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Follow @RamTky昨日の米国市場はダウを中心に上昇しました。
ハイテク株の足踏みが続く中で、バリュー銘柄や小型株に資金が流れているようです。
このところFRB当局者は口をそろえて『インフレ抑制にはもっと時間が必要』と言っていますが、年内の利下げはなくなってしまうのでしょうか?
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
5/9 米国市場の値動き
昨日の米国市場は3指数ともに上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.51%
・ダウ…+0.85%
・NASDAQ…+0.27%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットオープン直後には下落しましたが、その後は上昇していきました。
引けにかけてヨコヨコを続けたS&P500とNASDAQに対して、ダウは上昇を続けていきました。
ダウが連日で好調ね!
ハイパーグロース株はまちまちやな
決算後に株価を下げていたアファームやアップスタートは、一瞬で買い戻されていますね。
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.500から4.461に低下しました。
前日には少し戻していた長期金利ですが、昨日も5月のトレンド通りに下落していきました。
大きな経済指標の発表などがない限りは、この辺りで推移すると考えられます。
急変しなければ株価にはプラスや
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体的に買い戻された1日となったように見えます。
テックは弱めね!
メガテックはエヌビディアが▲1.84%、テスラが▲1.57%と大きく下げていますが、GAFAMは全上げ。アップルが1.0%の上昇と好調で、アマゾンは上場来高値更新。
不動産や素材といった比較的小型な銘柄が買われていますが、半導体やソフトウェアには売りが入りました。
一方で、急落した銘柄もありEPAM(EPAMシステムズ)▲26.99%、ABNB(エアビーアンドビー)▲6.87%、SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)▲2.79%、FTNT(フォーティネット)▲2.55%、PANW(パロアルトネットワークス)▲2.42%などが大きく下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。
・不動産…+1.99%
・素材…+1.41%
・公益事業…+1.35%
・エネルギー…+1.21%
・資本財…+0.87%
・生活必需品…+0.86%
・ヘルスケア…+0.72%
・一般消費財…+0.56%
・金融…+0.55%
・通信…+0.34%
・情報技術…▲0.16%
情報技術セクター以外は買われた1日となり、特に不動産や素材、公益事業といった昨年から軟調だったセクターに資金が流れています。
特に公益事業に関しては直近3ヶ月で+17.33%と爆上げしており、2位のエネルギー+11.51%を大きく引き離しています。ちなみに。情報技術は+1.36%しか上げていません。
テックだけを信じて投資をしているとセクターローテーションの大きなうねりを取り損ねることになりそうですね。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.51%の上昇と、終値では5,214まで上げています。
今週に入り1.68%も上昇しているS&P500ですが、3月につけた高値まで残り0.77%にまで迫っています。
勢い良く50日移動平均線をブレイクアウトした後も、以前のような上昇トレンドを取り戻しました。
MACDもゴールデンクロスの後にトレンド転換していますので、完全に調整局面は終わったと言えそうです。
このままなら最高値更新は早ければ来週にもあり得ると、強気になってしまいそうですね。
買い場も終了ね!
FEAR&GREEDインデックスは39から44に上げ、NEUTRALよりのFEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
アップル独自チップでAI機能を年内供給へ
アップルは年内に自社製プロセッサーを搭載したデータセンターを通じて、AI機能の一部を提供することを明らかにしました。
このサーバーによりアップルのデバイスで、最先端のAI機能を利用できるなるようになります。
AI関連では他社に後れを取っていたアップルですが、これで少しはオープンAIのチャットGPTやグーグルのジェミニに近付くと言えそうです。
アップルが元気でないと
市場が盛り上がらないわ!
SF連銀総裁インフレ抑制にはもっと時間が必要
サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、高い政策金利によって景気は抑制されているとしながらも、インフレが目標の2%に達するまでにはもっと時間がかかるかも知れないと言及しました。
パウエル議長をはじめとしたFRB当局者が口をそろえて同じことをくり返し伝えていることを鑑みると、利下げは当分考えていないと捉えた方が良さそうですね。
それでも市場は9月と12月の年内2回の利下げを予想していますから、市場との乖離を埋めるにはもう少しデータが欲しいといったところでしょうか。
景気が急落すれば利下げもあるかもな
英中銀は利下げに1歩近付く
イングランド銀行は政策金利を5.25%で据え置いていますが、利下げを支持する金融政策委員会のメンバーが増えたことで、予想よりも早い利下げに踏み切る可能性を示唆しました。
世界の中央銀行が利下げに踏み切るタイミングを模索する中で、為替を含めた他国とのけん制が続いています。
世界がインフレ退治のための高金利から利下げのタイミングを計る中で、日本はいまだに利上げにも踏み切れないって、どんだけ先進国として恥ずかしい政治なんでしょうか。
何もかも後手後手ね!
5月の注目イベントについて
5月に入りましたので今月の経済指標スケジュールを確認しておきます。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
昨日の米国市場はダウを中心に上昇しました。
AI期待が薄れゆく中で、メガテックよりも比較的小型株の方が買われているようですが、アップルが再びAIブームに火をつけてくれるのでしょうか。
結局は指数も時価総額加重平均ですから、大型株が頑張らないと指数自体も上昇してくれませんね。
だとするとビックテックTOP10を買っておけばいいなどと、元も子もないことになってしまいそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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