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Follow @RamTky6月はじめとなった昨日の米国市場は、S&P500とナスダックが上昇するも、ダウは下落しました。
5月のトレンドを継続した1日となりましたが、長期金利が低下した割には株式は元気がありませんでした。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/3 米国市場の値動き
昨日の米国市場はなんとか上昇しました。
景気に関わる経済指標の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.11%
・ダウ…▲0.30%
・NASDAQ…+0.56%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に下落していきました。
その後はジリジリと上昇していき、大引けにかけて急激に買い戻されました。
ダウはマイナススタートね!
ハイパーグロース株はイマイチやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.503から4.392に下落しました。
急速な下落を見せてきた先週の長期金利ですが、昨日も大きく下げています。
米国の景気が減速していることを受けて、利下げ観測が早まったようです。
最近では1番急激な下げやな
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S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄のほうが多かったように見えます。
エヌビディア最強ね!
マグニフィセント7ではエヌビディアが+4.89%と急騰しており、メタ+2.28%、アマゾン+1.08%、アップル+0.93%、グーグル+0.26%の上昇、一方でテスラ▲1.0%、マイクロソフト▲0.39%と下げています。
他にはヘルスケアなどの上昇した銘柄が目立ちますが、上昇率上位の銘柄をピックアップしていきます。
パラマウント・グローバルは買収提案があったとのことで株価が上昇しています。
一方で、急落した銘柄も多くVST(ビストラ)▲5.88%、FANG(ダイヤモンドバックエナジー)▲4.29%、DVN(デボンエナジー)▲4.07%、SLB(シュルンベルジェ)▲3.97%などが大きく下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・情報技術…+0.82%
・ヘルスケア…+0.56%
・通信…+0.4%
・一般消費財…+0.01%
・生活必需品…▲0.06%
・金融…▲0.15%
・不動産…▲0.22%
・素材…▲0.86%
・公益事業…▲1.05%
・資本財…▲1.2%
・エネルギー…▲2.48%
エヌビディアにけん引されて情報技術セクターが上昇しています。
他にもヘルスケアや通信が上げていますが、全般的には軟調な相場となりました。
特に前日大きく上げていたエネルギーが急反落しており、資本財や公益事業も1%を超える下げ。
資本財は先週も下げていましたが、ここ数ヶ月軟調な相場が続いていますね。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.11%の上昇して、終値では5,283まで上げています。
先週末になんとか下落を止めたS&P500ですが、昨日は下ヒゲを付けて陰線で引けています。
2日連続で長い下ヒゲをつけていますので、下がったら買いたいといった買い圧力は強いようです。
5月は4.8%上昇したS&P500ですが、6月も上昇してくれるのでしょうか。
アノマリー的には弱い月よ!
FEAR&GREEDインデックスは、48からに51上げましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
景気縮小が加速したISM製造業
ISM製造業景気指数が発表されましたが、米国の製造業は景気が縮小しているようです。
受注が大幅に落ち込み、経済全般の需要が弱まっていることが示されています。
【5月】
結果…48.7(予想…49.5)
前回…49.2
新規受注が3.7ポイント低下の45.4
生産は50.2に低下
仕入れ価格は57に低下
7業種が活動縮小
7業種は活動が拡大
雇用指数は51.1に上昇
米企業は現行の高金利下で投資に二の足を踏んでいるようです。
これで長期金利は低下したわね!
高金利下で企業の利子収入が増加
米国の政策金利は5.25-5.5と依然として高い水準にありますが、高金利は企業業績を苦しめるだけではないようです。
第1四半期で金利コストを公表している企業のうち、アルファベットやテスラ、ジョンソン&ジョンソンなどは利子収入が60%も増加しているとのこと。
手元資金をMMFなどに振り向けるだけで大きな利子を生み出しており、とりわけエヌビディアは四半期だけで3億5900万ドルの利益を出していると言います。
金が金を生む時代やな
OPECプラス減産延長で合意
OPECプラスは2025年も減産を継続することで合意しました。
4月には一時90ドルを回復する場面もありましたが、原油価格はまだ低い水準にあります。
75ドルから90ドルを行き来している原油価格ですから、そろそろ買い時は近いと言えそうですね。
原油価格の上昇は株価下落の原因にもつながりますが、CFD取引でヘッジすることもできます。
ちょっとしたお小遣い稼ぎよ!
6月の注目イベントについて
来週から月が替わりますので、6月の経済指標スケジュールを確認しておきます。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
昨日の米国市場はS&P500は上昇しましたが、相場全体では重苦しい1日となりました。
米国の製造業は景気が減速していることが示されて長期金利は急落したのですが、株価は思いのほか上がることができませんでした。
一方で、相変わらずエヌビディアの上昇が止まらず、持つ者と持たざる者の格差は広がり続けています。
もう割高だからといって買わないでいた投資家も、さすがに後悔しているのではないでしょうか。
やはりトレンドには早めに乗っかるべきですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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