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【エヌビディア1日遅れの急落】経済も消費も堅調な米国市場

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市場分析

昨日の米国市場は連日でダウを中心に上昇しました。

一方で、エヌビディアは決算発表後の1日遅れで大きな下落となりました。

大型株も下落が続いており、どうやら小型株に資金が流出しているようです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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11/22 米国市場の値動き

昨日の米国市場はダウを中心に上昇しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.35%
・ダウ…+0.97%
・NASDAQ100…+0.17%

プレマーケットでは値動きのなかった相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に上昇していきました。

その後は慎重な相場が続き、大引けには買われた1日となりました。

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またダウが強かったわね!

週間ベースで見るとS&P500は+1.68%、ダウは+1.96%、ナスダック100は+1.87%の上昇となりました。

リッヒ
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ハイパーグロース株もイイ感じやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+1.23%
・COIN(コインベース)…+3.19%
・CRWD(クラウドストライク)…+4.11%
・DDOG(データドッグ)…+7.63%
・DOCS(ドキシミティ )…+0.42%
・MQ(マルケタ)…+2.27%
・U(ユニティ)…+4.76%

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.420から4.406に低下しました。

ドル円はさらに円安方向に向かっていますね。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることがわかります。

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。特にNVDAが▲3.22%と急落する中でTSLAが+3.80と好調が続きます。

最近は小型株の方がパフォーマンスが良いようですが、大きく上げた銘柄をピックアップしていきます。

昨日大きく上昇した銘柄

・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+11.62%
・CPRT(コパート)…+10.19%
・MRNA(モデルナ)…+7.48%
・DECK(デッカーズ)…+5.63%
・GM(ゼネラルモーターズ)…+5.12%
・PLTR(パランティア)…+4.87%
・EL(エスティローダー)…+4.62%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+4.28%

SMCIは連日の急騰ですね。1週間で+78%も暴騰をしています。

一方で、大きく下落した銘柄も多くINTU(インテュイット)▲5.68%、PANW(パロアルトネットワークス)▲3.61%、NTAP(ネットアップ)▲3.43%、VST(ビストラ・エナジー)▲2.81%、HCA(HCAヘルスケア)▲2.20%、DXCM(デクスコム)▲2.19%などが下げています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇2セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・資本財  …+1.30%
・生活必需品…+1.16%
・一般消費財…+1.00%
・金融   …+0.99%
・不動産  …+0.77%
・エネルギー…+0.52%
・ヘルスケア…+0.50%
・素材   …+0.47%
・情報技術 …+0.11%
・公益事業 …▲0.26%
・通信   …▲0.51%

資本財や生活必需品などの3セクターが1%を超える大きな上昇を見せ、ディフェンシブセクターの好調が続きます。

一方で、通信と公益事業はマイナスでしたが、情報技術もイマイチ。

週間ベースでは11セクター全てが上昇しましたが、素材、生活必需品、エネルギー、資本財が3%を超える大きな上昇となりました。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+0.35%上昇して、終値では5,969まで上げています。

1週間すべてにおいて陽線で取引されたS&P500ですが、先週の大きな下落を今週だけでほとんど回復させています。

過去最高値まであと0.54%にまで戻していますので、来週にでも更新される期待が高まります。

50日移動平均線にもシッカリ支えられていますので、このままクリスマスラリーにつながってくれるといいですね。

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11月は+4.63%上げてるわ!

FEAR&GREEDインデックスは58から61に上げてGREEDのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

企業活動が2022年以来のペースで拡大

11月のPMI(速報値)が発表されましたが、米企業活動は拡大が続いているようです。

11月のPMI

【製造業】
結果…48.8(予想…48.8)前月…48.5
【サービス業】
結果…57.0(予想…55.2)前月…55.5
【総合】
結果…55.3(予想…54.3)前月…54.1

サービス業の活動拡大が動力源になっているようですが、2022年4月の活動水準にまで回復しています。

製造業はまだ拡大圏内に回復していませんが、次期トランプ政権への期待によって見通しが改善されているようです。

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インフレは少し心配ね!

ミシガン大消費者マインド下方修正

米ミシガン大学消費者マインド指数は前月よりも上昇しましたが、速報値の73.0よりは下方修正されました。

ミシガン大学消費者信頼感指数

【11月】(確報値)
□結果…71.8(予想…73.9)
 前月…70.5
□1年先インフレ期待…2.6%
 市場予想…2.7% 前月…2.7%
□5-10年先インフレ期待…3.2%
 市場予想…3.1% 前月…3.0%

国民の多くはトランプ次期大統領の経済政策に期待しているようですが、関税引き上げ、不法移民の強制送還、減税などが経済成長の妨げになるとも考えられています。

リッヒ
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トランプさんは経済に強いから大丈夫やろ

アマゾンがアンソロピックに40億ドル追加投資

アマゾンはAIスタートアップのアンソロピックに40億ドル追加投資することを明らかにしました。

オープンAIのライバルとして知られるアンソロピックですが、アマゾンはすでに40億ドルの投資をしていました。

今後のAWSの成長はアンソロピックにかかっているのかも知れませんね。

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今後の成長が楽しみね!

11月の注目イベントについて

11月も残りわずかとなりましたが、重要な経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。

11月の注目イベント

・11/28 PCEデフレーター
・11/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【11/22米国市場の値動き】
・S&P500…+0.35%
・ダウ…+0.97%
・NASDAQ100…+0.17%
【経済トピックス】
・企業活動が2022年以来のペースで拡大
・ミシガン大消費者マインド下方修正
・アマゾンがアンソロピックに40億ドル追加投資

昨日の米国市場はダウを中心に上昇しました。

前日の決算後には株価を回復させていたエヌビディアですが、1日遅れで売り注文が殺到しました。一時的な利確の動きだと思いますので、まだまだ株価は上を目指せると考えています。

一方で、経済と消費は相変わらず堅調ですが、今年はリセッションが起こるって言っていた人はどう思っているんでしょうかね。

やはり予想などは何ひとつあてにはなりませんから、どんな状況でも自分の判断で動けるようにしておきたいですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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