昨日の米国市場は久しぶりに比較的大きな下落となりました。
エヌビディアに対してネガティブなニュースがあったことで、相場全体にも重い空気が流れ込んだのかも知れません。
一方で、今週にはインフレ指標の発表があり、来週にはFOMCが控えていますので、市場はマクロ経済にも警戒しているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky12/9 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
エヌビディアに対するニュースがありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …▲0.61%
・ダウ平均 …▲0.54%
・NASDAQ100…▲0.84%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後も買い戻されることなく、引けにかけても弱い相場が続きました。
今週はマイナススタートね!
ハイパーグロース株もガタガタやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.155から4.204に上昇しました。
ドル円は再び円安方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることがわかります。
マグニフィセント7は4銘柄が上昇。AAPLが+1.61%と好調でしたが、その他は限定的な上げ幅。一方で、NVDAが▲2.55%と大きく下落しています。
相場全体では下落した銘柄の方が多かったのですが、上昇銘柄をピックアップしていきます。
ハーシーはモンデリーズから買収の提案を受けていることで株価を爆上げさせています。
一方で、大きく下落した銘柄も多かったようです。
このところ株価上昇が大きかった銘柄ほど売られた1日となりました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・素材 …+1.12%
・不動産 …+0.37%
・一般消費財…+0.15%
・エネルギー…+0.15%
・ヘルスケア…+0.12%
・生活必需品…▲0.45%
・情報技術 …▲0.69%
・資本財 …▲0.92%
・通信 …▲1.23%
・金融 …▲1.24%
・公益事業 …▲1.26%
素材が1%を超える大きな上昇でしたが、それ以外のセクターはぱっとしませんでした。
一方で、公益事業や金融、通信といったセクターは1%を超える下落となり、リスクオフの1日となったようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.61%下落して、終値では6,052まで下げています。
久しぶりに大きな陰線を残したS&P500ですが、およそ1ヶ月ぶりの大きな下落となりました。
とはいえ、3日分を吐き出しただけですので、トレンドへの影響はなさそうです。
今週には消費者物価指数(CPI)の発表を控え、来週のFOMCまで日が残っていませんので、警戒感は広がっているでしょうね。
金利据え置きの可能性もあるわ!
FEAR&GREEDインデックスは53から50に下げましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
中国が独禁法の疑いでエヌビディアを調査
中国が独占禁止法違反の疑いでエヌビディアの調査を開始しました。
エヌビディアのメラノックス買収に対しての疑いですが、中国企業を差別しない条件を問題に取り上げているようです。
まぁエヌビディアが中国に対して差別しないどうこうとかいう問題の前に、米当局から規制を受けていますのでどうしようもないことと、こんなことしても自国の首を絞めるだけだと思いますけどね。
それでも株価は下げたわね!
トランプ次期大統領はパウエル議長の続投を容認
トランプ次期米大統領は、就任後もパウエル議長を交代させる計画はないと述べました。
以前、パウエル議長は『大統領から退任を求められたら議長の座を明け渡すか』と質問された時にも『ノー』と答えていますね。
パウエル議長は、そもそもトランプ氏が前大統領の際に指名された議長ですが、前回トランプ氏の大統領就任期間中に『無能』呼ばわりされたこともありますので、両者の関係はどこまで良好かは疑問に感じています。
何かあったら攻撃されそうやな
米国株の成長エンジンM7は2025減速へ
過去数年にわたり米国市場をけん引してきた大手テクノロジー企業ですが、24年は34%増益予想に対して25年に18%の増益見込みと大幅減速が予想されています。
特にエヌビディアを除いた6社の増益見通しは、わずか3%にとどまるといったデータもあります。
投資家はすでに大型ハイテク銘柄を敬遠する動きが目立ち始めましたが、高すぎるバリュエーションが原因のようです。
爆上げはもう期待できないのかしら!
12月の注目イベントについて
12月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場は久しぶりに下落しました。
特にこれまで堅調だった銘柄ほど大きく下げており、逆に軟調だった銘柄に資金が流入したようです。
これが一時のことなのか、トレンドとなっていくのかによって投資方針は買えなければいけないかも知れませんね。
とりあえず今週のCPI、来週のFOMCを通過することで様子を見ていきましょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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