昨日の米国市場は大きく下落しました。
FOMCでは予想通りの0.25%利下げが実施されましたが、パウエル議長のタカ派な発言や2025年のインフレ再燃などが不安視され、株式市場に悲観が拡がりました。
ほとんど予測の範囲内かと思ったのですが、意外と織り込まれていなかった模様。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/18 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
FOMCによって相場が一転しましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …▲2.95%
・ダウ平均 …▲2.58%
・NASDAQ100…▲3.60%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
しかし、FOMCの声明文が発表されると相場は一転。パウエル議長の会見が始まるとさらなる急落が待っていました。
思いのほか下げたわね!
ハイパーグロース株もボコボコやな
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.395から4.520に急騰しました。
ドル円はさらに円安方向に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく下落していることが分かります。
見たくないわ!
マグニフィセント7はすべて急落。TSLAが▲8.28%、AMZN▲4.60%、MSFT▲3.76%と大幅に下げています。
一方で、相場全体が下落する中でも保険関係だけは上昇していますね。
一方で、大きく下落した銘柄は多かったようです。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが下落した1日となりました。
・生活必需品…▲1.74%
・ヘルスケア…▲1.99%
・エネルギー…▲2.68%
・公益事業 …▲2.72%
・資本財 …▲3.07%
・通信 …▲3.14%
・情報技術 …▲3.14%
・金融 …▲3.32%
・素材 …▲3.38%
・不動産 …▲4.02%
・一般消費財…▲4.41%
全面的にはリスクオフ相場で、今年最大級の下落幅となりました。
それでもディフェンシブセクターの下げ幅は、比較的限定的だったといって良いでしょうか。
前日にもディフェンシブセクターでリスクヘッジしておくことを推奨しましたが、こんなにすぐに大きな下落が訪れるとは思っても見ませんでした。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲2.95下落して、終値では5,872に下げています。
12月に入りほぼ横ばいだったS&P500ですが、昨日はついに大きな下落となってしまいました。
6,000の大台をあっさり切ってしまい、50日移動平均線も下回りました。
今年一番の下落となった1日ですが、来年に向けて不安も膨らんでいます。
これが1日で終わるのか、長い陰線がベアリッシュリバーサルとなりトレンド転換となってしまうのかは、今後の相場を見守らなければ判断できませんね。
楽観はなくなったわね!
FEAR&GREEDインデックスは52から34に下げNEUTRAからFEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
0.25%利下げFOMCタカ派なパウエル議長
12月17-18両日で行われたFOMCでは、予想通りの0.25%利下げが実施されFFレートは4.25ー4.5%になりました。
3会合連続の政策金利引き下げとなりましたが、来年の利下げ予想が4回から2回に引き下げられたことや、インフレの再燃予想が示されたことがタカ派と捉えられました。
・政策金利は0.25%引き下げ
・賛成が11人反対が1人
・3会合連続の利下げ
・ピーク時から1.0%引き下げ
・FFレートは4.25-4.5%へ
・25年の利下げ予想は2回に減少
・失業率を4.3%と予想
・経済成長率は2.1%と予想
・25年末のインフレ予測は2.5%
・9月予想の2.1%から引き上げ
パウエル議長は『顕著に景気抑制の度合いが弱まった』と語ると同時に『政策は依然として景気抑制的』と付け加えながら、『利下げを継続する方向にある』と指摘しました。
全体的にタカ派ね!
市場も2025年には2回の利下げと予想していますね。
マスク氏がつなぎ予算に反対表明
トランプ次期米政権で政府効率化省に起用されたイーロン・マスク氏が、共和党のマイク・ジョンソン下院議長が可決を目指すつなぎ予算案に反対を表明しました。
災害救援基金の補充や農業関連支出などは、過度な支出と批判しています。
政府機関の閉鎖を回避するための期限は20日までのため、交渉の余地はほとんど残されていません。
ついにイーロン・マスクはここまで影響力のある人物になったのだと実感しますね。
凄すぎる人やな
マイクロン売上高見通し大幅に下回る
アフターで決算発表のあった半導体メモリーメーカーのマイクロン(MU)は、来期の売上高見通しが予想を大幅に下回りました。
時間外で株価は▲16.12%急落しています。
スマホやパソコンの需要低迷が要因とのことですが、AI関連の受注は好調とのこと。
同社の株価は6月の高値から▲43%の急落となりますが、半導体関連企業の中でもパフォーマンスはワーストに近いですね。
損切りするか悩んでるわ!
12月の注目イベントについて
12月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールの確認をしておきましょう。
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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昨日の米国市場はFOMCの影響を受けて大幅に下落しました。
0.25%利下げと25年の利下げ回数については、ほとんどが市場予想通りだったのですが、市場は株価には織り込んでいなかったようです。
とはいえ、利下げシナリオが崩れたわけでもなく、米経済は堅調と判断するのであれば一時の買い場でしかないのかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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