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Follow @RamTky3連休明けとなった昨日の米国市場はナスダックがわずかに上昇するも、S&P500とダウは下落となりました。
第2四半期がはじまり機関投資家も新たなトレンドの模索を始めたようです。
一方で、先週末には重要なインフレ指標、昨日は製造業の景気指数が発表されましたが、株式市場への影響は限定的となりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
4/1 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きな変動はありませんでした。
第2四半期がはじまりましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き

・S&P500…▲0.20%
・ダウ…▲0.60%
・NASDAQ…0.11%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックは上昇しダウは下落していきました。
その後はすぐにナスダックも売り戻され、引けにかけて横ばいが続きました。
第2四半期のスタートは少し重い展開となりましたね。

ちょっと不安よ!

ハイパーグロース株はボロボロやな
・AFRM(アファーム)…▲6.52%
・COIN(コインベース)…▲4.91%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.31%
・DDOG(データドッグ)…▲0.36%
・DOCS(ドキシミティ )…▲1.86%
・MQ(マルケタ)…▲4.19%
・U(ユニティ)…▲0.34%
・UPST(アップスタート)…▲1.71%
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.210から4.318に上昇しました。

先週まで低い水準で安定していた長期金利ですが、昨日は急激に上昇しています。
好調な景気指数が利下げ観測を遠のかせたことで、10年債の入札の重しになったようです。

昨日の株安はこれが原因や
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることが分かります。

半導体が強かったわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、グーグルが大きく上昇するもアップル▲0.85%、テスラ▲0.32%と下げました。
他にも半導体の上昇が目立ち、エネルギー銘柄も強かったですね。
・MMM(3M)…+6.02%
・MU(マイクロンテクノロジー)…+5.44%
・WYNN(ウィン・リゾーツ)…+4.24%
・WDC(ウエスタンデジタル)…+3.82%
・NRG(NRGエナジー)…+3.63%
・ANET(アリスタネットワークス)…+3.37%
・GD(ゼネラル・ダイナミクス)…+3.21%
他にもSMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)+2.69%、OXY(オキシデンタル・ペトロリアム2.14%なども上げています。
一方で、大きく下げている銘柄もありWBA(ウォルグリーン)▲9.91%、ETSY(エッツィー)▲4.10%、HD(ホームデポ)▲4.06%、UHS(ユニバーサル・ヘルス・サービシズ)▲3.97%などが売られました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち3セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・通信…+1.53%
・エネルギー…+0.71%
・情報技術…+0.29%
・素材…±0%
・一般消費財…▲0.49%
・公益事業…▲0.65%
・生活必需品…▲0.66%
・資本財…▲0.73%
・金融…▲0.76%
・ヘルスケア…▲0.92%
・不動産…▲1.67%
通信セクターの上昇はグーグルの上昇がけん引しました。エネルギーは原油価格の続伸が後押ししていますね。情報技術は何とかあげてはいますが、アップルの復活が待たれます。
一方で、不動産が大きく下落しておりヘルスケアを含めたディフェンシブセクターが売られた1日となりました。

4月から新しいトレンドやな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500はわずかに▲0.20%下落して、終値では5,243まで下げました。
下げたというにはわずかな下げだったS&P500ですが、高値で押し戻されただけのようにも見えます。
これまで堅調に水準を上げてきましたが、第2四半期がはじまりトレンド転換が起きる可能性は残されています。
大事な局面ではありますが、なにか上昇の材料が欲しいところですね。

踏ん張りどころね!
FEAR&GREEDインデックスは71から73に上げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
インフレ鈍化が見られたPCEコアデフレーター
FRBがもっとも重要視する2月のPCEデフレーターの発表がありました。
ほぼ市場予想通りだったとはいえ、1月のコア前月比が0.5%に修正され2月も0.3%だったため、2ヶ月の伸びはここ1年で最大となりました。
【コア】(前年比)
結果…2.8%(予想…2.8%)
前回…2.8%(修正値…2.9%)
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.3%)
前回…0.4%(修正値…0.5%)
【総合】(前年比)
結果…2.5%(予想…2.5%)
前回…2.4%
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.4%)
前回…0.3%(修正値…0.4%)
【個人所得】(前月比)
結果…0.3%増(予想…0.4%増)
前回…1.0%増
今年に入ってから複数のデータで物価上昇圧力が示されていましたから、今回の統計でインフレ鈍化が示されたのは明るい材料です。
とはいえ、この程度ではFRBは利下げを急ぐ必要は全くありませんね。

反転してなくて良かったわ!
16か月ぶりに拡大したISM製造業景気指数
3月のISM製造業景気指数が発表されましたが、市場予想を上回り2022年9月以来の活動拡大となりました。
製造業の景気は16か月連続で縮小を示してきましたが、生産の急回復と需要増に支えられて拡大に転じています。
【3月】
結果…50.3(予想…48.3)
前回…47.8

生産指数が54.6(前月比6.2上昇)
新規受注も50を上回る
雇用指数はなお縮小圏
在庫指数は縮小圏
9業種が拡大6業種は縮小
サービス業に続き製造業までも景気拡大となれば、FRBはさらに利下げ開始を遅らせることができますね。

そりゃ金利も上昇するわ
パウエル議長『利下げ急ぐ必要なし』
FRBのパウエル議長は先週の金曜日に、サンフランシスコ連銀で開催されたイベントで登壇しました。
質問に対して堅調な経済と強い労働市場を背景に『利下げを急ぐ必要はない』と答えています。
PCEデフレーターの結果を受けての発言でしたが、経済、雇用ともに強ければ高い金利においてもリセッションが起こることはないと確信しているようです。

年内の利下げ回数も減りそうね!
市場はまだ年内3回の利下げを織り込んでいますが、徐々にその可能性が低下しつつありますね。

4月の注目イベントについて
今週から4月に入りましたので重要な経済指標についてもスケジュールを確認しておきます。
・4/ 3 ISM非製造業景気指数
*4/ 5 雇用統計
*4/10 消費者物価指数(CPI)
・4/11 生産者物価指数(PPI)
・4/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・4/15 小売売上高
・4/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・4/26 PCEデフレーター
・4/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
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まとめ
【4/1米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.20%
・ダウ…▲0.60%
・NASDAQ…0.11%
・長期金利は4.318に上昇
【経済トピックス】
・インフレ鈍化が見られたPCEコアデフレーター
・16か月ぶりに拡大したISM製造業景気指数
・パウエル議長『利下げ急ぐ必要なし』
昨日の米国市場は大きな値動きはありませんでしたが、重い展開の第2四半期のスタートとなりました。
インフレ減速のペースは鈍化し、好調な経済と強い雇用に支えられれば、確かにFRBも利下げを急ぐ必要はないでしょうね。
今後もこのトレンドが続くようだと、金利は上がり株価は軟調となり、金価格やドルは上昇していくかもしれませんね。
どちらにせよ慌てて動く必要がある相場ではないってことですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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