【軟調だった半導体銘柄の復活】クリスマスラリーは始まったのか

昨日の米国市場は2日連続の上昇となりました。

先週の水曜日には今年1番の下落をしていましたが、どうやらクリスマスラリーが始まったようです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

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12/23 米国市場の値動き

昨日の米国市場は上昇しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。

その後反転すると、ナスダックを中心に引けにかけて上昇していきました。

10年債利回り（長期金利）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の4.566から4.589に上昇しました。

ドル円は再び円安方向に向かっています。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったように見えます。

マグニフィセント7は6銘柄が上昇して、NVDAが+3.69%、METAが+2.50%、TSLAが+2.27%、GOOGが+1.684%と上げています。唯一下落したのはMSFTで▲0.31%と小幅な下げ。

上昇銘柄が目立つ中で、半導体とヘルスケアが好調でした。

一方で、大きく下落した銘柄もありました。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

昨日は多くのセクターが上昇するリスクオン相場となりました。

特に情報技術やヘルスケア、通信は1％を超える大きな上昇。

一方で、生活必需品と資本財はマイナスとなりました。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+0.73上昇して、終値では5,974に上げています。

先週の水曜日には大きく下落していたS&P500ですが、2日連続で大きな反転となりました。

50日移動平均線がレジスタンスになってしまうことを心配しましたが、何の問題もなく一瞬で突破しましたね。

しかし、先週金曜日は出来高も大きかったのですが、昨日は出来高が細っていました。

今週から機関投資家は休んでいるところも多いので、これからは個人投資家によるクリスマスラリーの開始となりそうです。

FEAR&GREEDインデックスは28から30に上げましたがFEARのままです。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

12月消費者信頼感は3ヶ月ぶり低下

昨日発表された12月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は、104.7と3ヶ月ぶりの低下となりました。

予想の113.2を下回り、前月の112.8（速報値111.7）からも大幅に下げています。

回復傾向にあった消費者信頼感は12月まで続かなかったようです。

テック幹部がトランプ氏と相次ぎ会食

テクノロジー業界で影響力のあるリーダーらは、相次いでトランプ次期大統領と会食をしているとのこと。

メタのマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾス、グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリンなそ。

自社や自分自身が、ソーシャルメディア上でトランプ氏の攻撃対象になりたくないとの思惑のようです。

2016年の初当選時には距離を置く要人が多い中で、今回は対象的な状況となっています。

バイデン政権が中国半導体を調査へ

バイデン米政権が中国の製半導体に関して調査を開始したことで、次期政権が新たな関税をとりやすくするお膳立てをしました。

中国で製造されるレガシー半導体（AIのような最先端ではなく自動車や航空機、医療機器、通信機器）が対象とのこと。

コロナ禍の時のようなサプライチェーンのひっ迫を避けることが目的のようです。

12月の注目イベントについて

12月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

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昨日の米国市場はナスダックを中心に大きく上昇しました。

やはり先週の大きな下げは単なる押し目だったようです。

今週からクリスマスラリーが期待されていますが、今月もプラスで終えることができるといいですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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