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Follow @RamTky昨日の米国市場も上昇して、S&P500は8連騰となりました。
一時のリセッション懸念の高まりが後退したことで、市場に楽観が広がっているようです。
とはいえ、週末にはジャクソンホール会合も控えており、パウエル議長の記者会見次第では大きな変動があるかも知れませんね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
8/19 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.97%
・ダウ…+0.58%
・NASDAQ100…+1.32%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
はじめはダウの方が買われていたのですが、徐々にナスダックの買い圧力が強まっていきました。
特に大引けには強い買いが入っているので、明日の相場への期待も高まります。
このところ続伸ね！
ハイパーグロース株はいい感じやな
・AFRM（ｱﾌｧｰﾑ）…+6.64%
・COIN（ｺｲﾝﾍﾞｰｽ）…▲0.41%
・CRWD（ｸﾗｳﾄﾞｽﾄﾗｲｸ）…+1.61%
・DDOG（ﾃﾞｰﾀﾄﾞｯｸﾞ）…+1.94%
・DOCS（ﾄﾞｷｼﾐﾃｨ ）…+0.78%
・MQ（ﾏﾙｹﾀ）…＋2.21%
・U（ﾕﾆﾃｨ）…+1.27%
・UPST（ｱｯﾌﾟｽﾀｰﾄ）…+9.94%
UPSTは来期の収益見通しを上方修正したことが好感されて爆上げ、決算発表から2週間で70%の暴騰をしています。
小型株ETFのVTWO（Russell2000）は+1.23%の上昇でした。
長期金利（米10年債利回り）
昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の3.883から3.877に下落しました。
このところ4%の下が定着している長期金利ですが、昨日もわずかに低下しました。
今後は景気指数や失業率に大きく影響されそうですが、債券市場は難しいのでまったく予想が付きません。
このまま下がっていくんやろうな
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S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。
全体的には暗いわね！
マグニフィセント7ではAAPL以外は上げており、特にNVDAは+4.35%、TSLA+3.05%、GOOG+2.22%と大きく上昇しました。
他にも半導体や消費財には大きく上げた銘柄がありました。
・AMD（ｱﾄﾞﾊﾞﾝｽﾄﾞ･ﾏｲｸﾛ･ﾃﾞﾊﾞｲｾｽﾞ）…+4.52%
・DRI（ﾀﾞｰﾃﾞﾝﾚｽﾄﾗﾝﾂ）…+4.41%
・ALB（アルベマール）…+4.30%
・DXCM（デクスコム）…+4.07%
・MACH（マッチ）…+3.95%
・MRNA（モデルナ）…+3.59%
・MCD（マクドナルド）…+3.25%
・INTC（インテル）…+3.11%
一方で、下落した銘柄もありHPQ（ヒューレットパッカード）▲3.65%、SBUX（スターバックス）▲2.65%、DPZ（ドミノピザ）▲2.27%、EL（エスティローダー）▲2.23%などが大きく下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが上昇した1日となりました。
・通信…+1.65%
・情報技術…+1.37%
・一般消費財…+1.15%
・素材…+0.92%
・不動産…+0.84%
・ヘルスケア…+0.82%
・金融…+0.74%
・公益事業…+0.64%
・資本財…+0.6%
・エネルギー…+0.45%
・生活必需品…+0.38%
上昇相場で上げやすい通信、テック、消費財の3セクターが買われていますね。
去年あたりはこの3セクターを買っておけば儲かる相場が続いていたのですが、今年はそうもいかないようです。
直近1ヶ月のパフォーマンスを見ると、トップは公益事業で+5.95%、次いでヘルスケアが+4.38%、生活必需品が+3.48％と続きますが、どこまでこのトレンドが続くのでしょうか。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.97%上昇して、終値では5,608まで上げています。
8月に入り上昇が続くS&P500ですが、昨日の上昇で8連騰となりました。
高値まであと1.05%と迫り、今週にも高値更新の可能性も出てきましたね。
週末にはジャクソンホール会合でパウエル議長の発言もあり、利下げについての言及が期待されます。
今回は10%以下の調整でしたが、次くる調整までにはポジションを整理しておきたいところですね。
エヌビディア決算も気になるわね！
FEAR&GREEDインデックスは、35から41に上げてNEUTRAL寄りのFEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
AMDがサーバーメーカーを買収へ
半導体メーカーのAMD（アドバンスト・マイクロ・デバイセズ）は、サーバーメーカーのＺＴシステムズを買収することを発表しました。
グラフィックプロセッサーで2位のAMDは、データセンター関連のテクノロジーを強化してエヌビディアに挑む姿勢を示しました。
エヌビディアはすでに自社でサーバーも製作していますので、まだまだエヌビディアの優位は変わらなそうですね。
1位と2位の差は大きいわね！
デイリー総裁『緊急利下げの必要性はない』
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、最近の米経済データを受けてインフレは制御されていると語りました。
政策金利の調整を検討する時期に来ていることにも触れましたが、『緊急を要する状態にはない』とも言及しています。
先月の雇用統計では失業率が急騰していたことを受けて、市場では緊急利下げの可能性が噂されましたが、米経済はそこまで弱っているとは判断されていないようですね。
一時的な要素やろな
NY連銀調査で失業予想記録更新
ニューヨーク連銀の調査によると、米国で4ヶ月以内に失業する可能性が高いと考える労働者の比率が上昇しているとのこと。
約1000人を対象に4ヶ月ごとに実施している調査ですが、失職を予想する回答者の比率が4.4％に増えているとともに、転職を予想する回答者の比率は11.6％に上昇しています。
単に失業者が増えるといったデータではなく、転職によって他の機会を探している労働者は増えていることを示唆しているようです。
労働市場が活発になっているわね！
8月の注目イベントについて
8月も重要な経済指標な発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
＊8/22~24ジャクソンホール会議
・8/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/30 PCEデフレーター
・8/30 シカゴ購買担当者景気指数（PMI）
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
経済指標を確認するのに
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まとめ
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【8/19米国市場の値動き】
・S&P500…+0.97%
・ダウ…+0.58%
・NASDAQ100…+1.32%
・長期金利は3.877に下落
【経済トピックス】
・AMDがサーバーメーカーを買収へ
・デイリー総裁『緊急利下げの必要性はない』
・NY連銀調査で失業予想記録更新
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
もう少しで高値更新できそうなS&P500ですが、週末にはジャクソンホール会合があり、来週にはエヌビディア決算発表も控えています。
7月には売られ過ぎたことで買い戻されている株式市場ですが、あまり急激に上昇するとまた足元をすくわれそうですね。
今のうちに短期的なポジションの一部は利確しておいてもいいかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
レッツ エンジョイ ライフ！
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