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Follow @RamTky昨日の米国市場はナスダックを中心に大きく下落しました。
これまで大きく上昇していた半導体などを中心に巻き戻しが入っているようです。
バイデン政権が対中半導体貿易制限措置を検討していると報じられたことで、世界中の半導体銘柄が急落しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
7/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場はハイテク株を中心に大きく下落しました。
オランダの半導体製造メーカーASMLの決算など影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…▲1.39%
・ダウ…+0.59%
・NASDAQ100…▲2.94%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると前日と同じくダウは上昇、ナスダックは下落していきました。
その後もハイテク株は買い戻されることはなく、引けにかけてもジリジリと下げていく展開となりました。
ナスダックはガマン時ね!
ハイパーグロース株もボコボコやな
小型株ETFのVTWO(Russell2000)は指数ほどは下げず▲1.01%の下落でした。
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.155ら4.160に上昇しました。
前日には大きく下げていた長期金利ですが、昨日はわずかに反発しました。
プレマーケットまではそこそこ上げていましたが、株式から債券に資金が流れたようです。
4.1%を切るのは難しそうやな
金利によって為替が大きく動いていますが、そんな時はFXで利益を狙うことができます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。
ハイテク株はボロボロね!
マグニフィセント7はすべて大きな下落。特にNVDAは▲6.62%の急落をしており、METAも▲5.68%、TSLA▲3.14%の他、AAPLやAMZNも2%を超える急落。
一方で生活必需品や金融株、ヘルスケアなどに買われた銘柄が目立ちますが、比較的小型から中型株が上げた印象です。
他にもABBV(アッヴィ)+3.59%、CPB(キャンベルスープ)+3.51%、KHC(クラフトハインツ)+3.23%、PEP(ペプシコ)+3.11%なども上げていますが、ハイテクからバリューに資金が流れていることが分かります。
一方で、下落した銘柄も多くVST(ビストラ)▲11.26%、AMAT(アプライドマテリアルズ)▲10.48%、AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)▲10.21%、LRCX(ラムリサーチ)▲10.07%、KLA(KLAK)▲9.85%、GEV(GEベルノバ)▲9.25%、QCOM(クアルコム)▲8.61%、MPWR(モノリシックパワー)▲8.11%、AVGO(ブロードコム)▲7.91%などが大きく下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・生活必需品…+1.29%
・不動産…+0.59%
・金融…+0.53%
・エネルギー…+0.5%
・ヘルスケア…▲0.1%
・公益事業…▲0.25%
・素材…▲0.84%
・資本財…▲1.26%
・一般消費財…▲1.81%
・通信…▲1.82%
・情報技術…▲3.96%
半導体の急落によって情報技術セクターが断トツに急落しています。
他にもハイテク株を多く含む通信や一般消費財も大きく下げていますね。
一方で、バリュー株に資金が流れ始めたようで生活必需品が大きく上昇。不動産や金融にも買いが入っています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.64%の下落して、終値では5,667まで下げています。
前日には高値を更新していたS&P500ですが、昨日は大きな下落によって5営業日分の上昇が吹き飛びました。
一応は先週の木曜日の底値をサポートに踏みとどまりましたが、このラインを下抜けると5,300をターゲットに急落の可能性もあります。
次にハイテク株の上げ材料になるのは大型株の決算発表までないかも知れませんね。
少しの辛抱よ!
FEAR&GREEDインデックスは、64から54に下げGREED寄りのNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ASML米規制リスクで大幅下落
オランダの半導体製造装置メーカーASMLが、決算発表後に株価を11%を下落させています。
決算内容自体は良かったのですが、バイデン政権が先端半導体技術を中国に提供する場合は最も厳しい貿易制限措置を検討していると報じられたことが要因です。
ASMLは中国への依存度が高く、来期以降の売上高見通しに大きく影響される懸念があります。
米国の半導体にも飛び火したわね!
物価上昇鈍化を示したベージュブック
FRBが公表したベージュブック(地区連銀経済報告)では、経済はわずかに拡大するとともに、物価上昇圧力は緩慢な伸びを示しました。
賃金の上昇も緩慢になるも、個人消費は生活必需品に絞られていると指摘されました。
総じて順調なインフレ抑制のシナリオが続いていますが、利下げに関しては9月が確実視されています。
大統領選前やな
FRBウォラー理事 利下げ近い
ウォラーFRB理事は、利下げが可能な時点に近付きつつある認識を示しました。
ソフトランディング達成の整合性にも言及しており、市場では7月末のFOMCで利下げに関する協議がなされると予想しています。
トランプ前大統領は『選挙前に利下げすることでバイデン政権を後押ししてはいけない』と言及していますが、どうやら市場は9月の利下げを確信しているようです。
7月に何らかの発信があるわよ!
7月の注目イベントについて
7月も引き続き重要な経済指標のスケジュールを確認しておきます。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
昨日の米国市場はハイテク株を中心に大きく下落しました。
ASMLの決算とバイデン政権の対中半導体規制によって半導体業界が壊滅的ですが、本日には台湾セミコンダクター(TSM)の決算発表が控えています。
すでに時間外で上昇している米国株ですが、TSM決算が後押ししてくれるかに注目ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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