2025年初めとなった昨日の米国市場は、わずかに下げて5日連続の下落となりました。
年明け5日間の相場は1年を占う意味で重要な期間になりますので、そろそろ本気で心配になりますね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky1/2 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
テスラの急落が気になりますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.22%
・ダウ平均 …▲0.36%
・NASDAQ100…▲0.17%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
しかし午後になると急落していき、引けにかけての上昇でもプラス圏に戻ることはありませんでした。

なかなか戻せないわね!

ハイパーグロース株はイケイケやな
・AFRM(アファーム) …+2.64%
・COIN(コインベース) …+3.59%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.51%
・DDOG(データドッグ) …+0.52%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.32%
・MQ(マルケタ) …▲1.58%
・U(ユニティ) …+9.08%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.573から4.563に低下しました。
ドル円は再び円安方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

テスラが不調ね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇。NVDAが+2.99%、METAが+2.35%と大きく上げています。一方でTSLAが▲6.08%と大きく下落。5日続落で▲17.96%も下げています。AAPLも▲2.62%下げました。
上げた銘柄に偏りはありませんでしたが、ピックアップしていきます。
・VST(ビストラ・エナジー)…+8.55%
・CEG(コンステレーション・ブランド)…+8.44%
・TPL(テキサス・パシフィック)…+6.70%
・FSLR(ファーストソーラー)…+5.80%
・UBER(ウーバー)…+4.72%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+3.90%
・MU(マイクロン)…+3.77%
・GEV(GEベルノバ)…+3.04%
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・GM(ゼネラルモーターズ)…▲3.57%
・PPG(ピーピージー)…▲3.37%
・BA(ボーイング)…▲2.90%
・MGM(エムジーエム)…▲2.86%
・LVS(ラスベガス・サンズ)…▲2.84%
・WYNN(ウィン・リゾーツ)…▲2.74%
・NKE(ナイキ)…▲2.64%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.41%
・公益事業 …+0.80%
・通信 …+0.60%
・ヘルスケア…+0.18%
・情報技術 …+0.11%
・素材 …▲0.03%
・金融 …▲0.23%
・生活必需品…▲0.36%
・資本財 …▲0.40%
・不動産 …▲0.95%
・一般消費財…▲1.08%
エネルギーが連日で1%以上の上昇をしています。先週から相場全体が弱い中でエネルギーだけが気を吐いています。
他にも公益事業や通信といったセクターが強かったですね。
一方で、テスラの急落で一般消費財は下げられいます。1週間で▲5.07%と大きな下落となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.22下落して、終値では5,868に下げています。
2025年はじめの相場を迎えたS&P500ですが、5日連続の下落となってしまい続落が止まりません。
長い陰線のなかにも上ヒゲと下ヒゲを付けており、方向感が見えていません。
とはいえ、まだ直近のサポートラインで支えられていますので、それだけが救いのチャートをしています。
ただし、これを下に割り込むと完全に下落トレンドに転換となってしまいます。

今夜も重要な1日になりそうね!
FEAR&GREEDインデックスは28から26に下がり、EXTREME FEAR寄りのギリギリFEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
テスラ年間販売台数が過去10年で初の減少
テスラの年間自動車販売台数は、過去10年余りで初めて減少しました。
2024年の販売台数は179万台と、2023年の180万台にわずかに届きませんでした。
第4四半期(10-12月)には過去最高を記録していますので、今後の急進は期待できそうです。
トランプ氏は自動運転車に関する規制を緩和する見込みですからね。

今年は期待できそうよ!
新規失業保険申請件数が8ヶ月ぶり低水準
先週の新規失業保険申請件数は予想を下回り減少しました。
前週比0.9万件減の21.1万件となり、継続受給者数も184.4万人に減少しました。
労働市場は堅調を維持していますので、すぐに景気後退が来るとは考えにくい状況です。

利下げも鈍化しそうやな
中国政府系ハッカー集団が米財務省幹部PCにアクセス
中国政府が支援するハッカー集団が、米財務省幹部のパソコンに侵入したと事情に詳しい関係者が明らかにしました。
機密でない情報にアクセスすることができ、何が盗まれたのか現在も調査中とのこと。
財務省は先月末もハッキングを受けたことを明らかにしていますが、中国側はこれについては不当で根拠がないと述べています。

どちらにせよ関係性はバチバチね!
1月の注目イベントについて
今日から1月の相場が始まりましたので、重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
・1/ 4 ISM製造業景気指数
・1/ 8 ISM非製造業景気指数
・1/ 9 FOMC議事要旨(12月)
*1/10 雇用統計
・1/11 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・1/14 生産者物価指数(PPI)
*1/15 消費者物価指数(CPI)
・1/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・1/16 小売売上高
*1/28・29 FOMC
・1/31 PCEデフレーター
・1/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。
【1/2米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.22%
・ダウ平均 …▲0.36%
・NASDAQ100…▲0.17%
【経済トピックス】
・テスラ年間販売台数が過去10年で初の減少
・新規失業保険申請件数が8ヶ月ぶり低水準
・中国政府系ハッカー集団が米財務省幹部PCにアクセス
2025年はじめの米国市場は下落しました。
クリスマス以降5日連続の下落は投資家を悲観に導くには十分な期間です。
機関投資家がお休みの期間でこの下げは、彼らが取引をはじめる時にどう判断されるのでしょうか?
2025年もはじまったばかりですが、当ブログに訪れるみなさんの資産を少しでも増やせる1年にしたいと考えていますので、今年もよろしくお願いします。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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