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Follow @RamTky昨日の米国市場はS&P500とダウがわずかに上昇する中で、ナスダックは下落しました。前日の急上昇を受けて利確売りが先行し、少し相場が冷めたようです。
それでもまだ市場に対する期待は大きく、今後まだ上げていけるだけの買い圧力は残っているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
2/23 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇する中でナスダックが下落しました。
前日の急騰を利確売りする動きだと思いますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.03%
・ダウ…+0.16%
・NASDAQ…▲0.28%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウが上昇する中でナスダックは下落していきました。
前日に急騰した分の利確が週末に入ったと考えられますが、下げたら下げたで買い圧力も強うように見えます。
週間ベースで見るとS&P500は+1.66%、ダウは+1.30%、Nasdaq100は+1.42％の上昇でした。
今週は3指数ともに上げたわね！
ハイパーグロース株はイマイチやな
・AFRM（ｱﾌｧｰﾑ）…▲0.94%
・COIN（ｺｲﾝﾍﾞｰｽ）…▲2.88%
・CRWD（ｸﾗｳﾄﾞｽﾄﾗｲｸ）…+0.19%
・DDOG（ﾃﾞｰﾀﾄﾞｯｸﾞ）…▲1.23%
・DOCS（ﾄﾞｷｼﾐﾃｨ ）…▲2.48%
・MQ（ﾏﾙｹﾀ）…+0.92%
・U（ﾕﾆﾃｨ）…+0.77%
・UPST（ｱｯﾌﾟｽﾀｰﾄ）…▲0.94%
長期金利（米10年債利回り）
昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の終値4.347から4.258に低下しました。
前日までジリジリと水準を高めていた長期金利ですが、昨日はストンと急落しました。
来週の入札を前に債券市場に資金が流入してきたようです。
いい水準を探しとる感じやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇している銘柄の方が多かったように見えます。
テスラちゃんやっちゃったわね！
マグニフィセント7は3銘柄がわずかに上昇、4銘柄が下落。中でもテスラは▲2.76％と急落をしました。
前日に爆上げしたエヌビディアは+0.35%と微増しましたが、他の半導体関連銘柄は軟調な相場となりました。
ところどころ急騰した銘柄がありましたのでピックアップしていきます。
・PANW（ﾊﾟﾛｱﾙﾄﾈｯﾄﾜｰｸｽ）…+5.33%
・D（ﾄﾞﾐﾆｵﾝ･ｴﾅｼﾞｰ）…+4.96%
・ETSY（エッツィー）…+4.76%
・IRM（ｱｲﾛﾝ･ﾏｳﾝﾃﾝ）…+4.06%
・ADBE（アドビ）…+2.95%
・DE（ディアー）…+2.21%
パロアルトネットワークスは前日の急落からのリバウンドです。アドビは200日移動平均線にタッチして反発しています。
一方で、急落した銘柄も多くBKNG（ブッキングホールディングス）▲10.15%、WBD（ワーナーブラザース）▲9.94%、ENPH（エンフェーズエナジー）▲4.25%などが下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。
・資本財…+0.55%
・公益事業…+0.5%
・素材…+0.49%
・ヘルスケア…+0.46%
・金融…+0.27%
・生活必需品…+0.2%
・通信…▲0.09%
・不動産…▲0.13%
・情報技術…▲0.18%
・一般消費財…▲0.27%
・エネルギー…▲0.45%
原油価格が急落することでエネルギーセクターは下落しました。
また、前日にはハイテク株を中心に大きく上昇していましたが、昨日はメガテックを含むセクターは反落しました。
テスラの急落によって一般消費財セクターは売られ、半導体関連が売られることで情報技術は下げています。
一方で、資本、公益、素材といったセクターは買われていますが、相変わらず金融もヘルスケアも堅調でしたね。
金融とヘルスケアは注目やな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500はわずかに+0.03%上昇して、終値では5,088まで上げました。
前日には大きく上昇していたS&P500ですが、昨日は利確売りにより上昇圧力がかき消されました。
2022年1月の高値をブレイクアウトしてからのチャートを見ても、1ヶ月間で順調な上昇を見せています。
相場にはまだ下落するのではないかといった恐怖が残っていますので、これからもう少し上昇圧力が残っていると考えています。
もう少しは上がってくれそうね！
FEAR&GREEDインデックスは79から78に下げましたが、EXTREME GREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FRBの追加利上げの可能性を示唆
債券市場のオプショントレードではFRBの追加利上げを織り込みはじめました。
今年の年末での政策金利が5.625－5.875％の範囲にあった場合に、最大限の利益を得られるポジションが増えているという。
現在のFFレートは5.33％ですから、最低でもあと1回の利上げがあることを予想しているようですが、債券市場と株式市場には大きな乖離があるようです。
多くの利下げはなさそうね！
NY連銀総裁は年内利下げを示唆
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレは目標に向かっていると確信した上で、年内に利下げをする可能性は高いと述べています。
同氏は景気は正しい方向に向かっていると考えているようですが、同時に多くの経済指標を目にしたいとも発言しています。
この辺りは他のFRB高官と同様の考えのようです。
市場予想はもうすっかり5月までの利上げはないことを織り込んでいますね。
6月にもあるか怪しいもんやな
ベゾス、エヌビディアなど人型ロボット開発へ出資
アマゾンの創業者のジェフ・ベゾス氏や半導体大手のエヌビディアなどが、ヒト型ロボットを開発するフィギュアAIに出資しているという。
フィギュアAIはスタートアップ企業ですが、すでに6億7500万ドルを調達しており、ベゾス氏は1億ドル、マイクロソフトは0.95億ドル、エヌビディアとアマゾンは5000万ドルを提供しているとのこと。
チャットGPTはAI旋風を巻き起こしたのがおよそ1年3ヶ月前、そこからエヌビディアなどのAI関連銘柄が爆上げしていますが、AIの需要はまだ始まったばかりのようです。
ここから10年はAI需要は続きそうね！
昨日の注目決算
昨日発表された注目決算をピックアップしました。
【2/23】
WBD（ﾜｰﾅｰ･ﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞ）▲9.94%
決算内容を確認するならmoomooアプリが便利です。
経済指標を確認するのに
moomooアプリが便利よ
2月の注目イベントについて
2月の経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
・2/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/29 PCEデフレーター
・2/29 シカゴ購買担当者景気指数（PMI）
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
【2/23米国市場の値動き】
・S&P500…+0.03%
・ダウ…+0.16%
・NASDAQ…▲0.28%
・長期金利は4.258に急落
【経済トピックス】
・FRBの追加利上げの可能性を示唆
・NY連銀総裁は年内利下げを示唆
・ベゾス、エヌビディアなど人型ロボット開発へ出資
昨日の米国市場は前日のお祭りから一転、おとなしい相場となりました。
今期の決算発表もエヌビディアの決算でクライマックスとなり、今後は再び経済指標に注目が集まりそうです。
政策金利の動向に市場が乱高下することが予想されますが、それでもAI関連銘柄はこれまで通りの上昇が期待できそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
レッツ エンジョイ ライフ！
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