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【ドル高だけど買い場ってことでいい?】リバウンドに失敗した米国市場

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市場分析

昨日の米国市場は下落しました。

前日のFOMCの影響が残る中で、市場には警戒感が広がっているようです。

ダウが11日連続の下落を回避できたことは朗報でしたね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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12/19 米国市場の値動き

昨日の米国市場は前日に続けて下落しました。

為替は急激にドル高に向かっているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500   …▲0.09%
・ダウ平均  …+0.04%
・NASDAQ100…▲0.47%

プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。

その後何度か反発する場面もありましたが、引けにかけては強めに売られていきました。

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リバウンド失敗ね!

リッヒ
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ハイパーグロース株はまちまちやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム) …▲0.54%
・COIN(コインベース) …▲2.12%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.53%
・DDOG(データドッグ) …▲2.18%
・DOCS(ドキシミティ ) …+5.73%
・MQ(マルケタ) …+1.08%
・U(ユニティ) …▲0.36%

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.520から4.566に上昇しました。

ドル円は大幅に円安方向に向かっています。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

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上げきれなかったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇して、NVDAが+1.37%、AMZNも+1.26%と好調。下落は3銘柄でTSLAが▲0.90%と比較的大きめな下げ。

前日には大きな下げ相場だったため、大きくリバウンドする銘柄もあると考えていましたが、そこまで多くはありませんでした。

昨日大きく上昇した銘柄

・DRI(ダーデン・レストランツ)…+14.74%
・ACN(アクセンチュア)…+7.06%
・GEV(GEベルノバ)…+4.94%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+4.47%
・PLTR(パランティア)…+3.78%
・FDS(ファクトセット)…+3.53%
・KMX(カーマックス)…+3.45%
・VST(ビストラ・エナジー)…+3.24%

DRIは決算発表で売上高予想を上回ったことが好感されています。

一方で、大きく下落した銘柄は多かったようです。

昨日大きく下落した銘柄

・LW(ラム・ウェストン)…▲20.10%
・MU(マイクロン)…▲16.18%
・VRTX(バーテックス)…▲11.37%
・CTAS(シンタス)…▲10.57%
・AMTM(アメンタム)…▲6.89%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…▲6.17%
・LRCX(ラム・リサーチ)…▲5.31%

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち3セクターが上昇7セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・公益事業 …+0.77%
・金融   …+0.27%
・情報技術 …+0.07%
・一般消費財…±0%
・通信   …▲0.01%
・資本財  …▲0.33%
・エネルギー…▲0.52%
・生活必需品…▲0.54%
・ヘルスケア…▲0.59%
・素材   …▲0.99%
・不動産  …▲1.53%

前日の大きな下げから続けて元気のない相場となりました。

公益事業や金融などは何とかプラスのリターンでしたが、多くのセクターはマイナス。

特に不動産や素材といったセクターは大きな下落をしています。

それでもクリスマスラリーを取りたいのであれば、ある程度リスクのあるセクターに資金を置いておく必要がありそうですね。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.09下落して、終値では5,867に下げています。

前日に大きな下落に見舞われたS&P500ですが、昨日はリバウンドすることはできませんでした。

50日移動平均線をレジスタンスに押し戻されてしまい、上昇トレンドが終わってしまう可能性がありそうです。

クリスマスラリーを期待したいところですが、年末に向けて機関投資家による利益確定も追い打ちをかけそうですね。

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6,000を回復して欲しいわね!

FEAR&GREEDインデックスは34から23に下げ、FEARからEXTREME FEARに変わりました。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

米GDP7-9月を3.1%に上方修正

昨日発表された米実質国内総生産(GDP)確報値は、改定値の2.8%増から上方修正されて前期比年率3.1%増となりました。

個人消費が3.7%増と大幅な伸びを見せ、米国の経済基盤を支えているようです。

サービスへの支出が数字を押し上げていますが、いずれは景気は減速すると予想されています。

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今のところは順調ね!

高金利でも中古住宅販売件数が増加

11月の中古住宅販売件数は半年ぶりに400万戸を上回り、住宅ローン金利が6%を上回るなかでも住宅の需要は高まってきたようです。

消費者は現在の高金利に慣れてきており、それに見合った収入増が消費の後押しをしているようです。

2025年の政策金利の引き下げペースも鈍化することが予想される中で、6%超えの住宅金利も向こう2年間は下がることはないとも言われています。

リッヒ
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日本では考えられん水準やな

トランプ氏と下院共和党が政府機関閉鎖回避へ合意

トランプ次期大統領と下院共和党が債務上限の2年間停止に合意したことで、政府機関閉鎖回避へとつながりました。

つなぎ予算案に反対していたトランプ氏とイーロン・マスク氏でしたが、手のひら返しで新たなパッケージを称賛しています。

それにしてもアメリカの政府って、いつになってもこのような茶番を続けるんですね。

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毎年やってるわね!

12月の注目イベントについて

12月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

12月の注目イベント

・12/20 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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経済指標を確認するのに
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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【12/19米国市場の値動き】
・S&P500   …▲0.09%
・ダウ平均  …+0.04%
・NASDAQ100…▲0.47%
【経済トピックス】
・米GDP7-9月を3.1%に上方修正
・高金利でも中古住宅販売件数が増加
・トランプ氏と下院共和党が政府機関閉鎖回避へ合意

昨日の米国市場は前日の大きな下落から回復することはできませんでした。

とはいえ、米経済が突然弱くなった様子はありませんので、一時的な押し目と考えても良さそうですね。

日本人投資家としては為替が1ドル158円近くまで上がったことで、ドル転を躊躇してしまう人もいるでしょうね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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