【エヌビディア決算発表で7%下落】業績見通しは良好で自社株買い発表

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昨日の米国市場はハイテク株を中心に大きく下落しました。

アフターマーケットでは『地球上でもっとも重要な銘柄』であるエヌビディア決算発表があり、時間外で株価は急落しています。

心配するような決算内容ではなかったと思いますが、投資家の期待が高すぎたんでしょうね。

今後の株価にどう影響するのかが気になります。。。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

8/28 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落しました。

エヌビディア決算発表に警戒感MAXですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

プレマーケットでは値動きのなかった相場は、マーケットがオープンするとダウは上昇、ナスダックは下落していきました。

その後は3指数ともに売り圧力に押され、引けにかけて少し買い戻される場面もありましたが、ナスダックを中心に大きく下落しました。

小型株ETFのVTWO（Russell2000）は▲0.67%の下落でした。

長期金利（米10年債利回り）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の3.820から3.838に上昇しました。

前日にも少し上昇していた長期金利ですが、昨日もわずかな上昇となりました。

金利は個別株の決算くらいでは大きく反応しないようです。

金利によって為替が大きく動いていますが、そんな時はFXで利益を狙うことができます。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることが分かります。

マグニフィセント7はすべてが下落。決算発表前のNVDAが▲2.10%、TSLA、AMZN、GOOGも1%を超える下げ。

半導体が真っ赤に染まる一方で、金融やヘルスケアなどには買われた銘柄もありました。

一方で、大きく下落した銘柄も多くSMCI（スーパー・マイクロ・コンピューター）▲19.02%、BBWI（バスアンドボディワークス）▲7.0%、LULU（ルルレモン）▲4.55%、SBUX（スターバックス）▲3.35%、MU（マイクロン）▲3.07%などが下げています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇、他11セクターが下落した1日となりました。

金融以外は下落した1日となりましたが、半導体の急落によって情報技術セクターが大きく下げています。

他にも一般消費財と素材も1%を超える下落となり、完全リスクオフ相場となりました。

トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.60%下落して、終値では5,592まで下げています。

1週間以上上げ下げを繰り返しているS&P500ですが、昨日はも下げに転じています。

通常なら下ヒゲをつけているので買い支えがあると考えられるのですが、アフターでエヌビディアが急落していることを鑑みると、明日には下抜けしてしまうと思っています。

前回の高値までもう少しというところまで回復していましたが、昨日の下落で1.34%にまで離れてしまいましたね。

FEAR&GREEDインデックスは、53から52に下げてNEUTRALのままです。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

エヌビディア決算で市場予想上回るも株価下落

アフターマーケットで決算発表したエヌビディアですが、売上高もEPSも市場予想をビートしたにもかかわらず、株価は時間外で急落しています。

5-7月期の売上高は300億ドルと前年同期比で2倍余りに拡大しており、アナリスト予想の289億ドルを上回っていますが、やはり投資家の期待はそれ以上だったようです。

来期の売上高見通しも予想を上回っており、500億ドルの追加自社株買いも発表していますので、この先業績が崩れることは考えにくいでしょう。

バフェットのバークシャー1兆ドル超え

ウォーレン・バフェット率いる投資・保険会社のバークシャー・ハサウェイの時価総額が、初めて1兆ドルを超えました。

ハイテク以外の米企業で初めての偉業ですが、年初来リターンもS&P500をアウトパフォームしています。

ハイテク業界のような爆発的な株価上昇は見込めないのかも知れませんが、長期的に安定した成長を求めるのであれば、適した銘柄だと考えられます。

セールスフォース通期見通し良好で株価上昇

決算発表のあったセールスフォースは通期利益見通しが市場予想を上回ったことで、時間外取引で株価を+4%以上上げています。

売上高の伸び鈍化を懸念していた投資家の不安を払しょくしたことで、ポジティブサプライズとなったようです。

AI機能への取り組みがいつ売上高に反映されるかが注視されているなかで、AI製品からの売り上げ創出に苦戦しているようです。

まだ初期段階であるAI製品から利益が生み出されるようだと、今後の期待は膨らむと考えられています。

8月の注目イベントについて

8月も残りわずかとなりましたが重要な経済指標な発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

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昨日の米国市場はハイテク株を中心に下落しました。

昨日の記事でエヌビディアの株価がどちらかに10%動く可能性があると書いてはいたものの、ホントに下に10%振れてしまうとは残念です。

とはいえ、業績も通しも良いとのことでしたので、まだエヌビディアを保有していない投資家にとっては良い押し目買いのチャンスだと思っています。

何に投資するのかも重要ですが、いつ投資するのかがパフォーマンスを左右することを忘れてはいけませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

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