【50bp効果1日遅れの高値更新】今後の利下げペースはどうなる？

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昨日の米国市場は下落し、S&P500とダウは過去最高値を更新しました。

FOMCでの0.5％の利下げ効果が1日遅れてやってきたようです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

9/19 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

FOMCから1夜明けての爆上げとなりましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても売られることはありませんでした。

ナスダックを中心に買われた相場は1日を通してリスクオンとなりました。

小型株ETFのVTWO（Russell2000）は+2.07%の上昇でした。

長期金利（米10年債利回り）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の3.715から3.711に低下しました。

前日には大きく上げていた長期金利ですが、昨日はわずかな上げ。

長期金利が安定していることが、株高の要因のひとつと言えそうです。

金利によって為替が大きく動いていますが、そんな時はFXで利益を狙うことができます。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

マグニフィセント7はすべて上昇、TSLAは+7.36%、NVDAが+3.97%、METAが+3.93%、AAPLが+3.71％と大きく上げています。

また、半導体銘柄は爆上げでSOXLは+12.78％の急騰です。

他にも5％を超える大きな上昇を見せた銘柄もありますのでピックアップしていきます。

ダーデンはウーバーとの契約を発表したことで株価爆上げです。

一方で、大きく下落した銘柄もありDECK（デッカーズ）▲3.26%、VTR（ベンタス）▲3.13%、MRNA（モデルナ）▲2.63%、DLTR（ダラーツリー）▲2.37%、NEE（ネクステラエナジー）▲2.36%などが下げています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

半導体を含むハイテク株の急騰により情報技術セクターが3％を超える爆上げ。

一般消費財や素材も2％を超えてきました。

他にも多くのセクターで買いが入ったようですが、生活必需品と公益事業はマイナスでした。

やはり利下げがはじまるとハイテクセクターが強くなることがよくわかります。

トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+1.70%上昇して、終値では5,713まで上げています。

これまで何度か高値をトライして跳ね返されていたS&P500ですが、昨日は一気に上昇して過去最高値を更新しました。

前日には長い上ヒゲを付けていたので厳しいと思われましたが、0.5％利下げ効果は1日ズレで訪れました。

明日からはこれが1日で下抜けしてしまうのか、サポートラインになって支えてくれるのかに注目ですね。

FEAR&GREEDインデックスは、56から66に上げてGREEDを深めました。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

利下げペースウォール街で予想割れる

ウォール街の大手銀行では今後1年間の利下げペースを巡り、見解が分かれているとのこと。

9月0.5％の予想を当てたJPモルガンは、11月のFOMCでも0.5％利下げを予想していますが、ゴールドマン・サックスは来年6月まで毎回0.25％の利下げだと予想しています。

9月FOMCでは0.5％の利下げが発表されましたが、パウエル議長はこのペースがスタンダードではないと言及していました。

市場は年内あと3回の利下げを予想していますが、これもすべて今後の経済指標次第でしょうね。

新規失業保険申請件数は4ヶ月ぶりの低水準

昨日発表された新規失業保険申請件数は、前週比１万2000件減と健全な雇用が示唆されました。

失業率の上昇が懸念されていた市場にとっては、明るいニュースとなりました。

ただし、9月初旬のレイバーデー前後のデータ調整が難しいとの要因もありますので、まだまだ雇用に関しては警戒を続ける必要がありそうです。

アップルにまた制裁金のリスク

アップルはiPhoneやiPadのOSを競合企業に開放しなければ、多額の制裁金が科されることになるとEUから警告を受けました。

今回の発表は正式な調査の一歩手前の段階ですが、EUは他社がアップルのOSにアクセスできるようにサービスの再設計を強いることが目的のようです。

全くひどい話ですよね。なぜ自社で開発したシステムを他社に利用させなければ罰金なんて発想になるんでしょうか。

9月の注目イベントについて

9月にも重要な経済指標が発表されますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

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おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

FOMCでの大幅利下げの効果は1日遅れでやってきたようです。

今後も利下げが続くことが予想されますが、これも経済指標次第ってことになりそうです。

ようはまだ何も決まっていないということなので、個人投資家としても柔軟な対応が必要ってことですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

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