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【大統領就任の前夜祭相場】インテル買収報道で株価急騰

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市場分析

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

大統領就任式前のご祝儀相場なのか、当選日以来の大きな上昇となりました。

このままお祭り相場が続いてくれるといいんですけどね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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1/17 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500   …+1.00%
・ダウ平均  …+0.78%
・NASDAQ100…+1.66%

プレマーケットからナスダック100を中心に買われていた相場は、マーケットがオープンしても売られることはありませんでした。

その後もヒタヒタと上昇していきましたが、大引けにはわずかに売られる展開となりました。

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強い1週間になったわね!

週間ベースで見るとS&P500は+2.91%、ダウは+3.69%、ナスダック100は+2.85%の上昇となり、ダウが強い1週間となりました。

リッヒ
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ハイパーグロース株はまちまちやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム) …▲0.02%
・COIN(コインベース) …+4.92%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.76%
・DDOG(データドッグ) …+1.18%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.96%
・MQ(マルケタ) …▲0.53%
・U(ユニティ) …+0.09%

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.613から4.623に上昇しました。

ドル円はいったん円高に向かっています。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとなどの銘柄が上昇していることが分かります。

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ヘルスケアが弱かったわね!

マグニフィセント7はすべてが上昇。 NVDAが+3.10%、TSLAが+3.06%と急騰しており、AMZNとGOOG、MSFTも1%を超える上昇。

半導体を中心に好調な1日ですが、大きく上昇している銘柄をピックアップしていきます。

昨日大きく上昇した銘柄

・INTC(インテル)…+9.25%
・SLB(シュルンベルジェ)…+6.06%
・MPWR(モノリシック・パワー)…+4.89%
・DE(ディア)…+3.72%
・RCL(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)…+3.66%
・PLTR(パランティア)…+3.65%
・AVGO(ブロードコム)…+3.50%
・PYPL(ペイパル)…+3.25%

一方で、大きく下落した銘柄もありました。

昨日大きく下落した銘柄

・JBHT(ジェービー・ハント)…▲7.38%
・LLY(イーライリリー)…▲4.21%
・FICO(フェア・アイザック)…▲3.51%
・WBA(ウォルグリーン)…▲3.17%
・APA(アパッチ)…▲2.98%
・STT(ステート・ストリート)…▲2.85%
・MRK(メルク)…▲2.76%

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇1セクターのみが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・一般消費財…+1.64%
・情報技術 …+1.33%
・通信   …+1.04%
・素材   …+0.87%
・生活必需品…+0.79%
・金融   …+0.77%
・エネルギー…+0.53%
・資本財  …+0.51%
・公益事業 …+0.33%
・不動産  …+0.08%
・ヘルスケア…▲0.72%

上昇相場ではいつものように上位3セクターが強いですね。

マグ7のような大型株が相場をけん引するトレンドはまだ続いていることが分かります。

一方で、ヘルスケアが唯一のマイナスとなりましたが、こちらは1年のパフォーマンスもワーストに降格しています。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+1.0%上昇して、終値では5,996に上げています。

前日には50日移動平均線に押し返されていたS&P500ですが、昨日は上昇して50日を上抜けしました。

窓を開けて上昇し出来高も増えているので、大口投資家による押上げが推測できます。

一時は6,000の大台を回復したのですが、引けには戻してしまいましたね。

MACDもゴールデンクロスしましたので、トレンド転換が期待できます。

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次の抵抗線は6,000ね!

FEAR&GREEDインデックスは28から38に上がりましたが、まだFEARのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

12月住宅着工件数は予想を超えて増加

昨年12月の住宅着工件数は、前月比15.8%増の年率で149万9000戸となりました。

市場予想を大きく上回り、特にアパートなどの集合住宅が62%増加して2011年以来の大幅増となりました。

高水準の住宅ローンでも消費者は再び住宅を求めはじめたようです。

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火事の影響はこれからね!

鉱工業生産指数上昇で製造業に安定の兆し

昨年12月の米鉱工業生産指数は前月比0.9%上昇し予想の0.3%を上回りました。

2年にわたり低迷していた製造業も、安定化の兆しが見えてきたようです。

・製造業生産指数は0.7%上昇
・鉱業指数は1.8%上昇
・公益事業指数は2.1%上昇
・自動車生産だけが減少

これまではサービス業が下支えしてきた米国の景気ですが、今後は製造業も頑張って欲しいですね。

リッヒ
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金利の影響が大きいやろな

インテル買収標的報道で株価急騰

昨日インテルが買収の標的になっていると報じられたことで、一時株価は9.5%高となりました。

かつては世界のトップ企業だったインテルですが、再建計画に失敗しています。

同社の株価は2024年には60%も下落していますので、そろそろ底打ちすることが期待されています。

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日本でもおなじみのインテルね!

1月の注目イベントについて

今月の重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。

1月の注目イベント

*1/28・29 FOMC
・1/31 PCEデフレーター
・1/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【1/17米国市場の値動き】
・S&P500   …+1.00%
・ダウ平均  …+0.78%
・NASDAQ100…+1.66%
【経済トピックス】
・12月住宅着工件数は予想を超えて増加
・鉱工業生産指数上昇で製造業に安定の兆し
・インテル買収標的報道で株価急騰

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

政治、経済、景気、雇用などすべてが安定していると言って良い状況ですので、今後も株高に向かう公算が高いと考えています。

とはいえ、20日にはトランプ次期大統領の就任式があり、大統領令などのサプライズが予想されます。株式市場も大きく動く可能性がありますので、大きく張るのはそのあとでも良いかも知れませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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