【エヌビディアショックに備えろ】地球上でもっとも重要な銘柄

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昨日の米国市場はわずかに上昇しました。

1週間ほど大きな変動のない米国市場ですが、完全にエヌビディアの決算発表待ち状態です。

ウォール街では『地球上でもっとも重要な銘柄』と呼ばれているだけあって、決算発表後には上下に10%ほど変動するとも予想されているほどです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

8/27 米国市場の値動き

昨日の米国市場はわずかに上昇しました。

エヌビディア決算発表を待っているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。

その後は売り戻される場面もありましたが、引けにかけて買い戻されていきました。

小型株ETFのVTWO（Russell2000）は▲0.75%の下落でした。

長期金利（米10年債利回り）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の3.813から3.820に上昇しました。

このところ大きな変動がない長期金利ですが、昨日もわずかな上昇となりました。

経済指標の発表がないからか、このあたりで停滞していますね。

金利によって為替が大きく動いていますが、そんな時はFXで利益を狙うことができます。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったところです。

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。決算発表を控えたNVDAが+1.46%上げているのに対して、TSLAは▲1.88％と大きく下げています。

前日売られた半導体が反発していますが、他にも大きく上げた銘柄もありました。

一方で、大きく下落した銘柄もありWBA（ウォルグリーン）▲8.96%、PARA（パラマウント・グローバル）▲7.15%、MRNA（モデルナ）▲3.28%、SMCI（スーパー・マイクロ・コンピューター）▲2.64%、CVS（CVSヘルス）▲2.11%などが下げています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

半導体が反発したため情報技術セクターが上げています。

とはいえ、昨日は大きな変動を見せたセクターは少なく、市場は静観しているように見えました。

一方で、原油価格が下げたためエネルギーセクターが売られています。

トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+0.16%上昇して、終値では5,625まで上げています。

8月には大きなリバウンドを見せてきたS&P500ですが、1週間ほど停滞しており昨日もわずかな上昇。

前回の高値がレジスタンスになってしまっているようで、昨日の上昇含めても高値まで残り0.74%のところで押し戻されています。

アノマリー的にも9月は相場が弱くなることも多いため、レイバーデー明けの相場から反落がはじまってもおかしくありませんね。

FEAR&GREEDインデックスは、54から53に下げてGREED寄りのNEUTRALです。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

エヌビディア決算発表後に10%変動も

28日アフターマーケットで決算発表を予定しているエヌビディアですが、オプション市場は株価が上下に10%変動することを織り込んでいます。

同社の時価総額は3兆ドルありますから10%と言えば、3,000億ドル（44兆円）が動くってことになります。

エヌビディアの株価が下がるようなことがあれば、マグニフィセント7を中心に半導体やハイテク株すべてに影響がありますので、指数のボラティリティも高まります。

もしホントに10%下げるようなことがあれば『エヌビディアショック』と呼ばれるような大暴落を引き起こしかねませんね。

消費者信頼感指数が改善で6ヶ月ぶり高水準

コンファレンスボードが発表した8月の消費者信頼感指数は、大きく改善して6カ月ぶり高水準となりました。

前月の101.9から103.3に上昇しており、予想の100.7を上回っています。

利下げ期待から消費者のセンチメントがさらに強まり、景気やインフレに対する見方が一段と明るくなったようです。

一方で雇用に対するデータはネガティブで、今後も失業率については注視する必要がありそうです。

SMCI空売りターゲットで急落

空売り投資家がショートポジションを建てたことを明らかにしたことで、スーパー・マイクロ・コンピューターの株価が急落しています。

『未公表の関連者取引の証拠、制裁および輸出管理の不手際、顧客問題』などがリポートで指摘されました。

前日には▲8.27%、昨日は▲2.64%下げており、3月の高値からは▲54%ほど急落しています。

年初来では一時期+324%まで急騰させていた同社の株価ですが、現在は+92%ほどに縮小させています。

前回決算でも不甲斐ない結果でしたから、今後も底値を掘り下げる展開が予想されます。

8月の注目イベントについて

8月も残りわずかとなりましたが重要な経済指標な発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

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おかげさまで好評いただいています。低価格に抑えておりますので値上がりする前にお手に取ってください。

昨日の米国市場はわずかに上昇しました。

世界中の投資家がエヌビディアの決算発表に注目しており、市場全体に大きく影響することは避けられません。

これまで2年近く相場をけん引してきたエヌビディアですから、急落するとしたら多大なる暴落を引き起こす可能性もあります。

とはいえ、同社の未来は明るいと思っていますので、もし急落するようなことがあれば買い増しも視野に入れたいと考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

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