.25-4.5%としてきたFFレートですが、今年はあと2回ほど利下げが予想されています。
次は6月利下げの予想ね!
メタ今年はAI飛躍で株価上昇
アフターで決算発表のあったMETA(メタ・プラットフォームズ)は、1-3月の売上高見通しが市場予想を下回ったにもかかわらず、ザッカーバーグCEOの強気な発言により時間外で株価を+2.29%上昇させています。
なお昨年10-12月の売上高もEPSも市場予想を上回っており、おおむね良好な決算発表だったと判断されたようです。
今年も期待できそうな感じやな
テスラ決算25年納車台数増加予想で株価上昇
テスラの10-12月の決算発表は売上高もEPSも市場予想を下回りましたが、今年の納車台数は増加するとの予測を示したことで株価は時間外で+4.15%の急騰を見せました。
昨年の納車台数が10年ぶりに減少したことにも言及していましたが、AIやソフトウエアなどの利益拡大加速も予想しており、今年の納車台数も最大30%増と予測しているとのこと。
今年も強気のイーロンね!
マイクロソフト決算はAzure成長鈍化で株価下落
マイクロソフトの決算は10-12月の売上高とEPSは市場予想を上回りましたが、主力のAzureの成長鈍化が嫌気されてアフターで株価を▲4.54%下げています。
Azureの増収率は31%で前期の34%から鈍化しており、アナリストも32%の増収を見込んでいました。
オープンAIとの緊密な提携によりAI商業化のリーダー的存在と期待されていただけに、Copilot収益化の取り組みは投資家にとって期待外れだったようです。
1年くらいパッとせんな
1月の注目イベントについて
今月の重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場は下落しました。
FOMCでは金利据え置きが発表され、連続利下げは3会合でストップとなりました。
パウエル議長も利下げは急がないスタンスを堅持し、トランプ大統領もこれに苦言は示しませんでした。
一方で、アフターマーケットでメガキャップの決算発表が相次ぎましたが、大きく明暗が分かれたようです。
メタやテスラはCEOの会見によって株価を回復させていますが、マイクロソフトはうまくいかなかったようです。サティア・ナデラ氏にも頑張ってほしいものです。
明日はアップルの決算発表ですから、これにも注目しましょう。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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