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【テスラ失望売りに備えろ!】メガテックの決算控えて期待買い

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市場分析

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昨日の米国市場は久しぶりに反発しました。

半導体の減速により1週間の急落が続いていましたが、ここから反転してくれるのでしょうか?

今週はマグニフィセント7のうち5社が決算発表を控えていますので、嫌でも相場は荒れそうですね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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4/22 米国市場の値動き

昨日の米国市場は7日ぶりに上昇しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.87%
・ダウ…+0.67%
・NASDAQ…+1.11%

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦の売り圧力によって下げましたが、間もなく上昇をはじめました。

1週間の急落から一旦の反発となりましたが、引けにかけての利確売りを見るとこのまま上がれるとは考えにくい状況です。

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メガテックの決算次第ね!

リッヒ
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ハイパーグロース株も回復やな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+3.08%
・COIN(コインベース)…+7.04%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.30%
・DDOG(データドッグ)…+1.65%
・DOCS(ドキシミティ )…+0.65%
・MQ(マルケタ)…+2.26%
・U(ユニティ)…±0%
・UPST(アップスタート)…+0.96%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.623から4.608低下しました。

先週には4.7に届きそうだった長期金利ですが、ジリジリと水準を切り下げています。

とはいえ、市場の熱を冷ましている状態ですから、また何かネガティブニュースがあれば急騰すると考えられます。

リッヒ
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少しずつレンジを上げとるな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。

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久しぶりのパターン緑ね!

メガテックはテスラ以外上昇しており、エヌビディアは+4.35%大きく買い戻されています。

他にもグーグル、アマゾンが1%以上の反発をしました。

先週の下げ相場から大きく反発した銘柄をピックアップしていきます。

昨日大きく上昇した銘柄

・F(フォード)…+6.10%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+4.98%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…+3.78%
・GS(ゴールドマンサックス)…+3.30%
・C(シティグループ)…+3.06%
・DAL(デルタエアライン)…+3.05%
・MRNA(モデルナ)…+3.01%

フォードは連日で上昇しており大きな理由はあまり見当たりませんが、テスラの急落が一旦を担っているかも知れません。

一方で、下落した銘柄もありCAH(カーディナルヘルス)▲4.95%、VZ(ベライゾン)▲4.67%、NEM(ニューモント)▲4.0%、UNH(ユナイテッドヘルス)▲1.98%など大幅に下げています。

ベライゾンは決算発表によって急落していますが、売上高がコンセンサス予想を下回ったことが要因です。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇1セクターのみが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・金融…+1.3%
・情報技術…+1.3%
・公益事業…+1.02%
・生活必需品…+0.96%
・一般消費財…+0.93%
・不動産…+0.89%
・資本財…+0.78%
・通信…+0.77%
・ヘルスケア…+0.69%
・エネルギー…+0.64%
・素材…▲0.26%

情報技術が半導体の反発で上昇していますが、金融、公益、生活必需品といったセクターは、この1週間でも大きく上昇しています。

このまま下落トレンドが続くと考えるのであれば、このようなセクターに乗っていくのもアリですね。

他のセクターも先週の下落から反発を見せていますが、素材セクターだけはマイナスでした。

このまま上昇に転じる可能性もありますが、メガテックの決算次第ではズルズルと下落トレンドが続く可能性もありますね。

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リッヒ
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金の上昇にも注目やな

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+0.87%上昇して、終値では5,010まで上げました。

7日ぶりの上昇となったS&P500ですが、前日の下げを取り戻し大台の5,000を回復しています。

とはいえ、長め上ヒゲをつけていますので、それなりの売り圧力が残っているようです。

特別上昇できる材料があったワケでもありませんから、下落トレンドの中の一旦の反発と考える方が自然でしょう。

RSIも38付近まで回復していますが、どちらに向かうかは企業決算次第となりそうです。

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割安には割安よ!

FEAR&GREEDインデックスは31から38に上げましたが、まだFEARのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

米企業の業績見通しウォール街でも意見割れる

米企業の今年の業績見通しについては、ウォール街の大手銀行のストラテジストのなかでも意見が割れているようです。

モルガン・スタンレーは2025年にかけて景気が力強さを増していくとの見通しを示す一方で、JPモルガン・チェースのストラテジストは、インフレ、ドル高、地政学リスクが見通しを曇らせていると主張しています。

ストラテジストの予想が当たるということはあまりありませんが、意見が割れているというのは見通しの予想が難しい状況にあるということです。

こんな時は投資家も恐怖を抱えながら投資をしていくので、バブルがはじけるような急落はないと考えても良さそうですね。

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迷いながら上がっていくのよ!

TikTokは米政府と徹底抗戦の構え

TikTokの親会社であるバイトダンスは、米国でのアプリ利用を禁止する意向の米政府に対して、事業を売却する気はないと徹底抗戦の構え。

米議会でTikTokの禁止法案が可決された場合には、法廷で争う方針を従業員に伝えたとのこと。

今回の争いはTikTokだけの問題にとどまらず、ファーウェイやテンセントなど米国に進出している中国企業全体にも関わる問題となりそうなので、そういった意味でも注目を集めています。

リッヒ
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買収するならどこになるのかが気になるな

テスラが人員削減でマーケティング解散

先日10%の人員をレイオフすると発表したテスラですが、今度はマーケティングチームを解散することを明らかにしました。

広告部はイーロン・マスクCEOがおよそ1年前に立ち上げたチームでしたが、やはり宣伝したところでEVに対する逆風には勝てなかったようです。

通常、人員削減のニュースは企業にとってはプラスのニュースになるのですが、それでもテスラの株安は止まりませんね。

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これは絶対決算が怖いわね!

4月の注目イベントについて

4月も重要な経済指標についてスケジュールを確認しておきます。

4月の注目イベント

・4/26 PCEデフレーター
・4/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

今週注目の決算発表について

今週にはいよいよメガテックなどの企業決算がはじまります。市場に影響のありそうな注目の決算スケジュールを確認しておきましょう。

注目の企業決算

・4/23 TSLA(テスラ)V(ビザ)PEP(ペプシコ)DHR(ダナハー)GE(GEエアロスペース)
・4/24 META(メタ・プラットフォームズ)TMO(サーモ・フィッシャー)IBM(IBM)
・4/25 MSFT(マイクロソフト)GOOG(アルファベット)INTC(インテル)MRK(メルク)TMUS(Tモバイル)
・4/26 XOM(エクソンモービル)CVX(シェブロン)ABBV(アッヴィ)

昨日はVZ(ベライゾン)とCDNS(ケイデンス・デザイン)の決算が発表されましたが、ベライゾンは売上高をミスしたことで株価を下げています。

ケイデンスは過去最高の受注残高によって増益、EPSもクリアしたのですが、売上高が前年より減少したことが嫌気されたようでアフターで▲5.80%と株価が急落しています。

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まとめ

まとめ

【4/22米国市場の値動き】
・S&P500…+0.87%
・ダウ…+0.67%
・NASDAQ…+1.11%
・長期金利は4.608に低下
【経済トピックス】
・米企業の業績見通しウォール街でも意見割れる
・TikTokは米政府と徹底抗戦の構え
・テスラが人員削減でマーケティング解散

昨日の米国市場は久しぶりに上昇しました。それでも4月の下げの1/6も回復していませんので、一旦の反発と考えた方が良さそうです。

今夜の相場のアフターにはテスラの決算発表が控えており投資家も注目を集めていますが、あまり期待はできそうにありません。

とはいえ、今週は他にもメガテック4社の決算発表が予定されており、場合によっては大きな反発も期待できます。

それでも不安定な相場の最中にありますから、無理にポジションを変化させる時ではないと考えていますけどね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう!
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