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Follow @RamTky週明けの米国市場は、先週の続落から一転して上昇しました。
今夜に控えたFOMCを前に警戒感が高まると予想されましたが、いい意味で裏切ってくれましたね。
昨日はアップルやテスラ、エヌビディアからそれぞれ発表があり、関係市場に大きな影響を与えたようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
3/18 米国市場の値動き
昨日の米国市場は3指数ともに上昇しました。
大型株に関するビッグニュースが飛び込んできましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.65%
・ダウ…+0.49%
・NASDAQ…+0.96%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットオープンしてもナスダックを中心に上昇していきました。
その後はジリジリと売られていき、引けにかけてはその上昇幅を縮小しました。
上げきれなかった様子ね！
ハイパーグロース株はマチマチやな
・AFRM（ｱﾌｧｰﾑ）…+1.48%
・COIN（ｺｲﾝﾍﾞｰｽ）…▲1.13%
・CRWD（ｸﾗｳﾄﾞｽﾄﾗｲｸ）…+1.71%
・DDOG（ﾃﾞｰﾀﾄﾞｯｸﾞ）…+0.37%
・DOCS（ﾄﾞｷｼﾐﾃｨ ）…+0%
・MQ（ﾏﾙｹﾀ）…+1.35%
・U（ﾕﾆﾃｨ）…▲0.08%
・UPST（ｱｯﾌﾟｽﾀｰﾄ）…+2.16%
長期金利（米10年債利回り）
昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の終値4.308から4.331に上昇しました。
先週にも上昇が続いた長期金利ですが、今週も上昇のスタートでした。
FOMCを前に警戒感が高まっていますが、安心材料が出ればまた4%に回帰していくと考えています。
それでも株価は上がったな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることが分かります。
何銘柄かは輝いてるわね！
マグニフィセント7は久しぶりにすべてが上昇しており、特にテスラやグーグルは大きな買いが入りました。
マーケットオープン直後はもっと大きな上げ幅だったのが、引けてみたら上昇幅は縮小されてしまいました。
・TSLA（テスラ）…+6.25%
・MTCH（ﾏｯﾁ･ｸﾞﾙｰﾌﾟ）…+4.71%
・GOOG（ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ）…+4.44%
・ADBE（アドビ）…+4.35%
・ANET（ｱﾘｽﾀ･ﾈｯﾄﾜｰｸｽ）…+4.17%
・PEP（ペプシコ）…+4.01%
・DXCM（デクスコム）…+3.27%
テスラはおよそ1ヶ月ぶりの大きな上昇となりましたが、この上昇が続かないのが今年のテスラの弱いところです。
一方で、急落した銘柄もありSMCI（スーパー・マイクロ・コンピューター）▲6.38%、IP（インターナショナル・ペーパー）▲3.88%、ABT（アボットラボラトリーズ）▲2.64%などが売られています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。
・通信…+2.83%
・一般消費財…+0.59%
・生活必需品…+0.49%
・情報技術…+0.44%
・エネルギー…+0.36%
・金融…+0.23%
・公益事業…+0.13%
・資本財…+0.12%
・素材…+0.06%
・不動産…▲0.05%
・ヘルスケア…▲0.14%
グーグルとメタのツートップが急騰した通信セクターが大きな上昇を見せました。直近の3ヶ月では情報技術セクターを抜いてトップのパフォーマンスですね。
他にも一般消費財や情報技術セクターも小幅に上げていますが、今年に入り堅調だったヘルスケアがマイナスだったのが意外でした。
不動産も相変わらず劣後していますが、そろそろローテーション的には反転していくかもしれませんね。
不動産は年初来でもワーストや
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.63%上昇して、終値では5,149まで上げました。
このところ上値の重いS&P500ですが、昨日も上ヒゲをつけて陰線で引けています。
上昇トレンドが崩れたというほどではありませんが、これまでのモメンタムは失ってしまったようです。
FOMCが起爆剤になれば良いのですが、もう政策金利の発表によって株価が爆上げすることはなさそうですね。
上がってるだけ良しとするわ！
FEAR&GREEDインデックスは70から72に上げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
エヌビディアAI向け次世代チップ発表
エヌビディアが年次イベント『エヌビディアGTC』でAI向け次世代チップ『ブラックウェル』を発表しました。
新たなプロセッサーデザインはAIを支えるモデルの処理が数倍速くなると期待されており、アマゾンやグーグル、マイクロソフトやメタ、オラクルといった世界最大級のデータセンターオペレーターの新たな基盤となります。
ジェンスン・フアンCEOによって半導体の未来について語られましたが、投資家の期待はそれ以上だったのか時間外で株価は下落しています。
もう少しサプライズが欲しかったわ！
iPhoneにグーグルのAIサービス『ジェミニ』搭載へ
アップルはグーグルの生成AIサービス『ジェミニ』をiPhoneへ搭載する交渉を始めたことが明らかになりました。
もしこれが現実になればAI業界を揺るがす大型合意となります。この発表によってアルファベットの株価は大きく上昇しましたが、アップルは微増にとどまりました。
合意が成立すれば両社にとって革新的なリノベーションとなりますが、アップルにとっては自社のAI開発が進んでいないことを露呈したことにもなります。
アップルの進化も終わりか
テスラがモデルYを値上げへ
EVメーカのテスラがスポーツタイプ多目的SUVの『モデルY』を4月から値上げすると明らかにしました。
テスラが値上げを予告したのは別に今後の販売見通しが良いという訳ではなく、単に直近の売上高の確保という試みだと考えられているようです。
テスラの発表によってEVメーカー各社の株価も上昇していますが、別にEV需要が高まったものではないので一時的なモノでしょうかね。
テスラは年初から株価を▲34％下げていましたが、これを機に反転して欲しいところですね。
マグニフィセント7に返り咲きよ！
3月の注目イベントについて
3月の経済指標スケジュールを確認しておきます。
＊3/19~20 FOMC
・3/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・3/28 シカゴ購買担当者景気指数（PMI）
・3/29 PCEデフレーター
（昨日までFOMCのスケジュールを間違えて記載していました💦）
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
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まとめ
【3/18米国市場の値動き】
・S&P500…+0.65%
・ダウ…+0.49%
・NASDAQ…+0.96%
・長期金利は4.331に上昇
【経済トピックス】
・エヌビディアAI向け次世代チップ発表
・iPhoneにグーグルのAIサービス『ジェミニ』搭載へ
・テスラがモデルYを値上げへ
昨日の米国市場は先週の続落をストップさせ、上昇で週が明けました。
アップル、テスラ、エヌビディアからそれぞれ市場を揺るがす発表がありましたが、やはり大型株の影響は大きいですね。
また今夜からはFOMCがはじまり、日本時間21（木）の明け方にはパウエル議長の記者会見があります。
大きなサプライズはないと考えられていますが、そんな時こそ何かあると大きな変動を呼び起こしますので楽観は禁物ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
レッツ エンジョイ ライフ！
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