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Follow @RamTky昨日の米国市場は大きく下落しました。
発表された消費者物価指数(CPI)が予想よりも上振れたことで、市場に広がった楽観が少し引き締まったようです。
問題はこのインフレ鈍化は一時的なモノなのか、今後もインフレ減速は鈍化してしまうのかという点です。
今後の経済指標を注意していくしかありませんが、もしもインフレ再熱なんてことがあるようだと米国市場の下落は止まらないでしょうね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
2/13 米国市場の値動き
昨日の米国市場は久しぶりに大きく下落しました。
注目の消費者物価指数(CPI)が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…▲1.37%
・ダウ…▲1.35%
・NASDAQ…▲1.80%
CPIの発表があったプレマーケットからすでに売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後も売り圧力の方が強かったのですが、引けには買い戻される場面もありましたので明日に期待できそうです。
やっぱりCPIショック来たわね!
ハイパーグロース株もボロボロやな
長期金利(米10年債利回り)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.181から4.318に上昇しました。
先週から4.1台で落ち着いていた長期金利ですが、昨日は消費者物価指数(CPI)が発表されると急激に上昇しました。やはりといった感じですが債券市場も楽観が広がっていましたから、ネガティブサプライズがあれば今後も急騰する可能性がありますね。
そんな気がしとったわ
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることが分かります。
久しぶりのオハギャーね!
マグニフィセント7はすべて大きく下落していますが、エヌビディアの下げ幅は限定的でした。
ここまでマーケット全体が下落する中でも上昇していた銘柄をピックアップしておきます。
他にもLLY(イーライリリー)+0.77%やMA(マスターカード)+0.38%、V(ビザ)+0.27%などもプラスのパフォーマンスでした。
一方で、大きく下落した銘柄も多くMCO(ムーディーズ)▲7.94%、BIIB(バイオジェン)▲7.39%、IVZ(インベスコ)▲6.90%などがが急落しました。
この時期は決算発表によって急落する銘柄がありますが、米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが下落した1日となりました。
・生活必需品…▲1.13%
・ヘルスケア…▲1.18%
・エネルギー…▲1.37%
・金融…▲1.48%
・通信…▲1.55%
・資本財…▲1.59%
・公益事業…▲1.93%
・一般消費財…▲2.01%
・情報技術…▲2.02%
・不動産…▲2.13%
・素材…▲2.45%
久しぶりに全セクターが1%以上下げた1日となりました。2022年はこんな日が続いたのですが、下落相場に入ってしまうと連日こんな感じの相場になります。
下げ相場になると考えるのであれば、昨日のパフォーマンスが参考になります。生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブセクターが高パフォーマンスを見せる中、素材や不動産などの景気敏感セクターや、情報技術や一般消費財などのシクリカルセクターのパフォーマンスは優れなくなるでしょう。
こんな日が続かんで欲しいな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は大きく▲1.37%下落して、終値では4,953まで下げました。
先週末に5,000の大台に乗せたS&P500ですが、昨日の大きな下落によって再び5,000を割り込みました。
昨日発表のあった消費者物価指数(CPI)が上振れたことで、利下げ観測が遠のき株式は売られています。
どこかで調整が入ると考えていましたが、これが1日の下落で終わるのか数日続く調整なのかはまだわかりません。
今夜以降も続落する可能性あるわ!
FEAR&GREEDインデックスは、78から69に下がりGREEDへと変化しました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
上振れた1月の消費者物価指数(CPI)
昨日発表された1月の消費者物価指数(CPI)は、予想を上回る伸びを見せたことで市場に大きな影響を与えました。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…3.1%(予想…2.9%)
・前回…3.4%
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.2%)
・前回…0.2%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…3.9%(予想…3.7%)
・前回…3.9%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.3%)
・前回…0.3%
住居費は前月比0.6%上昇、食品価格や自動車保険、医療費の上昇。このあたりが今回のCPI上振れに寄与したようです。
インフレは後退して早期利下げを期待していた市場に対して、冷や水を浴びせる結果となりました。
3月FOMCではほとんどが利下げがないことを織り込み、5月の利下げ観測も徐々に少なくなってきました。
何だかんだ6月あたりになりそうね!
大都市で商業用不動産建築が激減
シカゴやニューヨークなどの大都市で続いてきた高層ビル建築は、昨年から減少に転じて2024年ではゼロとなることが見込まれています。
高金利とインフレ、オフィス需要の低迷が新規の開発意欲を減退させており、ますます商業用不動産需要が低下しているようです。
不良債権への不安が増大して銀行にまで飛び火しないことを祈るばかりですね。
金利が下がれば不動産も元気になるやろか
インフレ減速を評価するイエレン米財務長官
昨日発表されたCPIが上振れたことを受けてもなお、イエレン財務長官は『インフレ減速を評価している』と述べています。
総合CPIの前年同期比が3.1%に下げたことを強調していますが、重要視されるコアCPIが3.9%と変わらずでしたから、インフレが減速しているとは言えませんよね。
大統領選挙を控えて政治的なマイクパフォーマンスですね。
FRBの議長を務めていたころは、そんなワケの分からん発言はなかったのですが、立場が人を変えてしまうんでしょうね。
仕方ないことよ!
昨日の注目決算
昨日発表された注目決算をピックアップしました。
昨日のような地合いの悪い相場では、好決算を発表しても株価を上げるのは難しそうですね。
今週注目の決算発表について
今週も重要な企業決算が続きます。市場に影響のありそうな注目の決算スケジュールを確認しておきましょう。
決算内容を確認するならmoomooアプリが便利です。
2月の注目イベントについて
2月の経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
昨日の米国市場は全面的に大きな下落となりました。警戒していた通りCPIが上振れて長期金利は急騰しています。
株式市場も一時的な下落であれば良いのですが、今後もインフレの減速が見られないというのであれば、利下げ観測はさらに遠のきそうです。
FRB高官らは口をそろえて『もっと多くのデータを見たい』と言っているように、あと数ヶ月は経済指標を注視していく必要がありそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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