昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
2週間後にFOMCを控え、ブラックアウト期間前に入る前に当局者の発言にも注目が集まります。
一方で、日本のお隣韓国では戒厳令が宣布され、政治・経済に大混乱が起きています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky12/3 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
お隣の韓国では大混乱が起きているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+0.05%
・ダウ…▲0.17%
・NASDAQ100…+0.31%
プレマーケットからダウは買われていましたが、S&P500とナスダックは売られていました。
マーケットがオープンすると反対方向に変動がはじまり、その後は3指数ともに買い戻されていきました。
買い支えはありそうね!
ハイパーグロース株はそこそこやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.196から4.228に上昇しました。
ドル円は再び円高方向に向かっていますね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったことが分かります。
マグニフィセント7はTSLAが▲1.59%下げた以外は上昇しており、特にMETAが+3.51%と大きく上げています。
相場全体が元気という訳ではありませんが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
AT&Tは今後の通期ガイダンスが明るいと発表したことで株価を急騰げさせています。
一方で、大きく下落した銘柄も多くMCHP(マイクロチップ・テクノロジー)▲7.0%、INTC(インテル)▲6.10%、ON(オン・セミコンダクター)▲5.60%、FDX(フェデックス)▲4.66%、SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)▲4.26%、STX(シーゲイト)▲4.23%などが下げています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・通信 …+1.02%
・情報技術 …+0.61%
・エネルギー…+0.25%
・素材 …+0.19%
・一般消費財…+0.10%
・ヘルスケア…▲0.24%
・生活必需品…▲0.27%
・資本財 …▲0.45%
・金融 …▲0.47%
・不動産 …▲0.59%
・公益事業 …▲0.85%
通信と情報技術は連日で大きな上げとなりましたが、相場全体ではそこまで楽観していないようです。
セクター別のトレンドは昨日とさほど変わりなく、投資家のマインドは同じような場所にあるようです。
クリスマスラリーはこのようなセクターが上がりやすいのかも知れませんね。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.05%上昇して、終値では6,049まで上げています。
今年55回目の高値更新をしたS&P500ですが、昨日はわずかな上昇でなんとか6,000台をキープしています。
出来高は上がっていませんので、材料ひとつで簡単に6,000を割り込む状況だと言えそうです。
RSIも70に近付いていますので、かなり割高だといえそうです。
とはいえ、何か悪材料がない限りはもう少し続伸してくれそうですね。
きれいな右肩上がりね!
FEAR&GREEDインデックスは67から62に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を超えて増加した10月の求人件数
10月の米求人件数は予想を上回り774万4000件に増加しました。
予想の751万9000件を上回っただけでなく、前月の737万2000件も大幅な増加となりました。
要因としてはレイオフ件数が減少したことや、専門職・ビジネスサービスと宿泊・飲食サービスの労働需要が高まったこと。
年末までは労働需要は高いままかと思いますが、年が明けたらサービス業の需要は低下しレイオフも増えてくると予想されます。
雇用は安定してるわね!
SF連銀総裁は利下げ継続がメインシナリオ
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、堅調な労働市場を背景に『経済に合わせて政策金利を下げ続けなくてはならない』と語りました。
12月FOMCでの利下げについては確実ではないとしながらも、既定路線は政策金利引き下げ継続のようです。
あと二日でブラックアウト期間になってしまうため、今週は当局者の発言が多くなってきました。
このままいけばもう一回の利下げも可能かと思われますが、明後日の雇用統計がもっとも重要な指標になると考えています。
上振れしたら市場も混乱やな
72%は12月に利下げがあるとか予想されていますね。
韓国大統領が戒厳令で経済麻痺
韓国の尹大統領は緊急の国民向けテレビ演説を行い、「非常戒厳」を宣布しました。
『韓国はすぐに崩壊してもおかしくない』と発言したことも含めて、韓国の経済は大混乱に陥りました。
与野党によるいざこざがマックスに到達したことによる戒厳令だったようですが、すでに国会議員の反対に屈して解除したようです。
為替や債券市場にも影響があったわね!
12月の注目イベントについて
今週からは12月になりましたので、年末までのスケジュールの確認をしておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
韓国では政治不信から経済にも混乱が波及していますが、株式には政治リスクもあるということを再認識させられました。
続伸が続く米国市場ですが、割高相場が続くようだと材料ひとつで急落なんてこともありますので、心構えは常にしておきたいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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