昨日の米国市場はS&P500はわずかに上昇。ダウは連騰する中でナスダックは続落しています。
メガキャップの下落が止まりませんが、経済指標次第では更なる下落が待っていそうですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky1/14 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
インフレ指標の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …+0.11%
・ダウ平均 …+0.52%
・NASDAQ100…▲0.13%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後は薄商いの中でも買いと売りを繰り返し、引けにかけては何とか持ち直していきました。
ダウが頑張ってるわね!
ハイパーグロース株はまずまずやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.790から4.794に上昇しました。
ドル円はまだまだドル高に向かいそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることが分かります。
メガキャップが弱かったわね!
マグニフィセント7はすべてが下落。特にMETAが▲2.31%、TSLAが▲1.72%、NVDAが▲1.10%と大きく下げています。メガテックは連日不調が続いていますね。
一方で、金融や公益事業などには大きく上昇した銘柄も多かったようです。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
イーライリリーは昨年第4四半期の暫定売上高が予想に届かなかったことを受けての株価急落。肥満症治療薬「ゼップバウンド」と糖尿病治療薬「マンジャロ」の売り上げが不調のようです。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。
・金融 …+1.36%
・公益事業 …+1.35%
・資本財 …+1.32%
・素材 …+1.27%
・エネルギー…+1.06%
・不動産 …+0.91%
・情報技術 …+0.13%
・一般消費財…+0.01%
・生活必需品…▲0.01%
・通信 …▲0.71%
・ヘルスケア…▲1.21%
金融や公益事業を中心に5セクターが1%以上の上昇。
一方で、ヘルスケアや通信は大きく下げていますが、大型株が影響しているようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.11%上昇して、終値では5,842に上げています。
昨年10月の水準にまで下げてしまっているS&P500ですが、軟調な相場が続いています。
年明けからも▲0.66%下げており、MACDも下落トレンドに転換しています。
2日連続でわずかな上昇をしていますが、5,870がレジスタンスになっており上値が重い展開です。
今夜発表される消費者物価指数(CPI)次第では、一気に下抜けしてしまう可能性もありますね。
次のサポートは5,780付近ね!
FEAR&GREEDインデックスは27と変わらず、EXTREME FEAR寄りのFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
鈍化したPPIにインフレ懸念緩和
昨日発表された12月の生産者物価指数(PPI)は予想を下回り、インフレ懸念が緩和しました。
・航空運賃は22年3月以来の高い伸び
・食品価格は前月比0.1%低下
・財の価格は0.6%上昇
・サービス価格は横ばい
今夜には消費者物価指数(CPI)の発表がありますが、堅調な需要に加えてトランプ次期大統領の関税引き上げを警戒して物価が上昇していますので、どんな結果が出るのか少し心配になりますね。
予想を上回らないで欲しいわね!
トランプ大統領就任日に外国歳入庁を創設
トランプ次期米大統領は輸入品に関税を徴収する『外国歳入庁』の創設を表明しました。
就任日の1月20日には同庁の創設日とするようです。
選挙戦から掲げていた政策を就任日から取り組むとか、どこかの国のグズ政治家も見習ってほしいですね。
ほとんど有言実行やからな
メタ成績下位5%を従業員を削減
メタ・プラットフォームズは従業員宛ての文書で、成績不振の下位5%前後の従業員を削減することを明らかにしました。
通常レイオフのニュースは業績向上につながるとして株価上昇の要因となるのですが、昨日のMETAの株価は▲2.31%と大きく下げていますね。
米国では1月がレイオフの多い時期ですが、手厚い退職手当てが支給されることが多いようです。
日本でも行えばいいのよ!
1月の注目イベントについて
今月も重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
ダウが大きく上昇する中で、ハイテク中心のナスダックは続落しています。
今夜には消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、上振れ懸念から大型株が売られているようです。
オプション取引の量が最大になるとのニュースもありましたので、今夜の相場はどちらにしても大きく変動すると予想されます。
まだ新NISAを埋めていない人にとってみたら、いい買い場になるかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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